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JAMES FRANCO 2017

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JAMES   FRANCO   2017 ジェイムス フランコが監督兼主演の「 THE DISASTER ARTIEST」(被害をもたらすアーテイスト)(17)が晴れてゴールデングローブ賞の 喜劇・ミュージカル部門の主演男優賞候補に。 実在の映画界の変人、トミー ワイゾー、Tommy Wiseau を演じてのノミネーションです。 共演は実弟のデーヴ フランコ、映画業界の話なのと、ジェイムスの交友関係が広いので、大勢のスターがカメオ出演して、なんとも珍妙で非現実的なストーリーに「愉快要素」を加えています。 ジョニー デップが「エド ウッド」(94)と言う映画で演じた奇妙な監督と共通しているハリウッドに現れた不思議な存在を残した「奇才」のドラマと言えましょうか。 彼らよりはるかに有名で、才能もあるジェイムスですが、自分のしたいことをあえて勇敢に実行してしまうところなどトミーにそっくりで、だからこそジェイムスは映画化したかったのでしょう。 1978年4月19日、カルフォルニア州のパロ アルト(名門スタンフォード大がある街)に生まれ、現在まだ39歳ですが、映画テレビの出演数が148本と膨大なのも彼のエネルギーと情熱の賜物です。 父親はシリコン バレーの重役、母御は時たま女優をしたライターだそうで、恵まれた家庭に育ちました。 ロスアンジェルスのUCLAに入学、悩みの内向性を克服するために演劇部に入ったそうで、ここから彼のパーフォーマンス入魂が始まったそう。 両親はジェイムスの演劇活動にあまり気乗りではなかったものの、結局は好きな道に進ませようというリベラルな親だったようです。 初めて会ったのはジェイムス デイーンをルックスもそっくり、何しろ迫真の演技を見せてハリウッドのメジャーで衝撃のデビューをした「デイーン」(01)の時。 新人のくせにかなり慣れた態度をしていたのは、恥ずかしさを隠すためだったでしょうが、俳優たちはインタヴューでもパーフォーマンスをしますから、すでにスターの兆しが見えてました。 この役ですぐにゴールデングローブ主演賞(テレビ部門)を受賞しています。 以来、ありとあらゆるジャンルの映画に出ては、独特の「風変わりで、愉快な」雰囲気を出してきました。 監督業にも早くから積極的で、すでに38本も手がけていますし、制作活

FRANCES MCDORMAND 2017

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FRANCES   MCDORMAND  2017 大好きな不思議畑の女優、フランシス マクドーマンドが再び2018年のゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされました。 「THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING MISSOURI」 (17)(ミズーリ州エビングの外にある3個の看板) という長くて、変な題名なのも彼女の映画らしいのですが、 娘が暴行殺害され、警察の捜査に不満な母親(もちろんフランシス)が業を煮やして自費で、自宅の近くに3個の大看板を立て、そこに不能な警察のバカヤローってな文句を表示するというお話です。 ちなみにエビングというのは架空の街ですって。 警察署長がウデイー ハーレルソンで、妙に悲しく、おかしい存在なのですが、それよりその下で働く サム ロックウエルの大馬鹿言動があまりに酷くて、同時にリアルで、大爆笑ものなのです。もちろんサムも助演賞候補になりました。 監督がまたユニークで、英国人のマーテイン マクドナー、 「イン ブリュージス」(08)これも最高に笑わせてくれるおばか悪党の話、「セブン サイコパスス」(12)などの映画を監督してますが、それより脚本家として有名です。 マーテインはフランシスを置いて他にこの役を演じられる女優はいないと話してますが、本当にこの役は彼女のために生まれてきたと思いました。 もともと自己宣伝やメークアップ、ドレスアップなどを拒否してきた独立心豊かで、オリジナルの活動をしてきたフランシスですが、最近になってそのユニークな変人性が強くなり 宣伝活動をするアシスタントたちを悩ませているようなのもなんとも微笑ましいかぎり。 1957年6月23日 イリノイ州シカゴ生まれですから、現在60歳。 最近は「ムーンライズ キングダム」(12)、「ヘイル シーザー」(16)などに顔を出してきましたが、今回の「スリー ビルボーズ」が彼女の魅力を最大限に生かした最もパワフルな主役と言えます。 この後の引用はこのブログの2012年6月14日のもの。 ブログのスターの名前で検索できるのを知ってもう1度掲載してみました。 2017 「スリー ビルボーズ。。」ウデイー ハーレルソン と。 看板を立てて警察に抗議する母親。 2000  「あの頃 

