LONDON AUG 2018 #2 HACKNEY EAST LONDON

LONDON  AUG 2018 #2  HACKNEY EAST LONDON

今回のロンドンでは今まで足を踏み入れたことのない(車で通り過ぎたことは何度もありますが)東ロンドン地区、ハックニーでの撮影現場を訪れました。
移民が多く住む、つまり貧しい人たちの区域で、ちょうどこの旅でインタヴューしたイドリス エルバの生まれた町でもありますし、たくさんの映画の背景になっています。
今思い出すのはマドンナの前夫,ガイ リッチーのヒット映画「ロック、ストック&トウー スモーキング バレルズ」(98)がこの辺りの不良青年たちの生態をヴィヴィッドに描いています。この映画でスターになったジェイソン ステータムは東ロンドン出身、サッカーのスーパースターのデイヴィッド ベッカムも同様。

ロンドンの雑多な下町と言いましょうか、ここにあるリドリー ロード マーケット Ridley Road Market が圧巻で、やたらにある魚屋にくっついて洋服屋やら、電気器具などの屋台がゴーっと並んでいます。買い物客がまた、気負い立って、後ずさりしてしまいそうな激しいショッピングの風景。

ここで撮影されているのは英国のテレビシリーズ「トップ ボーイ」TOP BOY。
ほとんどのキャストが黒人と言うストリート ギャング ドラマで、インタヴューは近くの地元大学ペッチェニーアカデミー Petcheny Academy で行われ、昼食には付近の名物料理のジャマイカの辛くて美味しいチキンとこれまたはーはーと食べてしまった辛いライスが出て、ローカル気分を味わったのです。
オフリミットにしていない会見だったので学生たちが出たり入ったりで、落ち着かない臨場感も思い出の一つになりました。

夜は180度雰囲気が変わって、お洒落でトレンデイーなロンドンはメイフェアーの裏通りにある「ハッシュ」HUSHというレストランでのデイナー、007のロジャー ムーアが元のオーナーだったそうで、ロジャーと友達たちの数々の写真が飾られて、私たちは彼のプライヴェート フロアーだった3階の部屋に招かれました。狭くて急な階段を上がり下りしながら、ジェイムス ボンドは足取りも軽くこのステップを踏んだのかなーと想像したり。

入り口はコートヤードと呼ばれる田舎の屋外カフェのようなカジュアルで楽しい雰囲気で、中に入るとちょっとスノッビーという洒落たレストラン、私はマグロのステーキを頂きましたが、やはりお醤油にわさびのタレがあったらなーとちょっと不満のお味。でもどんどん出てくるアスパラガスや、ポテト、などなどのお皿が美味しくて、いささかの不満を十分に埋めてくれました。

同行したマックスは友人の真知子さんのご主人、オックスフォード大を出た古物商で、大変な物知り、ロンドン人しか知らないような色々な知識を会話に盛り込んで、刺激的で楽しい夜となりました。
移民の街、ハックニー生まれの大成功者のスター、イドリス エルバ。                  緑のジャケットは真知子さんのデザインです。



翌朝、早朝のハイドパークをお散歩、サーペンタイン湖まで歩いて行くといろいろな鳥が朝会を開いていて、ロンドンて、混雑した通りから、ほんの数分でこんなに爽やかで、自然に溢れた公園がそこかしこに点在して、まことにバランスが取れた大人の大都会だなーと思ったのでした。

リドリー ロード マーケット(ネットから)

リドリー ロード マーケット(ネットから)

リドリー ロード マーケット(ネットから)


ジェイソン ステイサム。

デイヴィッド ベッカム

「ハッシュ」レストランのコートヤード。(ネットから)

ハッシュ レストランの内部。(ネットから)

この階段を上って、プライベートのフロアーに。(ネットから)

ハッシュのバーで。マックスと。

ハッシュの3階のロビーで。

ハッシュの入り口。(ネットから)


私が撮影したリドリー ロード マーケット

爽やかな朝のハイド パーク。サーペンタイン湖。

朝のお散歩のボサボサ髪。

ハックニーを舞台にしたテレビシリーズ。

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