YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴューしてもう38年!!   ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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まで。よろしく!

Sunday, December 31, 2017

JAMES FRANCO 2017

JAMES   FRANCO   2017

ジェイムス フランコが監督兼主演の「 THE DISASTER ARTIEST」(被害をもたらすアーテイスト)(17)が晴れてゴールデングローブ賞の喜劇・ミュージカル部門の主演男優賞候補に。

実在の映画界の変人、トミー ワイゾー、Tommy Wiseau
を演じてのノミネーションです。
共演は実弟のデーヴ フランコ、映画業界の話なのと、ジェイムスの交友関係が広いので、大勢のスターがカメオ出演して、なんとも珍妙で非現実的なストーリーに「愉快要素」を加えています。

ジョニー デップが「エド ウッド」(94)と言う映画で演じた奇妙な監督と共通しているハリウッドに現れた不思議な存在を残した「奇才」のドラマと言えましょうか。

彼らよりはるかに有名で、才能もあるジェイムスですが、自分のしたいことをあえて勇敢に実行してしまうところなどトミーにそっくりで、だからこそジェイムスは映画化したかったのでしょう。

1978年4月19日、カルフォルニア州のパロ アルト(名門スタンフォード大がある街)に生まれ、現在まだ39歳ですが、映画テレビの出演数が148本と膨大なのも彼のエネルギーと情熱の賜物です。
父親はシリコン バレーの重役、母御は時たま女優をしたライターだそうで、恵まれた家庭に育ちました。

ロスアンジェルスのUCLAに入学、悩みの内向性を克服するために演劇部に入ったそうで、ここから彼のパーフォーマンス入魂が始まったそう。
両親はジェイムスの演劇活動にあまり気乗りではなかったものの、結局は好きな道に進ませようというリベラルな親だったようです。

初めて会ったのはジェイムス デイーンをルックスもそっくり、何しろ迫真の演技を見せてハリウッドのメジャーで衝撃のデビューをした「デイーン」(01)の時。
新人のくせにかなり慣れた態度をしていたのは、恥ずかしさを隠すためだったでしょうが、俳優たちはインタヴューでもパーフォーマンスをしますから、すでにスターの兆しが見えてました。
この役ですぐにゴールデングローブ主演賞(テレビ部門)を受賞しています。

以来、ありとあらゆるジャンルの映画に出ては、独特の「風変わりで、愉快な」雰囲気を出してきました。
監督業にも早くから積極的で、すでに38本も手がけていますし、制作活動では68本、とハリウッドで最も忙しいスターとしても知られています。
おまけに大学院に通って博士号を取得するわ、大学で講義をするわで、知的分野でも膨大なエネルギーを発揮するという何でもやりたい、やってしまうスターなのです。

恋愛事情のようなプライベートな話になるとほとんどジョークでごまかすのですが、つい最近はイザベル ペイザッドという女性と交際している様子、でも誰とも結婚といった真面目な段階には至ってないのは、あまりに創作に忙殺されているからとしか思えません。

スタートした時からあまり変わらず、陽気で、気さくで、緊張をほぐすためのおバカなコメントを連発する、気の良い奴のスタンスを維持しているのも彼ならではでしょう。
2001年のポスター。ジェイムス デイーンにそっくりでしょう。


2017 本物のトミー ワイゾーと。

同じく2001年のポスター。

ジェイムス デイーンになりきってます。


左は実弟のデーヴ。

2017「デイザスター。。」の役で。



2001「デイーン」の時。


2008「ミルク」





2017「THE DISASTER ARTIST」でのトミー ワイゾー役。





Friday, December 29, 2017

FRANCES MCDORMAND 2017

FRANCES   MCDORMAND  2017

大好きな不思議畑の女優、フランシス マクドーマンドが再び2018年のゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされました。

「THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING MISSOURI」
(17)(ミズーリ州エビングの外にある3個の看板)
という長くて、変な題名なのも彼女の映画らしいのですが、
娘が暴行殺害され、警察の捜査に不満な母親(もちろんフランシス)が業を煮やして自費で、自宅の近くに3個の大看板を立て、そこに不能な警察のバカヤローってな文句を表示するというお話です。
ちなみにエビングというのは架空の街ですって。