SALLY HAWKINS 2017

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SALLY  HAWKINS   2017 今シーズンの賞候補の本命がサリー ホーキンズです。 メキシコの鬼才、ギレルモ デルトロが監督した 「ザ シェイプ オブ ウオーター」(17)で孤独で、 真面目な啞の女性を演じています。彼女がふとしたことで、仕事場に現れた 海の怪獣のような生物と恋に落ちるという、ユニークなロマンス、デルトロならではの限界のないイメージが広がって、画面はほとんどが緑色っぽく、見ている人々が深海の中に浸っているような気分にさせてくれます。 ゴールデン グローブ賞では最多の7部門にノミネートされていますし、他の賞でもダントツ、このままアカデミー賞に最強の映画として前進しそうな勢いです。 サリーは「ブルー ジャスミン」(13)でリッチでわがままなケイト ブランシェットの妹役を神妙に演じて、アカデミー賞の候補になったり、「ファクトリー ウーマン」(10)では自動車工場に働くブルーカラーの女性を勇ましく演じたり、世界中が彼女の名前を知った「ハッピー ゴー ラッキー」(07)では逆境にもめげず、毎日スキップしているようにハッピーな女性を演じるなど、労働者階級の恵まれない女性という役がほとんどです。 昨年は「モーデイー」(16)という映画で、関節炎のために手足がよく動かないハンデイキャップの女性がハッピーな絵を描き始めて自分の価値を得ると言う、やはりサリーならではの映画に主演しました。 当人も控えめで、謙虚で、寂しい笑いを浮かべる静かなパーソナリテイーの持ち主で、背景に混じってしまう、スター性ゼロの女優。 蛇が大嫌いで、ピアノを弾くのが大好きだそう。 1976年4月27日、英国はロンドン生まれ、両親は絵本作家、王室演劇学校を98年に卒業。 2013  BLUE JASMINE 「ブルー ジャスミン」でゴールデングローブ授賞式へ。 ケイト ブランシェット と。 共演者たちからはいつも絶賛の声が集まり、ケイト ブランシェットとは本物の姉妹の方に仲良くなってます。 「モーデイー」で共演したイーサン ホーク は「今までで一緒に働いた中でも最も才能がある女優!」と褒めていました。 2007 HAPPY GO LUCKY 「シェイプ オブ ウオーター」で海から来たの怪物を見るオ

GOLDEN GLOBE 75 ANNIVERSARY

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GOLDEN GLOBE 75TH ANNIVERSARY 今年最後にして最も大きなホリデー パーテイーを紹介しましょう。 12月8日、ゴールデングローブ賞の75周年を記念して、 パラマウント スタジオで開催されたイベントで、ゲストのスター、スタジオの常連、パブリシスト、業界関係者たちが勢ぞろいの歴史的アニバーサリー パーテイーとなりました。 75年間の記念的瞬間をまとめた、1時間半のビデオを紹介することもあって、このスタジオの大きな試写室を使ったのです。しかしロビーが狭くて大勢のお客が入りきらないこと、恒例のダンスをするためのバンドとダンスのスペース、などなどの理由で、パーテイー会場は戸外となりました。 メジャー スタジオですから、クリスマスのデコレーションは特級で、全てが輝いて、それは綺麗ですが、いくらそこかしこにヒーターが設置してあるとはいえ、12月の寒さが忍び寄って、コートを脱いて、せっかくのドレスを見せる勇気が出ません。もちろん若い女性たちはのびのびと肢体を披露していますが。 戸外なので、夕食のメニューはシンプルで、ターキー、ハム、ポテト、サラダ、マカロニチーズ、その代わりドリンクは豊富で、シャンペン、ワイン、ウイスキー、スピリッツも多種あって、寒さを忘れるようにの試みかも。 軽快な音楽のバンドがダンスフロアーに招いても、なかなか集まりません。いつも真っ先に飛び出すジャネットが私たちのテーブルまで誘いに来ます。 誰かのゲストの若い女性が、ほとんど裸のようなドレスで、華やかに、セクシーに踊っている横で、シニアの私たちもちょっとだけ参加。 誘い水になったようで、かなりの人々がダンスを始めました。 ゲストのスターの一人、カイル マクラクランとちょっとおしゃべり。人気テレビシリーズ「ツイン ピークス」(1990と2017)のデイル クーパーと言うエージェント役でゴールデン グローブ賞にノミネートされています。1958年2月22日、ワシントン州のヤキマで生まれてますから、間も無く59歳! いつものホリデー パーテイーはホテルの中、もっと居心地良い豪華なセッテイイングですから、食べ物もずっと種類があって、ダンスも盛んなのですが、やはり外ということと あまりに大勢 人が招待されたせいでしょう、親密感にかける1大パーテイーとな