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Showing posts from January, 2020

HENRY GOLDING

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HENRY  GOLDING ハリウッドでセクシーで2枚目のアジア人俳優の出現を心待ちにしていましたが、終に出てきました! ヘンリー ゴールデイング、マレーシア人の母親と英国人の父親の間に 1987年の2月5日、マレーシアのサラワック SARAWAK(英国のロンドンで生まれた説もあります)で生まれたハンサム ガイです。 その昔、ジョン ローン JOHN LONE が「ラスト エンペラー」(87)LAST EMPEROR で美しく、凛々しい姿を見せた時、やっと東洋の美形スターがハリウッドで活躍すると喜んだのもつかの間、ジョンはハリウッドに興味がなく、すぐに消えてしまいました。 「ブラック レイン」 (89)BLACK RAIN で我らが日本の松田優作が登場したときも、カリスマを持つスターが日本から進出!と歓喜雀躍したのもつかの間、ガンですぐに亡くなってしまって、この上なくがっかりしたものです。 ヘンリーはまず「クレイジー リッチ アジアンズ」CRAZY RICH ASIANS (18)のスーパーリッチな家の息子役で華々しく映画初出演にして主役デビュー、次は同じ18年、ブレーク ライブリー BLAKE LIVELY の夫役として「ア シンプル フェイイバー」A  SIMPLE FAVOR に顔を出し、19年にはクリスマス用のロマンティック コメデイー「ラスト クリスマス」LAST CHRISTMAS で可愛らしいエミリア クラーク EMILIA CLARKE の恋のお相手のミステリアスでハンサムな男性を演じて季節を狙って12月公開、寒い冬をを少しだけ暖かくして入れました。 そして今年最初の映画は「ザ ジェントルマン」THE GENTLEMEN(20),英国ギャング アクションもので、共演はマシュウ マコナヘイ MATTHEW MCONAUGHEY 、ヒュー グラント HUGH GRANT 、チャーリー ハナム CHARLIE HANNUM、コリン ファレル COLIN FARRELL、  ミシェル ドッカリー MICHELLE DOCKERY と豪華なキャスト、ヘンリーは中国系ギャングの「ドライ アイ」DRY EYEというふざけた名前の役を好演しています。 インタヴューはすでに数回もしていますが今回はニューヨークの洒落たホテルに、なんともユニー

ZOE KRAVITZ

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ZOE  KRAVITZ ゾーイ クラヴィッツ。日本では余りおなじみの名前ではないでしょうがアメリカではロイヤル ファミリーのお姫様のごとき存在です。 有名なミュージシャンのレニー クラヴィッツ LENNY KRAVITZ と女優のリサ ボネー LISA BONET (「ザ コスビー ショウ」THE COSBY SHOW  84−92で有名)の間に生まれて、小さい頃からハリウッドの世界を目の当たりにして育ち、自分も女優を志していました。 黒人とアシュケナージ系のユダヤ人の血が混じって、彫りの深いエキゾテイックなルックスに小柄ですがモデル並みのスレンダーな体も女優としての大きなメリットでしょう。 最近は人気テレビシリーズ「ビッグ リトル ライズ」 BIG LITTLE LIES(17-)でリース ウィザースプーン REESE WITHERSPOON の前夫のワイフという役どころで頑張ってますし、新しくTVシリーズ「ハイ フィデリテイー」HIGH FIDELITY (20-)に主演中。 おまけに私生活では2019年の6月に 俳優のカール  グラスマン KARL GLUSMAN (1988年ニューヨーク生まれ)と結婚したばかりです。 1988年12月1日、カリフォルニア州のベニスで ゾーイ イザベラ クラヴィッツ ZOE ISABELLA KRAVITS として生まれ、6歳の時に両親が離婚、ゾーイは父親と一緒に暮らして、高校はマイアミで、その後ニューヨークのルドルフ スタイナー RUDOLPH  STEINER 演劇学校で演技を学んだそう。 はじめての映画は「ノー レザベーション」NO RESERVATION(07),主演のキャサリン ゼタ ジョーンズ CATHERINE ZETA JONES のベビー シッターの役でした。 一時は「独立映画の女王」と呼ばれるほどに低予算の映画で活躍。 モデルとしても09年にはヴェラ ウオング VERA WONG のプリンセスという香水の顔に選ばれたりとモテモテでした。 もちろん父親の血を引いてますからミュージシャンとしても才能を見せて、バンドのメンバーとしてアルバムも出版しています。 父親レニーの「フラワーズ フォア ゾーイ」FLOWERS FOR ZOE は3歳の娘へのプレゼントの曲でした。

