EUGENE #2 FLORENCE


EUGENE # 2  FLORENCE


7月20日(土)

朝のお散歩はオレゴン大学のキャンパスを歩いてみました。森の中にあるようで鮮やかな木々が騒音を吸い込んでいるようにしーんとしてちょっと不安になる程人が居ません。

手前にクリスチャン系のブッシュネル BUSHNELL という小さな学校があってオレゴン大の一部だと思いましたが独立した私立の大学だそうです。

朝食はモテルが供給するミニマリズムのメニューで、食パン、ベイゲル、ゆで卵、シリアル、菓子パン、クリームチーズ、ジャム、バナナ、りんご、ジュースの中から好きなものを選びます、と言っても種類がないので苦労しません。ハンス用に持参した炭水化物の少ないパンとベイゲルをトースターに入れて、コーヒーとゆで卵やチーズをトレイに乗せて2回の部屋まで運んで部屋の中で頂きました。パテイオにテーブルなどが置いてあるのですが色々面倒くさいのでハンスは寝間着のまま、部屋で済ませます。

9時にステイーブがお迎えに来てくれて車で約1時間半のフローレンスという太平洋に面した街に連れてってくれました。途中の道路も木々が茂里、湖やら川があって自然の豪華さを堪能できます。フローレンスの街の中心は平たくてアメリカのメジャーブランドのファストフード、マクドナルド、ピザなどが並んであまり魅力がありませんが海と港に面したところが観光客とローカルの人々の集まる場所で、チャーミングなお店やレストランが見えます。

まずビーチに行って有名な灯台を訪れることに。半マイルの登り坂をゆっくり歩いて小さくて、きれいな灯台に着くとボランテイアの人が「クジラですよー!」と叫んでいて、柵の方に近寄ると小型のクジラが胴体を見せて跳ねたり、回転していました。灯台の階段は進入禁止でしたから、1階の展示を眺めます。老いた男性のボランテイアーが嬉しそうに、懸命に説明していました。

絶景を見るとすぐにお腹が空くワタクシがそろそろお昼をと催促するとステイーブが「インターナショナル Cフード マーケット」INTERNATIONAL C FOOD MARKET という変な名前のかなり大きなレストランに連れて行ってくれて、ここがワンちゃん歓迎で大型犬がぞろぞろ入って来ます。外のテーブルを選んだのですが風が強くて寒くて、居心地悪く、それでも景色を見るために我慢をして、ワタクシはマルガリータとイカステーキ CALAMARI STEAK SANDWICH のサンドウイッチ、ハンスもマルガリータにエビのお料理、ステイーブはビールとフィッシュ タコスを注文、悲しいことにどれもあまり美味しくなかったのでした。

近くのマーケットを散策してからステイーブおすすめのワイナリー「ラヴェル」LA VELLE へ。深い森の中、突然開けて芝生が美しい建物が出て来て、普段ですと外でワイン テイスティングをするそうですが、あまりの暑さに中に入ります。ワタクシたちのすぐ後に貸切バスで華やかな女性のグループが到着、おそらく結婚式前のパーテイでしょう、すごく騒がしい一団でした。

何本かのワインを試したあと、ロゼワインを買って2階でゆっくりしながら「ラヴェル」自慢のワインを味わって、帰路につきます。食べてワインを飲んだあとのハンスが車で寝なかったのは奇跡的でした。

モテルについてハンスはすぐにドタンキュー、ワタクシは再び外出した記憶があります。(定かではありません)

夕食にネット上の評判が良かった選んだ日本料理屋の「まこと」に行って、まず二人でビール、それからサーモン スキンサラダ、ハンスはハマチのカマ、ワタクシは野菜天ぷらとうどんと頼んだのですがウェイトレスがチグハグな反応を見せたり、っサーモンスキンは揚げてある上にサラダはほんのちょっと、ハンスのカマは身がほとんど付いてなく、焦げているという哀れな状態で、次の野菜の天ぷらときたらブロッコリーと玉ねぎとペラペラに薄いかぼちゃの3個のみ!せめて、おなす とか しいたけぐらい入っていても良い値段だと言うのにです。

ぶつぶつ文句を言いながら不幸せな気分で夕食を頂いて外に出ると相変わらずの半白夜で、地元の人々が家の外に出て寛いでいます。

モテルのテレビの操作がよく分からず、面白そうなテレビドラマも見つからず、この日の夕方から夜にかけてはかなり不運な展開となりました。

それでもあの豪快なフローレンスの景色を見た思い出に心が満たされて、お互いに平和な眠りに就いたのです。


フローレンスのシンボルの灯台





絵になる灯台です。



浜辺から灯台への道のりは半マイル。ハンスも大丈夫。



モテルの侘しい朝ご飯。ゆで卵、クリームチーズ、ベーグル、ジャム。

「まこと」まずかった和食のお店。

その割に凝ったテーブルとかインテリアにお金をかけていました。

「ラヴェル」ワイナリー。内陸にあるので日差しが強くて、暑いのです

「ラヴェル ワイナリー」のお庭で。

「ラヴェル ワイナリー」のロゼをトライ。

ワイナリーのカウンター


笑顔を絶やさないステイーヴ、ハンスとカウンターの女性が何やら話しています。

フェリーの船着き場

フェリーの船着き場で。




フェリーの跡からレストランのある桟橋を見ます。



きれいなデザインの橋が見えます。



風が猛烈に強い外のテーブル

灯台の歴史





ここでクジラが泳いでました。

灯台への歩道



フローレンスの浜辺から灯台を見ます。



後ろに双子岩


フローレンスの浜辺。

オレゴン大学のキャンパスの池

オレゴン大学の巨大な樹木






桜の季節のワイナリー (ネットから)

「まこと」レストラン内部(ネットから)

フローレンスのレストラン「インターナショナル
フード マーケット」のデッキ(ネットから)
ワイナリーのパテイオの暖炉 (ネットから)

ワイナリーの入口 (ネットから)

レストランのデッキ エリア (ネットから)

フローレンスのレストラン (ネットから)

フローレンスのレストランのメニュー(ネットから)

フローレンスのレストラン (ネットから)

フローレンスのレストラン(ネットから)

フローレンスの変な名前のレストランの入口(ネットから)

フローレンスのレストラン (ネットから)

オレゴン大学全景 (ネットから)

オレゴン大学のマスコット、あひる。

「まこと」レストラン (ネットから)

「まこと」の寿司カウンター (ネットから)

ワイナリー(ネットから)

フローレンスのレストランの桟橋 (ネットから)

ブッシュネル大学 (ネットから)

 

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