警察署長がウデイー ハーレルソンで、妙に悲しく、おかしい存在なのですが、それよりその下で働く サム ロックウエルの大馬鹿言動があまりに酷くて、同時にリアルで、大爆笑ものなのです。もちろんサムも助演賞候補になりました。
監督がまたユニークで、英国人のマーテイン マクドナー、
「イン ブリュージス」(08)これも最高に笑わせてくれるおばか悪党の話、「セブン サイコパスス」(12)などの映画を監督してますが、それより脚本家として有名です。

マーテインはフランシスを置いて他にこの役を演じられる女優はいないと話してますが、本当にこの役は彼女のために生まれてきたと思いました。

もともと自己宣伝やメークアップ、ドレスアップなどを拒否してきた独立心豊かで、オリジナルの活動をしてきたフランシスですが、最近になってそのユニークな変人性が強くなり
宣伝活動をするアシスタントたちを悩ませているようなのもなんとも微笑ましいかぎり。

1957年6月23日 イリノイ州シカゴ生まれですから、現在60歳。
最近は「ムーンライズ キングダム」(12)、「ヘイル
シーザー」(16)などに顔を出してきましたが、今回の「スリー ビルボーズ」が彼女の魅力を最大限に生かした最もパワフルな主役と言えます。

この後の引用はこのブログの2012年6月14日のもの。
ブログのスターの名前で検索できるのを知ってもう1度掲載してみました。
2017 「スリー ビルボーズ。。」ウデイー ハーレルソン と。



看板を立てて警察に抗議する母親。

2000  「あの頃 ペニー レインと」での おふざけショット。









FRANCES  MCDORMAND

クリス クーパーに引きつづき 画面でぎらりと光る 独特の魅力を持つ そして 玄人好みの性格派女優 フランシス マクドーマンドの番です。
彼女が映画に出てくると 面白みと人間味がどっと濃くなります。本当にいい味を持ってますよね。
「ファーゴ」(96)の臨月間近で よたよた歩きながら 深い雪を真っ赤に染めた壮絶な殺人現場をしれっと調査したり のおばさん警察官の役でアカデミー主演女優賞を受けても全く名女優などと言う意識のかけらもなく 相変わらずひょうひょうと 外見と言動はちょっと変でも心は錦と言った女性の役を手がけています。

この6月に55歳になりますが 若い時から しわっぽくて その上にわざとしわを作る表情がトレードマークですから この10年ぐらい ずっと50歳代の女性を演じ続けていたような。
「ミシシッピー バーニング」(88)の時に初めて会ったのですが 服装もメークも
全く普段着で げへへと笑いながら
“ メークや何を着ていくと言う時間が勿体ない。どっちにしろグラマー ギャルとして売る気持ちも期待も持ってないし。本を読んだり 子供と一緒に密な時間を作る事さえ 今のスピード時代には難かしいと言うのに 不必要に着飾るなんて とんでもはっぷん!”

と見るからに楽しそうな人となりを見せてくれるのです。

“ 80年代はとんだ貧乏暮らしで 安くて危ないブロンクスのアパートにホリー ハンターと一緒に暮らしていて 彼女の紹介で コーエン兄弟を知り 一時は サム ライミ(監督になった)も含めて 5人で共同生活をしていたのだから。それからコーエン兄弟の初監督作品 「ブラッド シンプル」(84)に出してもらった訳。いつもひとに言うのよ。どうやって役を得たのですかと聞かれると 監督と寝たからってね。”

アカデミー賞には4回ノミネートされた上に “ラジー賞” (最悪演技賞)にも「イーオン フラックス」(05)でノミネートされると言う賞取り女優でもあります。

最近では 「ムーンライズ キングダム」(12)とうウェス アンダーソン監督の映画でビル マレーの妻を演じている。絵本の中の出来事のようなおはなしで この妻はローカル シェリフのブルース ウィリスと浮気中なのですが 全く外見を気にしない あっぱっぱのようなサマードレスを着て 相変わらずのノーメイクでとうしています。