ERIN DOHERTY

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ERIN  DOHERTY 大人気TVシリーズ「ザ クラウン」THE CROWN でエリザベス女王 のひとり娘、アン王女 PRINCESS ANNE を好演中のエリン ドハーテイー。 のっぽで、手足をぎこちなく動かすあたり、長目の顔、 愛嬌などもってのほかというぶっきらぼうな表情、何よりも馬が好き(これは母親譲り)のアンにそっくりです。 見た目にはロンドンあたりでキャアキャアと買い物をしている若い女性のようですが、話をするとこの役を演じるためにかなりの努力をしたのが伺えて、さすが演劇学校出身だなあとプロならではの姿勢に深い好感を持ちました。 1992年6月16日 英国はウエスト サセックス WEST SUSSEX の クロウリー CTAWLEY 生まれ。のっぽに見えますが166センチ。 2011年から12年まではギルフォード演劇学校 GILLFORD SCHOOL OF ACTING 、12年から15年までは ブリストル オールド ヴィック シアター スクール BRISTOL OLD VIC THEATER SCHOOL で演技をみっちりと学び 2016年の テレビシリーズ「コール ザ ミドル」CALL THE MIDDLE に出演、次はTVシリーズ「レ ミゼラブル」LES MISERABLES(18)に登場,この年にイヴニング スタンダード紙の 新人賞「ライジング スター」RISING STAR に選ばれてます。 「ザ クラウン」の第3シーズンから出演、第4シーズンは目下撮影中でアン王女の出番も増えるそう。 「今まで王室にそれほど興味がなかったのだけれど、今回の役を受けてから真剣にリサーチして、特にアン王女のことなど全く知らなかったのですべてが面白い発見でした。 ロイヤル ファミリーの中で独りでしきたりに反抗している姿勢に凄く魅力を感じて、ほとんどアンに恋を感じたほど! 両親に抵抗し、兄貴を勇気づけ、10代の頃は「ダサい王女」なんてレッテルを貼られても自信を保って、自分の信念を貫いていく皇室の中のフレッシュで、頼りになる存在がアン王女なのよ。演じているうちに彼女のキャラクターが私に乗り移ってきたような、そんな感じさえ覚えています」 これからの活躍がとびきり楽しみなエリンにカンパーイ。 2019    THE CROW

HUGH LAURIE 2020

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HUGH  LAURIE   2020 先週はニューヨークでヒュー グラント HUGH GRANT にインタヴュー、今週はヒュー ローリーです。 同じファースト ネーム、英国の上流階級を彷彿とさせる喋り方に身のこなし、表情などなど共通点がたくさんですが、こちらのローリーの方が生まれ、育ちからアッパー クラス。 ルックスがなんとも飄々としているのもいかにも英国の無意識に外見にこだわらない淡々とした生き方が覗けます。 グラントは普通のミドルクラスに育ち、オックスフォード大で演劇サークルに入って、その後映画で「貴族的な美青年」の役を続けて演じているうちに、すっかりハイソの香り、習慣が身についてしまったと言いましょうか。 ローリーは、1948年のロンドン オリンピックのボート競技の金メダル受賞者にして医師の父で、ケンブリッジ大卒業の生まれながらのアッパークラスで、息子のローリーもいつから医師業を次ぐ筈だったのが小さい時からパーフォーマンスが大好き、まずエリート校のイートンに通い、それから父の母校のケンブリッジ大でボート部へ、ところが難病にかかって劇場活動へと移ったのでした。 ここで生涯の友人、ステイーヴン フライ STEPHEN FRY やエマ トンプソン EMMA THOMPSON と一緒にウイッテイーな舞台を色々創作、そこからテレビや映画への活躍と続きます。 ステイーヴンとの「ジーヴスとウースター」JEEVES AND WOOSTER (90−93)はユニークな英国のエドワード朝の喜劇で有名な風刺作家、PG ウッドハウス WODENHOUSE の原作をもとにしているのですがお馬鹿な貴族の息子(ローリー)と何でもできる執事のコンビの日常が最高に笑えます。 大学時代からの友人とのつながりの映画、ケネス ブラナ KENNETH BRANAGHとの「ピーターズ フレンズ」PETER'S FRIENDS (92),エマ トンプソンの 「センス アンド センシビリテイー」SENSE AND SENSIBILITY (95)にはミスター パーマー MR. PALMER の役で出演、テレビでも大活躍して英国のスター喜劇俳優のポジションを得ます。 2004年から12年までのアメリカのテレビシリーズ「ハウス」HOUSE で主役のエキセントリック