AMY ADAMS GOLDEN GLOBE WIN

AMY    ADAMS    GOLDEN GLOBE WIN

目が異常に大きな子供や大人の絵で有名なマーガレット キーンを「ビッグ アイズ」(14)で演じて,晴れてゴールデン グローブ賞を獲得したエイミー アダムスはいつも明朗で活発,可愛くて、優等生のような姿勢を保つ,庶民的な女優です。日本の倍賞千恵子のようと言いましょうか。授賞式の日もお好みのブルーの色のドレスをスマートに着こなして、腰に手をあてて,モデルもどきに張り切ってレッドカーペットでポーズしてました。

前にも書いたかもしれませんが,女優がモデルもどきをすることに批判的なドレス評論家がたくさん居ます.絨毯の上をモデルのようにくるくる回って,後ろ姿も見せるようにポーズしたり、特に手を腰に当てるのは,「決め過ぎ」なのでスト.両手を腰になどと言うのは,もう見ていられない,古っぽいポーズで,今どきのモデルはもっと創作的なポーズをするそうです.女優はにっこり微笑んで,両手を体の前で合わせる,又は直立不動の姿勢でまっすぐ立つのも,真面目さと率直さが効果を上げる、と言うのがプロのコメントです。
そして良く観察するとアンジェリーナ ジョリーなどはまず手を腰に当てませんし,ヘレン ミレンなどはいとも自然にすくっと立ってます。
2014   夫役はクリストフ ウオルツ



2015年 1月11日 ゴールデングローブ受賞

実在の画家 マーガレット キーンと。


そして我らが庶民派のエイミーはと言うとほとんど例外無く, 手腰ポーズを繰り返しています.わたくしたちと一緒のツーショットでもしっかり手腰なのです。
小さい時から舞台や映画に憧れ,アカデミー賞のスピーチの真似っこなどして育ったそうですから,モデルの仕草も真似したに違いありません。ですからカメラの前に立つと自動的に手腰運動が始まるのでしょう。

1974年8月20日 軍人の父親の駐屯地のイタリーで生まれ,育ったのはコロラド州キャッスルロック,高校を卒業してからダンスのレッスンを始め,バレリーナになるのが夢だったのです。(高校生からではちょっと遅すぎるような気もしますが)。踊って唄ってのデイナーシアターの舞台に立つようになり,筋肉を痛めて休んでいる時に映画のオーデイションを受け,映画のキャリアーが始まったのです。

赤毛の女性は気が強いと言われますが,負けん気でぐんぐんと女優街道を邁進,毎年のように話題作に出ては,才気あふれる役作りを見せて来て、既にアカデミー賞に5回もノミネートされてます。ゴールデングローブ賞ではコメデイー・ミュージカル部門で受賞したのですが,今日発表のアカデミー賞の候補には上りませんでした。
演技力に集中する,むきになった姿がいじらしいエイミーです。そして,誰がどう言おうと,カメラの前では手腰を続けて行くに違いありません。
 2014  「ビッグ アイズ」


2009「ジュリー& ジュリア」

2010「ザ ファイター」




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