Posts

Showing posts from May, 2016

CLINT EASTWOOD. HAPPY 86TH BIRTHDAY!

Image
CLINT  EASTWOOD.  HAPPY 86TH BIRTHDAY! 今日5月31日はクリント イーストウッドの86歳のお誕生日! おめでとうとお祝いの乾杯をしましょう! 80歳を過ぎると自然体で、頑張らなくなって、とびきり居心地が良いとウッデイー アレン が先日ボソボソと話してましたし。 この両御大はまことに長いこと映画を作っていらっしゃいますね。それも淡々と1年に1本のペースで。 クリントはハドソン川に不時着したパイロットの実話の映画化「サリー」(SULLY)の監督を終えて、間もなく公開されます。パイロットになるのはトム ハンクス、少し前に、ソマリアの海賊と戦った実在の船長を演じてました。 クリントを初めて見たのは私が子供の時のテレビシリーズ「ローハイド」(59−65)でウイッシュボーンさん!と呼んで料理番のおじいさんを追いかけているうちに成長して、団長のフェイバーさんの助っ人になって、牛追いをしていた時です。 それからダーテイ ハリー(71−)のサンフランシスコの風景が素敵でした。 初めて会ったのは「バード」(88)の時。ツーショットもまだ白黒です。 ほとんど全部好きですが、中でも大好きな主演作は「ハートブレイク リッジ」(86)「許されざる者」(92) 「ブラッド ウオーク」(02)、「ミリオン ダラーベイビー」  (04)「グラン トリノ」(08)などなど。 ここに手元にあるツーショットとソロ写真を載せました。 私の顔にはうんざりでしょうが、コンピューターの保管を全くしていないので、貴重な写真の倉庫としてこのページを使っているのです。お許しのほどを。 少なくともクリントの風雪を経た、それでもなお美しい顔をご鑑賞ください。 昨日ウデイー アレン 80歳の話を月刊文藝春秋に書き上げて送りました。いつ掲載されるかはまだ分かりませんが、クリントの長いインタヴューも少し前に月刊文藝春秋に載りました。クリントは死んだら「ベッドバッグ」(マットレスに住む虫)になりたいという箇所が好評でした。普通はライオンだとか、猫になりたいと言うものですが。 私の目で見た二人の偉大な監督のレポートが発表される機会を得てなんとも嬉しい限りです。 2010「ヒアアフター」 枯れて精悍な顔が素敵です!

SIENNA MILLER AND HIGH-RISE.

Image
SIENNA  MILLER    AND  HIGH-RISE. 「ハイ ライズ」(16)という英国の映画で、今や最高にホットなトム ヒドルストン を誘惑する上の階の美女を妖艶しているシエナ ミラーには60年、70年代風のドレスがよく似合います。 どことなく昔のハリウッドのグラマースターを連想する、エレガントな美しさを持っているからでしょうか。 実際のシエナは画期的にモダーンなドレスを着て現れたり、ジーンズ姿でカジュアルに登場したりしますが、いつもどこかに、ちょっと気取ったハイソの雰囲気を漂わせて、それが魅力でもあり、鼻につく点でもあります。 「ハイ ライズ」は英国の現代作家、J.G.BALLARD が原作の英国のクラス システム(階級社会)をかなりグロテスクに風刺したストーリーで、空にそびえる高層ビルの「ハイ ライズ」が主人公とも言えます。このビルの最上階にはもっとも権力があるアッパークラスのジェレミー アイアンズが屋上に愛馬まで飼って、豪華絢爛な暮らしをしています。 下の階に行くほど生活レベルが低くなるという状況で、脳外科医のトムは中間の階に入居してきて、全裸でベランダで日光浴をしているとすぐ上の階のシエナが彼を見つけて、知り合いになり、同じような階の人々とも親しくなります。 シエナの気楽な誘い方、全く手間をかけてないようで、実のところいろいろ工夫をしている髪型や洋服、男好きのする意味深な笑顔、そういう要素が生かされて、トムが惹かれていく様子が描かれます。 英国人が見るとそれぞれの使うヴォキャブラリー、英語のアクセントだけでも登場人物の階級がわかるためにより深い理解と興味が湧くそうですが、私たちはただただ唖然として、このビルが崩壊に向かう展開を眺め、ショッキングな映像に仰天するのです。 シエナは1981年12月28日父親がアメリカ人の銀行家でニューヨーク生まれですが、母親は南アフリカ人のモデルで、そのために育ったのはロンドンで、ハイソの女子学校に通ってから、モデルとして活躍、男性関係が華やかで、ジュード ロー、バルサザー ゲテイー、リース アイヴァンズ、トム スターリッジなどの俳優と交際したり、婚約したり、トムとの間には2012年に娘が生まれて、マーロウ オットライン レイング スターリッジという、長くて珍しい名前がつけられました。