“男の映画はカーチェイスや爆発を見せる。女の映画はすぐ泣き顔をクローズアップする。
そりゃあ私だって週に3回は泣きますよ。でもクローズアップではなく遠くに引いた状態で 自己憐憫に浸っている場合ではないのです。全く下らない女のドラマが多くて
頭に来ますよね。”
と憤慨してから 本物の生活を持つ事を強調していました。
“ 舞台でも映画でも休みなしにずっと続けていたら駄目。しっかり合間には普通の生活をして 地に足をつけないと。映画も舞台も空想の世界で。ここに入り浸りだと現実を忘れてしまって 気持ちの悪い人間になってしまいます。私はあくまでもキャラクター アクトレスですから スターとは違って 現実の世界でもでもスターでいるようなタイプではないのです。”
2017年の近影。ベテラン女優の年輪が見えます。

Thursday, December 28, 2017

SALLY HAWKINS 2017

SALLY  HAWKINS   2017

今シーズンの賞候補の本命がサリー ホーキンズです。
メキシコの鬼才、ギレルモ デルトロが監督した
「ザ シェイプ オブ ウオーター」(17)で孤独で、
真面目な啞の女性を演じています。彼女がふとしたことで、仕事場に現れた海の怪獣のような生物と恋に落ちるという、ユニークなロマンス、デルトロならではの限界のないイメージが広がって、画面はほとんどが緑色っぽく、見ている人々が深海の中に浸っているような気分にさせてくれます。

ゴールデン グローブ賞では最多の7部門にノミネートされていますし、他の賞でもダントツ、このままアカデミー賞に最強の映画として前進しそうな勢いです。

サリーは「ブルー ジャスミン」(13)でリッチでわがままなケイト ブランシェットの妹役を神妙に演じて、アカデミー賞の候補になったり、「ファクトリー ウーマン」(10)では自動車工場に働くブルーカラーの女性を勇ましく演じたり、世界中が彼女の名前を知った「ハッピー ゴー ラッキー」(07)では逆境にもめげず、毎日スキップしているようにハッピーな女性を演じるなど、労働者階級の恵まれない女性という役がほとんどです。
昨年は「モーデイー」(16)という映画で、関節炎のために手足がよく動かないハンデイキャップの女性がハッピーな絵を描き始めて自分の価値を得ると言う、やはりサリーならではの映画に主演しました。

当人も控えめで、謙虚で、寂しい笑いを浮かべる静かなパーソナリテイーの持ち主で、背景に混じってしまう、スター性ゼロの女優。
蛇が大嫌いで、ピアノを弾くのが大好きだそう。

1976年4月27日、英国はロンドン生まれ、両親は絵本作家、王室演劇学校を98年に卒業。
2013 BLUE JASMINE


「ブルー ジャスミン」でオスカー授賞式へ。

ケイト ブランシェット と。





共演者たちからはいつも絶賛の声が集まり、ケイト ブランシェットとは本物の姉妹の方に仲良くなってます。
「モーデイー」で共演したイーサン ホーク は「今までで一緒に働いた中でも最も才能がある女優!」と褒めていました。
2007 HAPPY GO LUCKY


「シェイプ オブ ウオーター」で海から来たの怪物を見るオクタヴィア スペンサーとサリー。

モンスターとの会話。

工場の掃除人のサリーとオクタヴィア。

Monday, December 25, 2017

GOLDEN GLOBE 75 ANNIVERSARY

GOLDEN GLOBE 75TH ANNIVERSARY

今年最後にして最も大きなホリデー パーテイーを紹介しましょう。
12月8日、ゴールデングローブ賞の75周年を記念して、 パラマウント スタジオで開催されたイベントで、ゲストのスター、スタジオの常連、パブリシスト、業界関係者たちが勢ぞろいの歴史的アニバーサリー パーテイーとなりました。

75年間の記念的瞬間をまとめた、1時間半のビデオを紹介することもあって、このスタジオの大きな試写室を使ったのです。しかしロビーが狭くて大勢のお客が入りきらないこと、恒例のダンスをするためのバンドとダンスのスペース、などなどの理由で、パーテイー会場は戸外となりました。

