JULY 7 2021 EYE SURGERY & EURO CUP

 JULY 7 2021 EYE SURGERY & EURO CUP


今日7月7日は日本では七夕祭りです。天の川を年に1度 渡ってランデヴーする恋人の話をすると西洋人は殊の外喜びます。笹の葉をクリスマスツリーのように飾るというのも、芸術に近いと称賛したり、早速やってみようとエキサイトしたり。


さて今朝は朝の6時半に病院にチェックインして白内障の手術をしてきました。4年前に右目をして、今回は左目なのですが、誰でもそうでしょうが、目を触られるのが嫌なので、先生に「手術をしなかったらどうなりますか?」と聞いたら、即座に「盲目になります」という答え。さすがに眼医者ですから、かなりのインパクトでした。

2日前から一日4回左目だけに注ぐ、2種類の点眼薬、手術前夜12時から食べ物はおろか、水も駄目、手術の朝、血圧の薬3種類だけをちょびっとの水で服用し、再び点眼して病院に着くと、まず身長体重を計り、すぐにベッドに寝かされ、血圧チェック、左の腕には血圧やらを示すヴァイタル グラフのテープを巻かれ、右腕は点滴、とたかが目の手術なのに非常にオーバーで、何となく、ドラマの女主人公のような気分になったりしていると、非常に痛い点眼薬を3回も注がれ、それまでは背もたれが上がっていたベッドがフラットになって、「ベン ケーシー」BEN CASEY 「白い巨塔」のように患者が見ることが出来るのは天井の電気だけという手術室への移動となって、麻酔の先生が丁寧にプロセスを説明してくれます。

その後は局部麻酔だと言うのに殆ど覚えていないという不思議な状態で、気がついたら看護婦さんが「ジュースは何にしますか?」なんて聞いてきたので「オレンジ」と言ったら、それはなくて、クランベリージュース CRANBERRY JUICE を美味しく飲み干します。夜中から9時まで液体を全くとっていないので喉がカラカラでしたから。

4年前がどうだったかを全く覚えていないのも物忘れと「嫌なことは忘れる」性分が重なっているのだと勝手に思っています。

写真を探したら、4年前の絆創膏の貼り方のものすごい「雑さ」に笑ってしまいました。お医者様が、右目の上の額にマジックマーカーで印をつけたのもはっきり遺っています。

今年もマーカーで印を付けていましたが、 眉毛の横でこれほど目立たない場所でした。


ハンスが駐車場の車の中で寝て待っていてくれて、途中で近くにある夕食用にハワイアンフードのテイクアウトを買いました。人気があると言うフリカケ チキン、ポケ、お弁当を選びました。

家に到着、朝食をとってから、ユーロカップ EURO CUP 準決勝戦、英国対デンマーク戦です。

ずっとご贔屓の英国プレミア リーグ、「トッテンハム ホットスパー」TOTTENHAM HOTSPUR のスター選手にして、英国チームのキャプテン、ハリー ケリー HARRY KANE が、2年前までチームメイト同志だったクリスチャン エリクセン CHRISTIAN ERIKSEN の国と対戦と言うなら、カラッと楽しいのですが、クリスチャンは6月12日の対フィンランド戦の前半で走っているうちに突然倒れ、意識不明に。ホームのコペンハーゲンのスタジアムでしたから、観客は泣いたり、大変な騒ぎ、目を開けたまま倒れているクリスチャンがグラウンドで治療を受けている時はチーム全員が壁を作って、クリスチャンを守っていました。選手たちもそれぞれ、心配のあまり泣いています。結局試合はしばらく中止となって4時間後ぐらいに再開されました。心が試合になど無いデンマーク チームは惜しくも負けてしまい、後に協会の同日の試合続行の判断が批判されています。

クリスチャンセンは英国俳優のトム ヒドルストン TOM HIDDLESTON にちょっと似ていて、ハリーとのコンビは得点コンビだけでなく、イケメン同志でもあって、観客を沸かせていたのです。


そういう経緯があるのでデンマークは、以後 すべての試合をクリスチャンに捧げているのです。

この日も「祈りクリスチャン パワー」でパワフルなゲームを繰り広げ先点を獲得、英国はデンマークの攻撃にもたつきながらもやっと1点を上げて同点に、そしてエキストラ タイムで、ハリー ケーンは自分がキックしたボールがゴールからバウンスしてき出てきたのををもう一度キックして得点、2−1として晴れて決勝戦に勝ち進んだのです。

試合後にハリーはデンマーク選手全員と固く抱き合っていました。つい最近までトッテンハムで一緒に組んだ元チームメイトの回復を強く願ったにちがいありません。

クリスチャンは92年2月14日のバレンタインの日に生まれ、トッテンハムからイタリアのインター ミランに20年1月に移籍、ハリーは1年後の1993年7月28日に 英国のウオルタムストン WALTHAMSTON 生まれ、トッテンハムには09年から在籍です。

太平洋のこちら側の七夕の日は、このようにかなりドラマテイックに過ぎていったのです。


2021年7月7日 左目の手術後。右手の黒い包帯は点滴後の処置、右手の赤い腕輪はアレルギー注意、白いバンドには氏名、生年月日などが表示されてます。




4年前、右目の手術 絆創膏が凄いのでした。

4年前 アメリカの病院らしい雑な絆創膏。

右目、とマジックで額にほくろのようなマークが記されています。



トッテンハムのハリー

クリスチャンとハリー、チームメイト同志だった頃。

クリスチャン エリクセン


7月7日 喜びの英国チームとハリー

6月12日 倒れているクリスチャンを囲んでいるチーム

トッテンハムの得点コンビだった頃。


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