VANCOUVER FEB 28 - MAR 2 2019

VANCOUVER  FEB 28 - MAR 2  2019

もう３ヶ月近く前のヴァンクーヴァーの想い出をノート
しておきましょう。
オレゴン州のポートランドからカナダのヴァンクーヴァーに行き、２泊して、ニューヨークに行くという、短いながら国際便を含むパスポート持参の旅でした。

２月末のヴァンクーヴァーは海に面しているために冷たい強風が吹いてブルブル天候でしたが、晴天に恵まれてそれはそれはきれいな自然を楽しめたのです。

ホテルはカナダではよく泊まるチェーンの「フェアモント
パシフィック　リム」FAIRMONT PACIFIC RIM HOTEL、大きなホテルでロビーにやけに混雑して騒音がすごいカフェ・バーがあります。

到着した夜はスタジオ開催のレセプションには間に合わず、海に向かって大きな窓が開けた９階の素敵なお部屋でルーム　サーヴィス、さすがカナダ西海岸、アジア人の天下の街ですから巻きずしやマグロのお料理などがメニューにたくさん並んでいました。
スパイシー　ツナ　ロール、カルフォルニア　ロールに確か海のサラダ　と言ったものを注文。ミニバーのワインを飲んだのか、ワインをグラスで取ったのかは忘却の彼方。

さてハイライトは３月１日の「シー」SEE  という盲目の人々を描いたテレビドラマのロケの見学で、街から延々１時間半かけての山奥に連れて行かれました。途中の絶景は背後に雪をかぶった高い山、冷たいために群青色の水面、降雨量が多いいためのクリーンな木々の緑色、とまさに絵葉書の色と涼やかさでした。

山の頂上にある湖の麓でロケは行われていてあちこちに暖を取るストーブが置かれ、私達はプレハブの小屋へ通されます。ドラマの内容はまだ書けないのですが盲目の人々が暮らしている近未来というお膳立てで、大勢の実際に盲目の人たちが出演しています。
盲目のエキスパート、カリスマテイックな男性のレクチュア、衣装や小道具などを見て主人公に扮するジェイソン　モモア  JASON MOMOA のインタヴュー、そして、海の幸、山の幸が山盛りの美味しい昼食を頂きました。

テーブルの隣に盲目の方が座ったのですがまず手で食べ物に触ってからフォークで口に運び、パクパクと美味しそうに食べてます。時たま食べ物を落としますが（ワタクシ達も同様）マナーを守って、会話にも加わり、おまけにとってもハンサムなのです。

帰りのバスでも山の中の静かな佇まい、目がくらむような崖っぷちなどを眺めて（大勢の人は食べたあとだけにすでに夢うつつ）ホテルに戻って来たのが午後の４時頃、早速近所を散歩、有名ブテイックのある瀟洒な通りをものの１０分も行くと突然　怪しげなお店に浮浪者や中毒者が屯している界隈に入ってしまうのがこの街の面白いところでもあって、不安なところでもあります。
お財布をスーパーのビニール袋に入れての外出で擦られそうなのと脆いので安いお店に入って中国製の紙のバッグのように見える気楽なビニールのバッグを買いました。
この手のバッグを山のように持っているにもかかわらず、異国の街での買い物は何となく「想い出」を買ったようで、勝手にウキウキとして、しばらく港の近くのパブや骨董店が並ぶ地区をまた、ぶらぶら。

ホテルに戻ると金曜日なのでロビー横のカフェとバーはラッシュアワー並みの大混雑。友人とここで夕食をするプランでしたがすぐに変更。２階のもっとお洒落なレストランに行くと満席。下のテイクアウト店も間もなく閉店。

仕方なく、お部屋でルームサービスを４人で取ることに。
イタリー人、オーストリア人とスイス人と私がそれぞれ好きなものを電話で注文して、自分の部屋番号を言い、お食事はイタリー人の部屋に持ってきて、という具合で１７階だったと思いますが私の部屋より高い階の眺望を愛でながら、いろいろな話題に花を咲かせて楽しく頂きました。

３月２日（土）　朝の便でシカゴ　経由でニューヨークへ。

ハワイ出身のモジャモジャがトレードマークのジェイソン　モモア

「シー」のジェイソン

ロケ現場で。

ホテルの部屋からの眺め。早朝寒いのに温水プールでエキササイズ泳ぎをする人々

ホテルの前の船着き場

ヴァンクーヴァーはいつも清潔で空気が澄んでます。手に持ったビニールバッグに注目　　（後にちゃんとしたバッグを買いました）

ヴァンクーヴァー　ハーバーのシンボルの一つ。後ろに雪山が見えます。

バスから撮ったショット

ルームサービスでの夕食　１７階の左のオーストリア人のお部屋。右はイタリー人。

違うアングルから。

ウエイターに撮ってもらった全員のショット。左から３番目がスイス人。