THE FIRE AGENT BY DAVID BAERWALD & HANS BAERWALD
THE FIRE AGENT BY DAVID BAERWALD & HANS BEARWALD
6月27日(土)
ロスアンジェルス タイムス LOS ANGELES TIMES にデイヴィッド ベアワルドという作曲家が小説を書いて、その書評にデイヴィッドのお祖父様がモデル、ナチドイツを追われて、日本に居を定め、スパイの活動をしていた生活をドラマにしたとあって、スパイ小説が大好きなワタクシは早速本を注文したのです。
友人のゆみ子さんのご主人のアーニー シンガー ERNIE SINGER さんも日本に長く住んでいて、おそらくどこかで繋がっているのでは、と当人に聞いてみるとデイヴィッドの父上と親しくて、その関係で日本の知名人を多数紹介されたこと、数々の貴重な思い出があると返事が来ました。
その間にちょっとばかりベアワルド家のことを調べてみたら、何と父上は、ハンスと言って、ロスアンジェルスの大学、UCLAの教授で、実はワタクシもずっと昔に「UCLA大研究」と言う本を書いた時に彼にインタヴューをしてのです。日本贔屓のインテリらしい、優しくて、少しばかり 日本の女性に対して「パトロン」的な態度を取る教授でした。当時の親友だった能登路雅子さんもおそらく彼と一緒に仕事をしたのではないでしょうか。これから確かめてみますが。
厚い本で600ページ余りもありますから、すぐには読み切れそうもありません。ペイパーバックではないので重く、寝転がって読めないのも困ります。
まずはスパイ小説から、諸々の過去の思い出、人との繋がりが展開した一幕でした。
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| 五重の塔 と爆撃機という表紙の絵です。 |
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| 後ろのテレビにはワールドカップの試合が映っています。 |
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| 古い、古い中国風ブラウスを着ています。 |
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| アーニー シンガー、ゆみ子さんとべバリー ヒルズのイタリアン レストランで。 |
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| 著者のデイヴィッド ベアワルド。 |
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| デイヴィッド ベアワルド |
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| 記事のイラスト。 |
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| ハンス ベアワルド。 |
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| ハンスの著書。 |
Hans H. Baerwald
Professor Emeritus and scholar of Japanese politicsHans H. Baerwald was a professor in the Political Science Department at UCLA as well as an internationally renowned scholar of Japanese politics.
Born in Tokyo to a German businessman and his wife on June 18, 1927, Baerwald began a lifelong connection with Japan during his childhood, when he became fluent in Japanese while attending the American School in Japan. In 1940 the family immigrated to Berkeley, CA, He enrolled at UC Berkeley but left when he was drafted into the U.S. Army, where he was posted to Government Section in Gen. Douglas MacArthur’s headquarters in Tokyo during the American occupation of Japan, participating in the political purge of Japanese leaders. He later wrote extensively about this tumultuous period.
After resuming his studies at UC Berkeley, he went on to receive his doctorate in political science, with a focus on Japan. He joined UCLA’s Department of Political Science in 1962. Among his many accomplishments, he directed UCLA’s Education Abroad Program Study Center in Tokyo.
He was a generous benefactor to the university, making donations to the political science department and many other campus areas. His gift to the UCLA Terasaki Center for Japanese Studies established the Hans H. Baerwald Graduate Fellowship, which supports graduate students at UCLA who are studying in the Japanese Studies field.
占領期最大の恐怖「公職追放」:講和条約の発効で追放に幕(6)
政治・外交 歴史 社会- English
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追放解除の最後となった岸信介
マッカーサー解任後のGHQは、公職追放の解除について軍人を含めて寛容で、日本側の要求が通った。1951年9月に米サンフランシスコで、日本が主権を回復する対日平和条約と、日米安全保障条約が調印され、翌年4月に両条約が発効することになったからだ。
追放解除が順次発表されたが、いったんはGHQの承認も得て解除が内定したものの、日本側の判断で取り消されたケースがあった。岸信介(後に首相)ら、太平洋戦争の開戦を決めた東条内閣の5閣僚である。当時の吉田茂首相が、開戦の責任者である閣僚を占領中に追放解除とするのは国内外にとって適当でないと、意地を通したからだった。
追放者約21万人のうち、岸ら5閣僚と、服役中の戦犯、それに追放解除の訴願(再審査請求)を行わなかった人など計5700人が最後に残された。これらの人も52年4月の講和条約発効に伴い、すべて追放が解除となった。
GHQ追放担当官の証言
これまで公職追放の流れを見てきたが、まとめとして、GHQの公職追放担当課に所属していたハンス・ベアワルド元カルフォルニア大学政治学部教授(2010年死去)の当時の体験と追放政策に関する見解を紹介したい。昭和の初め(1927年)に東京で生まれ、少年期を日本で過ごし、19歳で日本語がうまい語学将校として再来日してGHQ民政局で勤務。帰国後、日本の公職追放について米国内で初めて本格的な研究を行い、『指導者追放―占領下日本政治史の一断面』(勁草書房、日本語版1970年)を書いた。

ベアワルド米カルフォルニア大学教授(サンフランシスコ郊外の自宅で、1993年8月=増田弘名誉教授撮影、提供)
日本人からGHQへ公職追放についての密告が多かったことに関し、ベアワルド氏は「主に手紙だったが『あの人が昔、こういうことをしたので』『昔、こういうものを書いたので、もう一度調べてください。そうすれば、あの人は恐らく追放になるでしょう』という内容だ。反対に、お会いしたいという方から『ある人が最近、公職追放された。何らかの形で助けてもらえないでしょうか』と直接依頼を受けることもあった」と語っている。
追放者21万人の中で軍人が約8割を占め、官僚はわずか1%未満と少ない。この点について、「追放の基準は極めて不公平だった。陸海軍の将校はすべて追放の対象になったのに対し、官界や財界ではごく上層部の指導者だけが追放該当となったにすぎない。日本国民を誤って導いた責任を軍部に負わせようとしていた日本の指導者たちにとって、GHQの基準は極めて都合よく働いた」。
公職追放された人の内訳
| 実数(人数) | % | |
|---|---|---|
| 軍人 | 167,035 | 79.6 |
| 官僚 | 1,809 | 0.9 |
| 政治家 | 34,892 | 16.5 |
| 超国家主義者 | 3,483 | 1.6 |
| 事業家(経済界) | 1,898 | 0.9 |
| 言論報道関係者 | 1,216 | 0.5 |
| 計 | 210,288 |
資料:総理府統計局と、木下半治『Purge Policy and After』(追放政策とその結果=日本太平洋問題調査会刊、1954年)。ベアワルド著『指導者追放』から引用
天皇に関してベアワルド氏は、「戦争犯罪人にも、追放の対象にもならなかった。天皇に手を触れないでおこうという決定は、連合軍にとって日本占領がやりやすくなるなどの事情があったからだ。天皇の権力を削減するため、追放に代わる別の方法が用いられた。明治憲法下で国政に関する多くの権能を持っていた天皇は、新憲法で政治的権能のない『象徴』の地位に移された」と述べている。




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