KATHY BATES 2019

KATHY  BATES   2019

大好きなキャシー ベイツがゴールデン・グローブ助演女優賞の候補になりました。
おめでとうございます。
ますますヒョロヒョロに枯れてきたクリント イーストウッド監督、ほとんど無名の俳優、ポール ウオルター ハウザー PAUL WALTER HAUSER  がアトランタ五輪の爆弾テロの容疑者を熱演、その母親をキャシーが演じています。

1996年、ワタクシも報知新聞の記者としてアトランタに長々2週間以上も滞在していました。
9・11テロの後だけに会場の警備は厳しくて、あらゆるところにメタル探知機が設置、カメラマンや機材を持つ人達はは毎度、ここを通過する度に執拗に調べられるという物々しい雰囲気が思い出されます。

爆弾現場はワタクシが居たところから離れていましたが、娘がいち早くニュースを聞いて「どこにいるの?大丈夫?」と電話をかけてきました。
ハンスもテレビのニュースで知ったようです。

さてキャシー ベイツは健康上の理由でかなり減量して最近は昔の小太りのおばさんから社会運動家の戦士のような、精悍な姿にイメージアップ、相変わらず自分の意見を堂々と明瞭な発音と自分のボキャブラリーで発言しています。

2003年にまず卵巣のがん、2012年に両胸の乳がんになって除去手術、その後リンパ浮腫 LYMPHDEMA が発見され、現在もその痛みと治療が続いているそう。

スタイリッシュな超ショートな髪型でリンパ浮腫の自覚を呼びかけ、昔から励んでいる人権運動の旗手としても大活躍中。

何をしても支持せずにはいられない、包容力に溢れた人格を持つキャシーなのです。


最近のキャシー

ふっくらしていた時のキャシー

現在のキャシー

クリントと。


クリント とポール

弁護士役のサム ロックウェル、キャシー ポール
以前に紹介したキャシーのページを載せましょう。

Thursday, July 26, 2012



KATHY   BATES




テネシー州メンフィスに1948年6月28日に生まれたキャシー ベイツを嫌いな人は男性も女性もまずいないでしょう。そこに居るだけで ぽかぽかするような暖かくて
心が安らぐような女性ですから。
ダラスの南メソジスト大を出たと今 知って ちょっと驚き。この大学はテキサスのリッチでスポイルされた道楽息子、娘が多いいことで知られているのです。フットボール
の取材で訪れましたが 南部の南カルフォルニア大と言われるだけあってOB連中が
1995「黙秘」
金持ち ギャルズはメークもばっちりのカワイコちゃんばかり ボーイズはスポーツカーを乗り回し とまるで映画に出てくるようなキャンパスでしたから。


キャシーはここで演劇学を専攻。そして自らの才能と運を試しにニユーヨークへ。
おなじみのウェイトレスや臨時秘書のような仕事をしながら クリストファー ウオルケンと共演の「レモン スカイ」(70)が人気に。当時のウオルケンは 歌って踊ってのハンサム若手だったのです。そのうち彼のことを書かなくては。


「ナイト マザー」と言う舞台で大ブレークするのですが これが映画化された時は
シシー スぺイシックが彼女の役を演じることになりキャシーはがっかりします。
 
「フランキー アンド ジョニー」と言う劇をアル パチーノと演じてブロードウェイの絶賛を浴びますが これが映画化 (91)されたときは 彼女の役はミシェル ファイファーへ。映画館でこの映画を見ようとしたキャシーは しかし何とも頭に来てポップコーンをスクリーンに向かって投げつけたとか。


“ 40代の女性のロマンスと言う点では私こそ最適だったし ミシェルでは綺麗すぎて 安レストランのウェイトレスではないもの。ドラマの基本が映画化で全く違うものになってしまった。今思い出してもしゃくにさわる!”
と「フライド グリーン トマト」(91)の会見で文句を言ってました。
太めですが 整った顔立ちのキャシーは そう言う思ったことをすぐに口に出すさばさばした性格が気持ちがよく、芯に威厳があって 自尊心もたっぷりのかっこ良い女性です。


調べたら曾祖父はアイルランドから移住し アンドリユー ジャクソン大統領の医師を努めた人で祖父は弁護士 父親は技師 と立派な家柄に生まれたのでした。


「ミザリー」(90)でアカデミー主演女優賞を獲ってますが ホラー映画で女優が主演賞を獲ったのは初めてだそうな。この時の会見では


“自分で演技だと分かっていても この女性の行動が空恐ろしかった。無知な人だから
シャンパンと言う言葉は読んだだけで聞いたことはないだろうと “チャンパグニ”
等と綴りのとうりに発音したり。 作家 (ジェイムス カーン)は無教養な彼女の虚栄心を損なわない様に必死だったのがおかしかったわよね!”
とにんまり。


自分の映画で一番好きなのは「黙秘」(95)だそうで この時のインタヴユーでは
母親への想いを込めて役作りの話をしてくれました。


“ 私の母はいつも台所にいる人でした。何をしていたのか謎ですが 手紙や書類を扱う時 それまで洗い場にいたから いつも濡れ手で エプロンで手をふき拭きしたり 忙しいと 濡れた手のまま 色々な作業をして その手の不自然な動きをよく覚えていたので 今回の役に借用しました。私と来たら台所を汚すのが嫌で何もしないのですが。何しろ母は台所に住んでいたみたいでした。”


ちなみに「黙秘」の原題は「ドロレス クレイボーン」と言って 娘役にいつも辛口の
ジェニファー ジェイソン リー。親子の秘密が解き明かされて行く「ミゼリー」と同じ原作者 ステイーヴン キングの雰囲気満点のミステリーです。


「シュミット」(02)でジャック ニコルソンとジャクージに入るシーンでは真裸に
なって当時54歳のかなりしなびたおっぱいを誇り高く披露してくれました。ジャックはここで彼女の積極的なアプローチに辟易するのです。とても愉快な場面でした。
ヌードになったのはこれで2回めだと又もや勇ましい発言をしてくれました。


“ 43歳の時 「アット プレイ イン ザ フィールド オブ ザ ロード」(91)
(おそらく邦題は 「フィールド」)で裸になったのよ。レインフォレストに住む文化人であるはずの人間達が 原始的になって行くドラマで 私は体中にペイントして 槍を持って ずんずん踊ると言う激しい役でした。あははは。”


痛快おばさんなのです。


最近はテレビのシリーズ「ハリーズ ロー」でハリエット(がハリーと言う無性の名前になっている)と言う大胆不敵な女弁護士役を楽しそうに演じています。


卵巣のがんになったことをずっと隠し 今も公的には発表していません。
“ ガンとかの病気を告白して回りの人が妙な気配りをするのが嫌でね。大したことはありませんよ。心配しないで下さい。”
と人生にはもっと大事なことがたくさんあるのだから。 と言うような静かな自信と凛とした威厳が漂っていました。

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