DANIEL RADCLIFFE 2016

Image
DANIEL   RADCLIFFE    2016 久しぶりにハリポタ君のダニエル ラドクリフに会いました。相変わらず青いほど真っ白で、ひどく痩せていて、2011年に終了したハリポタ役 の頃とあまり変わらない華奢な体と才気走ったルックスですが、今年の7月27日には27歳となります。 今回は「グランド イリュージョン」(13)の続編、同題の NOW YOU CAN SEE ME 2(16) で英国人の大魔術師を怪演、父親は最初の映画にも出た、魔人のマイケル ケインという面白い、そして色々と謎がある親子になってます。 映画の中では、アメリカ側のチーム、ジェシー アイゼンバーグ、マイケル ラッファロー、ウデイー ハーレルソン、デーヴ フランコ、に新しく リジー カプランが加わって、前回のように妙に気楽で、打ち解けた間柄の正反対を見せるために、英国正統派のきりりとしたテイラード、ビスポークというべきでしょうか、スーツ姿でスタイリッシュに登場します。何しろ未だにボーイッシュなので、どことなく七五三の坊やのようにも見えますが。 自分ではもうすっかりハリポタのイメージを拭い去っていると思ってますから、シリーズ終了直後のようにナーバスになったりせず、自然にハリポタの思い出を語れるようになりました。それにしても良い子の姿勢は変わらずで、マナーも話し方も相変わらず優等生です。 そばにいるとそんなに頑張らないでも良いのよ、と抱きしめたくなる、真っ白なもやしのようなスターとなりました。 歴史に残る巨額のギャラをもらって、もう彼から3代ぐらいは楽に暮らせる財産を持っているはずでも、やはり役者魂が蠢くのでしょう。次から次へと映画や舞台に出ています。 「僕の暮らしはまるっきりジプシーみたいで、移動の生活。だから好きなものを集めて、それに囲まれて喜ぶっていう暮らしはまだしていない。でも今はその落ち着かない中で、役作りに集中するのが貴重だと思いたい。先日海に行ったのだけれど、この肌だから、5分おきにサンブロックを塗らなきゃならなくて凄く忙しかった。忘れると真っ赤になって、又すぐに白く戻って、日焼け色は人工のローションのみなのですから」 と自虐的なことを話す時の英国アッパークラスのスタカートのアクセントが爽やかで、格調高く、耳に心地が良いのです。 「マイケル ケイン

