BETTER MAN (ROBBIE WILLIAMS ) SCREENING

 BETTER MAN (ROBBIE WILLIAMS) SCREENING


10月22日(火)

パラマウント映画のテイムが何度も勧めていた映画、「ベターマン」(24)をとうとう見ました。

大好きな英国のポップ歌手,ロビー ウイリアムズ ROBBIE WILLIAMS の生い立ちを描いた自伝映画なのですがユニークなアイデアでロビーだけがお猿さんとなって登場するのです。フランク・シナトラの歌を情感を込めて歌うロビーは特別ハンサムではありませんがそれなりにセクシーで愛嬌があります。突拍子もない配役で注目されたいのかよく分かりませんが余り見たくなかったのでずっと避けていたのですが終に見ました。

ヨーロッパではスーパースターですがアメリカでは余り知られてなくロビン ウイリアムスと間違えられたり、今度の映画も残念ですがおそらくアメリカでは静かに消えていくと思われます。

ずっと前にロンドンの「デ ラブリー」DE LOVELY (04)(作曲家コール ポーター COLE PORTER のドラマ、ケヴィン クライン KEVIN KLINE 主演)ロケで映画の中で歌手として登場するロビーにインタヴューする予定だったのですがなぜか消えてしまって出来ませんでした。当時から無責任な行動で知られている人気スターだったのです。

再びCAA の劇場での試写会でこの日に限ってヴァレー VALET (車を駐車してくれるサービスマン)が異常に少なくて会場に入れず、アマンドとクラウスが来ていることを知っていたので電話をして席を取ってくれるように頼みました。

やっと席についていざ映画が始まったのですが 少年時代のロビーこそ、ちょっと可愛いモンキーなのですが青年になると怖い顔になってきて感情移入が難しくなります。人気絶頂期になって巨大なアレナを埋める会場で観客の中に自分を見出すシーンでは人間の波の中にお猿さんが何匹が混じっていて、みんな恐ろしい顔をしているのでまさに「猿の惑星」なのでした。

いつも毛糸の帽子をかぶっているマイケル グレイシー MICHAEL GRACEY 監督の上映後の舞台でのコメント。

「まず、ロビーのルックスはエルビスやエルトン ジョンのように特別で無いからインパクトが薄いと考えた。そこでモンキーのアイデアが浮かんだ。人間はとかく動物に同情的になるからロビーがお猿さんだと乱行、ドラッグ、馬鹿な行動をとっても情愛、同情を感じると思う。

ロビーもこの案に賛成してくれたし。ロビーの猿を演じた俳優にロビーが深く感謝していたことも付け加えたい。ほとんどの撮影は僕の故郷であるオーストラリアのメルボルンでした。ロンドンのオックスフォード通りでのシーンは絶対にそこでロケにしたいと思ったのだが許可が降りたら女王が亡くなり、それが片付いてやれロケと思ったらチャールズ国王の戴冠式、と結局2年間もかかってしまった」

ワタクシはモンキーが嫌で、画面に大写しで出て来ると目をつぶって歌やセリフだけを聴いていました。ロビーのルックスはエルヴィスにも劣らないそれなりの魅力があると思うので監督の考え方には乗れません。

上映後のレセプションではアマンドとクラウスとワインを飲んだり、トレイに乗って配られるフィンガーフードをつまんで 感想を交換し、モンキーにはついて行けないという合意に達して帰途に付いたのでした。




すっかり秋になって、秋の洋服のワタクシ達



クラウスとレセプション会場で。




やけに真面目なクラウス。


「猿の惑星」を思い出す、怖い猿。

ロビー ウイリアムス


少年の時のロビー猿


ワイフのアイダ フィールド と。

ロビーとアイダ

若い頃のロビー








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