ZACHARY QUINTO
ZACHARY QUINTO
ザッカリー クイント の事もこのブログに書いてないのを発見。同じスターを何度も書いて、ユニークなザッカリーを忘れているのは不思議です。
このとびきり濃くて、オープンリー ゲイのスターは小さい時からシェイクスピア劇などの本格的舞台を経てきた生粋の役者と言えましょう。
インタヴューでも真面目で、おちゃらけたり、ふざけたりしません。でもウイットとユーモアを散りばめて楽しい会話を展開してくれます。
つい先日も「ボーイズ イン ザ バンド」THE BOYS IN THE BAND(20)という映画でのズーム インタヴューがあったのですが、同じ内容、同じタイトルのブロードウェイの舞台劇(18)にも出演していたので取り組み方がいつになく情熱的でした。
オール ゲイの俳優を登場させた鳴り物入りの作品。1968年に最初の舞台劇が公開され、1970年に映画化されたので今回は2度目の映画化となります。
ジム パーソンズ JIM PERSONS
マット ボーマー MATT BOMER
チャーリー カーヴァー CHARLIE CARVER
ロビン デ ヘスース ROBIN DE JESUS
達が顔を出して、1960年の大学時代の友人のゲイの バースデーパーテイーに突然 ゲイではないクラスメートが現れて、アルコールの影響も加わり、とんでもない方向に走ってしまう、というストーリー。
おそらくゲイの役を全員がゲイの俳優で演じるという映画は(低予算の私的作品を除けば)これが初めてでしょう。
そういう訳で、誰もがいつもより張り切って、士気溢れる作品に仕上がっています。
ペンシルバニア PENSILVANIA 州のPITTSBURGH 生まれ。父親は床屋さんだったのですがザッカリーが7歳の時にガンで亡くなり、投資会社に勤務していた母親が女手一つで育てたそう。
イタリー系の家庭なのでカトリック信者として育ち、カトリック教の高校に通い、ここで舞台に興味がわき、ミュージカル劇でジーン ケリー賞を受賞、大学は名門、カーネギー メロンCARNEGIE MELON 大に入学して演劇を専攻、99年に卒業。
ニューヨークに出て、舞台の仕事を探し、オフ ブロードウェイの劇などに出演しているうちにテレビの仕事が入り、認められるようになります。
「スター・トレック」STAR TREK (09)のドクター スポック DOCTOR SPOCK が最初の大きな役でしょう。オリジナルのレオナード ニーモイ LEONARD NEMOY の大きな耳を引き継いで映画は大ヒット、13年と16年の続編にももちろん出演、その間 2011年10月にカミング アウトしました。
「ゲイの若者が自殺したのを見て少しでも彼らの仲間意識に役立ちたいとゲイであることを告白した。巨大なウェイトが胸の上から消えて、良いことをしたと思っている。」
と言ってますが、17年にケヴィン スペイシー KEVIN SPACEY が未成年の若者との事件を起こしてカミングアウトしたやり方にはかなり不満を見せています。
13年から19年まで甘いルックスのモデルと一緒でしたが19年末に別れてしまいました。
コロナ危機の間、自分なりのクリエイテイヴな創作に専念して自粛期間を有意義に過ごしているそう。
2013年「スター・トレック」ロンドンで。 |
2018年ブロードウェイの舞台 |
モデルの恋人と。 |
2020「ザ ボーイズ フロム ザ バンド」 |
2013「スター・トレック」 |
ドクター スポック |
2020 |
2018年のブロードウェイの舞台 トニー賞受賞 |
モデルの恋人と。 |
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