HANS GOT ON AMBULANCE AND TO ER.



 HANS GOT ON AMBULANCE AND TO ER.


3月18日(月)−19日(火)

ちょうど1ヶ月前の忘れられない夜。まるで刑事ドラマか医療ドラマを目の当たりで経験した夜でした。(映画やテレビに自分をすぐ投影してしまうのです!)

豚の挽肉とマッシュルームをレタスに包んで美味しく頂き、ハンスはこの夜初めて赤ワインを2杯飲んで、とってもご機嫌でした。

ところが8時頃から「寒い、寒い」と言い出して、ヒーターを付け、熱いセーターを着込み、ウールの帽子を被ってもガタガタ震えています。歯がガチガチと音を立てるほど。

しばらくテレビを見ていて、10時半頃それからトイレに行こうとして歩けないことを発見。これは大変。先日の急激血糖値上昇の後だけにだいじをとらないと、とまずは病気に詳しいハンスの次男のアレックスに電話をして、「救急車を呼んだほうが良いのでは」と聞くと「それが良い」と同意してくれたので 911番に電話。年齢やら状況、住所、などなどを聞かれて直ぐに車を向かわせるという返事。

11時半頃 まずはサイレンを鳴らして消防車が到着し、担架を運ぶので駐車場の自動ドアのところに案内してエレベーターからワタクシ達のユニットへ。ベッドに横になっているハンスの血圧、心臓、などなどを調べているうちにもう1台、本物の救急車も来てこの時はフロントの女性とセキュリテイーの男性が駐車場で手伝ってくれました。

今回は中年のベテランの救急士(クールでニヒルでスリム)が来て、ワタクシに色々質問し、若い消防士やら救急車の人々、合計6人をキビキビと指導して、ハンスを担架に乗せ、ワタクシも救急車に一緒に乗って近くのマリナ デル レイ MARINA DEL REY の シーダイス サイナイ CEDARS SINAI 病院のER (救急病棟)に連れて行かれました。入口からハンスはすぐに内部に運ばれ、ワタクシはセキュリテイーの人から、「ベッド6」への入場許可証をもらってベッド6に向かいます。

ハンスは半分寝ているのか、観念しているのか、目をつぶって看護婦さんやら、お医者様の言いなりで、体中に心臓やら、肺機能チェックのパッチを貼られ、そこからコードが機械に繋がれて、まさにテレビドラマの患者さんです。やれ酸素が不足だからと、酸素マスクを付けられ、健康体でも重病に見える医療器具にがんじがらめになって、2時には2回ものCATスキャンのたびに屈強な大男がハンスをシーツでくるんで、体の下にビニールの黄色のスリップ用シートを敷いて、シーツの両端を持って、エイヤッとベッドから、担架に移すテクニックもかなりスリリングでした。時々ハンスの体を落っことしそうにするのは、ワタクシが真剣に見つめているからではないかと疑ったり。


12時半、検査の結果、全てのヴァイタルサイン VITAL SIGNはオーケーとインド系のお医者様が話し、酸素が低いこと、などなどを説明してくれます。

1時に 酸素ボンベからチューブで鼻に酸素を送るシステムを付けられ、少し熱があるからと タイラノールを与えられ、おしっこを催したハンスはし尿便を使います。起き上がれないので ワタクシが全て手伝うのですが終わったと思うとまだ、チョロチョロと出て来たりでシーツやら、穿いているズボンを濡らしてしまいました。

以後、何回かおしっこを手伝いましたがいつも、その調子で終わったあとにまたぴゅっと飛び出てきたり、これが大便だったらどうするのだろうと気になります。

隣のベッドに黒人の老婦人が寝ていて「痛い、痛い!!」と叫びっぱなし。どうもお腹が痛いようで、1時間ぐらい放って置かれ、結局 ビニールの白衣の人々がビニールシートで彼女を覆ってから担架に乗せて何処かに連れて行き、その後そのベッドをガンガンと消毒していたので、なんとなくバイキンが存在していたのではないかと心配になりました。救急病棟はそう云う不安を掻き立てる場所です。

付き添いの女性の看護婦さんがブロンドで美人、名前が付いた自分専用の黒いスポーツウエアのような服を着てとてもファッショナブルでした。穿いているスニーカーも黒と白のハイセンスのもので病院の中でおしゃれに気を使っている意識の高さが覗けます。

3時15分、お医者様がCATスキャンでハンスの心臓の動脈肥大が見つかったと伝えてきました。古いものらしいから大したことはないだろうとも言ってました。

3時40分、心電図の結果も良好だったと報告があり、しばらく休んでから退院しても良いと伝えられ、車椅子に乗せられて出口へ。おそらく朝の4時半頃でしょう。

ウーバーを呼んでもうまく操作できず、リフトを呼んで外が寒いので入口の中で待ちたいとセキュリテイーの係に言うと「ノー」の返事。早朝の真っ暗の中、駐車場にあるテントの中でハンスは所在無げにベンチに座っています。

やっと車が来て無事に自宅に到着したのは5時過ぎだったでしょうか。不安と緊張と居心地の悪さでハンスより私の方がずっと疲れてふらふらでしたが、しばらく休んで、いつもの朝のお散歩に出かけました。この朝はかなり短い距離にしましたが、やはりお散歩は心身のバランスを取り戻す良い健康法だとつくづく思いました。

ハンスは20日(水曜日)に掛かり付けのお医者様のところに行き、まだ不安なので運転してくれとワタクシが運転。朝食を食べてないので行きに日本マーケットでおにぎりと熱いお茶を買って、センチュリー シテイー CENTURY CITY の最上階にあるオフィスの試合室でハンスの診察を待ちながら ひとりワタクシはゆったりと美味しく頂きました。

お医者様はおそらく血糖値が急激に下がったためのショックだろうという診断で、そういう時はオレンジジュースなり、オレンジの身、リンゴジュースなどを飲ませる、食べさせるとショックが収まるとアドバイスしてくれたそう。映画やテレビでそう言う場面を良く見たことがありますが改めて身近に起きた出来事で「医療危機の知識」が増えました。

そのうちに二人で CPR  心肺蘇生法 CARDIOPULMONARY RESUSCITATION をぜひ学ぼうと決意したことを付け加えておきます。(1ヶ月後の今もまだ全然していませんが)

ちなみに今はコマーシャル無しのユーチューブで練習できるそうです。



酸素不足だったそうで、酸素ボンペ付き!




細いベッドなので寝返りはできません。キャットスキャンに2回行った時は大男が二人でシーツごとハンスを持ち上げ、下に黄色のビニールを敷いて滑りやすくして、エイヤッと担架に移します。ベッドと担架の間に落ちるのではとちょっとヒヤッとしました。


翌日、左足の皮膚の一部が赤くなりました。

ハンスのID用手首のテープとワタクシのパッチ



ハンスの主治医、ドクター トールのオフィスからの素晴らしい眺め。






シーダース サイナイ 病院 マリナ・デル・レイ ビル(ネットから)




救急病棟 (ネットから)



救急病棟の入口 (ネットから)

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