風と共にハリウッド

HARRISON  FORD  2020 ハリソン　フォード、今年の７月１３日に７８歳。 相変わらずマイペースで頑張っています。 新作「野生の呼び声」THE CALL OF THE WILD（２０）ではアル中の爺さんの役を コンピューター制作の犬たちと一緒に楽しそうに演じて、 いつものちょっと鼻しろみがちで演じている英雄的な役よりずっとイキイキとして見えます！ 人気作家ジャック　ロンドン JACK LONDON 原作の１８９０年頃のカリフォルニアのゴールドラッシュを背景にアラスカのユコンの自然に戻るそり犬の話は既にチャールトン　ヘストン CHARLTON HESTON 主演の同題の映画（７２年）が知られていますが今回はさらに娯楽要素が強くなって、コンピューターで創られた犬たちが大活躍。 「本物の俳優がバック BUCK（主人公の犬）を演じていてね、彼がもう信じられないほど巧くて、犬になりきっていて、僕とのやり取りが非常に自然に、情感に溢れたものになったのだよ。ブルースクリーンをバックに犬の形をしたものと共演しているわけでなくて良かった。 家族全員で見てもらいたい、自然の美しさと恐ろしさを描いた冒険ドラマです」 と珍しく映画の宣伝までしていました。 ハリソン演じる爺さんがウイスキーを美味しそうに飲むので彼自身の好きな飲物はと聞くと 「コーヒー。朝から晩までコーヒーを飲んでいる。夜になったらちょっぴりワインやらウイスキーをたしなみますがね」 とテーブルの上のコー匕ーをガブガブ飲んでいました。 「インディアナ　ジョーンズ」INDIANA JONES　 の新作が目下準備中だそうで久しぶりのインディアナ役に興奮している様子も微笑ましくて、歳とともにメロウに、遥かにお気楽になってきたハリソンにより親しみを感じました。 １９８６年の「モスキトーコースト」以来、約３０回ぐらいインタヴューしてきましたが、人気２枚目の時代は本当にとっつきにくいハリソンだったのです。 １９９５「サブリナ」左から　グレッグ　キネア、ハリソン、私、ジュリア　オーモンド、　　　　　　　　　監督のシドニー　ポラック。 ２０２０　「荒野の呼び声」 ２０２０　「野性の呼び声」の時。コーヒーをガブガブ飲んでます。

WALES AND WELSH STARS. ３月６日に英国から戻って以来コロナ危機で自宅軟禁。 ２日前から公園、ビーチ、ハイキングコースといった戸外の リクリエーション場所も全て閉鎖となって午後６時以降の 不必要な外出も禁止、毎日大統領、州知事、市長の警告に溢れた スピーチが恐怖感を煽ります。 外から届いた郵便物、買い物の品物、外で履いた靴、など全て消毒（と言っても、消毒用の品々が無くなって、菌は数日で死ぬという説を信じてベランダに放置）手洗いは一日３０回ぐらい（シュワちゃんは５０回を励行ですと）と大緊張の日々が続いてます。 さてウェールズの思い出をもう少し。あの美しい自然を愛情豊かに守り育てている姿勢に改めて熱い想いがこみ上げてきます。 ガイドのアンドリューは誇り高く郷土出身の俳優を並べてそのうち数人の実家の近くまでドライブしてくれました。 音楽ファンのハンスはウェールズなら 「ポンテイープリッド」PONTYPRIDD と　トム　ジョーンズ TOM JONES の出身地の名前を叫びます。変わった名前なので、それだけでも有名で、アンドリューは喜んで街のそばまでドライブ。 そのトム　ジョーンズに リチャード　バートン RICHARD BURTON (1925 11 10 - 1984 8 5 、PONTRHYDEYFEN という発音不可能な町の名前 に生まれました） アンソニー　ホプキンズ ANTHONY HOPKINS 、 リース　アイヴァンズ　RHYS IFANS （インタヴューでもウェールズ語を並べる超愛国主義です）、 ジョナサン　プライス JONATHAN PRYCE 、 マイケル　シーン MICHAEL SHEEN　（１９６９年２月５日　ウェールズのニューポート生まれ、 イオン　グルフォッド IOAN GRUFFUDD 、 マイケル　リース MICHAEL RHYS 、１９７４年　カーデイフ生まれ。初めてカーデイフを訪れた時に会いました。 彼はアメリカで生まれた息子に常にウエールズ語で話しかけ、絶対に英語を使わないそうです。 キャサリン　ゼッタ　ジョーンズ CATHERIN ZETA JONES  などなど、どちらかと言うとずんぐり型の男性、異国的な美女が多く生まれているようです。 以前にベネディクト

HOUSE WARMING PARTY  MAR 14 2020 コロナ危機でもう２週間近く自宅軟禁状態ですが、ロンドンから戻って１週間目の３月１４日（土）にすでにキャビン フィーバー CABIN FEVER に罹っている若めの友人の発作的行動で、前々から延期されていたクリスティンの家のハウス　ウォーミング  パーテイー（引越し祝い）を行うことに！ その日のお昼ごろ連絡があって、最も親しい友人３組を呼ぶからと。急遽　枝豆を茹でてシャンペンとワインとお約束のデイレクター　チェアを用意して、ロスの近郊のエンシーノENCINO にある新居へ向かいます。 そばにある東欧人、イラン人用のマーケットに寄って、スモークド　サーモンやコールドカッツ、野菜などを仕入れてから可愛い新居へ。 集まったのはクリスティン KRISTIEN のハズのクリス CHRIS、兄貴のような存在のマグナス MAGNUS と彼のガールフレンドのチャーステイー KJERSTI 、いつもどこでも重宝なムナワー MUNAWAR と彼の友人、クリスの友人がふたり、と合計１０人。 この頃の市の規制は１０人以上が集まってはならないというものでぎりぎりセーフでした。 チーズとハムとフムスとクラッカー、ムナワー持参のバングラディッシュの食べ物（羊、チキンなどの煮込みとライスが凄く美味しい！）、揚げたパン類、などなど即興の食べ物でしたがどれもそれぞれ味わいがあります。 明るい新居は４寝室に２バスルーム、スカイライト（天窓）がある居間とお台所は明るくてとびきり居心地が良さそう。 レモン、いちじく、オレンジなどのフルーツの木が並んでいる小さめのお庭にはパテイオがあって夏の夕方には最高のカクテルコーナーになるでしょう。 クリスティンのチワワのチューイが興奮して走り回っています。クリスと彼の友人とマグナスはもっぱらゲームに夢中で、ハンスと私のシニア組はソファに座ってドリンクを飲みながら巨大なテレビスクリーンを横目で眺めつつ、女性たちとおしゃべり。 コロナビール！ももちろんありました。 そして翌日から外出禁止令が出て、今に至ります。 即興のごちそう、枝豆も出ています。 右の美女がチャーステイー 左からクリス、マグナス、お友達。ゲームに夢中。 クリス、クリステエ