EMAYATZY CORINEALDI

Image
EMAYATZY   CORINEALDI スペルを見るだけで、何と発音して良いのか、わからないような名前ですが、エマヤジー コリネルデイ と言うピチピチの若手女優を紹介しましょう。 ドン チードルが制作、脚本、監督、主演と心血を注いだ映画、「マイルス アヘッド」(16)でジャズ トランペットの天才、マイルス デイヴィスの妻を愛らしく、美しく、50年代の雰囲気とファッションにピッタリ調和して熱演しています。 ほとんど古典映画、50年代の映画そのままのルックスと立ち居振る舞いで、現代の女優とは思えない、エレガントなルックスが目を射りますし、当時としては例外的な女性が自分のキャリアを持っての独立を主張するスタンスが頼もしい女性として描かれています。 そして初めて会ったエマヤジーの現代的で、はつらつとして、なんとも愛くるしい姿にびっくり。 ドン チードルの絶妙の配役の才能がよくわかります。 エマヤジーの役どころはフランシス タイラーと言うクラシックのダンサーで、マイルスが一目惚れして交際を始めますが、マイルスの仕事のスケジュールやドラッグ習慣、彼の嫉妬心などのハードルが入ってなかなか思うように進みません。 1958年に晴れて結婚したものの、マイルスはフランシスのダンスの仕事を許可せず、家庭内暴力を振るうようになり、二人の仲は悪化し、10年後の68年に離婚。のちにマイルスは女優のシシリー タイソンと再婚しています。 さてエマヤジーは1980年1月14日にケンタッキー州のフォート ノックスにパナマ人の軍人の父親と黒人の母親のもとに生まれ、アーミーブラット(軍人の子供)として基地を転々として育ちました。パナマ語でエマテイーは王女、という意味だそうで、それに家族の一人の名前のブランデイーを加えて、エマヤジーという名前をつけてくれたそうです。 黒光りする艶々の肌に、よく笑う陽気そうなルックス、グラマラスなドレスがよく映える抜群のプロポーションで、実に人懐っこい性格が大きな財産でしょう。 大工仕事が大好きで、暇さえあればダイニングテーブルなどの家具を作ってしまうそうです。なんとなく微笑ましい趣味ですね。 1977年の初の黒人ドラマ「ルーツ」のリメーク、新しいテレビシリーズの「ルーツ」(16)に出演したりと、これからが楽しみなエマヤジーなのです。

SAM CLAFLIN 2016

Image
SAM  CLAFLIN   2016 サム クラフリンが富豪の息子にして、車椅子のハンサムガイ、昔の華やかな自分を思い出しては不機嫌になる彼の世話をするのが、ポリアンナのようにいつも陽気で、おかしな格好が好きな貧しい家の女性で、エミリア クラークが演じていると言えば、もうその甘いロマンスとドラマがお見通しでしょう。 その「ミー ビフォア ユー」(16)は、わかっていても十分に楽しんだり、笑ったり、泣いたりする秀作です。日本公開の時は題名が変わるでしょうが、ぜひご覧ください。 繊細な美貌の持ち主のサムは「スノーホワイト」(12)では王子様、「ハンガー ゲーム」(13)でも善良な美少年といった役どころで出てきていますが、そのあまりの美形のために主役はまず演じていません。今回が初めての大作の主役となります。 「健康な時のウイル(役の名前)は僕の体だが、全身麻痺の体になってからの衰えを見せるために40ポンドホッド減量して、ある時は気絶しそうに弱ってしまって、エミリアが心配して看病してくれた。映画と同様の状況になってしまったのだから!」 誰かがヒュー グラントに似ていると言ってましたが、ジュード ロウ にも似ている、文化的な香りが漂う若手スターです。 1986年6月27日、英国はサフォーク州のイプスウイッチに会計士の父親と学級アシスタントの母親のもとに4人兄弟の3番目として生まれ、小さい頃からサッカーに夢中で、将来はプロの選手を目指して育ったそうです。当時はノーウイッチ シテイーという球団が大好きだったそうですが、今は名門チェルシーのファンだとのこと。 かかとの負傷でプロを断念、次は演劇の道に進むことになり、ロンドンの演劇学校に入って、2009年に優秀な成績で卒業、数々の舞台に出て経験を積み、人気テレビシリーズ「ザ ピラーズ オブ ザ アース」(The Pillars of the Earth)(2010)の騎士役で注目されました。エデイー レッドメーンもこのドラマに出ています。 「ある先輩に大胆に生きろ、と言われて、僕はその忠告を守っているつもり」 とにこやかに笑う表情がまた、なんともキュートで、女性なら誰でもなんでも許してしまう気持ちになるでしょう。もっとも彼のところに来るファンレターは女性と男性が半々ぐらいだそうで、ゲイのアイドルでも