メジャー スタジオですから、クリスマスのデコレーションは特級で、全てが輝いて、それは綺麗ですが、いくらそこかしこにヒーターが設置してあるとはいえ、12月の寒さが忍び寄って、コートを脱いて、せっかくのドレスを見せる勇気が出ません。もちろん若い女性たちはのびのびと肢体を披露していますが。

戸外なので、夕食のメニューはシンプルで、ターキー、ハム、ポテト、サラダ、マカロニチーズ、その代わりドリンクは豊富で、シャンペン、ワイン、ウイスキー、スピリッツも多種あって、寒さを忘れるようにの試みかも。

軽快な音楽のバンドがダンスフロアーに招いても、なかなか集まりません。いつも真っ先に飛び出すジャネットが私たちのテーブルまで誘いに来ます。
誰かのゲストの若い女性が、ほとんど裸のようなドレスで、華やかに、セクシーに踊っている横で、シニアの私たちもちょっとだけ参加。
誘い水になったようで、かなりの人々がダンスを始めました。
ゲストのスターの一人、カイル マクラクランとちょっとおしゃべり。人気テレビシリーズ「ツイン ピークス」(1990と2017)のデイル クーパーと言うエージェント役でゴールデン グローブ賞にノミネートされています。1958年2月22日、ワシントン州のヤキマで生まれてますから、間も無く59歳!

いつものホリデー パーテイーはホテルの中、もっと居心地良い豪華なセッテイイングですから、食べ物もずっと種類があって、ダンスも盛んなのですが、やはり外ということと あまりに大勢 人が招待されたせいでしょう、親密感にかける1大パーテイーとなってました。

左側の女性がセクシーパワーを添えてます。

カイル マクラクラン と。


ジャネット と。



リリーと。
アリシア シルバーストーン。
カイル マクラクラン
左から、テイム、わたくし、れん子、ロイ。
クリステン ベル。
上映会。
ギャレッド ヘドランド。
シャロン ストーン。

外なので寒いのです。








れん子と。


若く見せる撮影技巧が施されているそう。
古い友人のれん子と。
パラマウント スタジオのデコレーション。

Saturday, December 23, 2017

MERYL STREEP 2017

MERYL  STREEP   2017

メリル ストリープは、新作「ザ ポスト」(17)でニクソン大統領時代のベトナム戦争の秘密ファイルを社運と自らの社会的立場を賭けて新聞社主として発表するキャサリン グラム Kay Graham  をまるで朝飯前のように演じて、再びゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされてます。
監督がスピルバーグ、共演がトム ハンクスと御大3人の映画ですから、期待は募ります。

実際メリルの演技を見ていると、これでもか、これでもかと画面に効果を上げる本能的に見えるテクニックを弄して、見ている方は大女優の登場に感動したり、安心したり、すべての主演映画にパワーと重みを与えるのですね。

前にも書きましたが、役の上でも、実際に会う時でもメリルは頻繁にため息をつくのです。呼吸調整なのか、バランスを整えているのか、理由はもちろんわかりませんが、そばで見ているとこちらもため息をつきたくなってしまいます。

堂々とした受賞歴を持ってますが、いつも控えめで、謙虚で、高校の先生か、PTAの会長のような、小さめの団体の指導者のような雰囲気を漂わせています。
指を切っちゃった!なんて訴えるとすぐに大きなバッグから絆創膏などを取り出してくれるような、そういうお母さんの優しさと義務感にも溢れています。

1949年6月22日、ニュージャージー州のサミット生まれ。68歳とは思えない、艶々の清潔な肌が驚きですが、当人は「遺伝ですよ」としれっとしています。

今年の初めにゴールデングローブ賞の功労賞 セシル B デミル賞を受けた時に、名前を出さずに新しく大統領になったトランプを猛烈にこき下ろしたスピーチをして会場は拍手喝采の渦でしたが、来年(と言ってもあと2週間あまりの1月7日)でも、セクハラ問題などのスピーチをするのでは、と注目されています。

大昔の白黒写真からのメリルとのツーショットを載せてみました。

2017  THE POST





2017  THE POST