YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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まで。よろしく!

Thursday, February 23, 2017

TOM WILKINSON 2017

TOM  WILKINSON   2017

トム ウイルキンソン と言えばもう名バイプレイヤー
の一言でしょう!
大柄で、ソフトなルックスの彼が出てくると、もうそれだけで渋い味わいのある場面になるに決まっています。
映画におなじみでない方でも、彼を見たら、ああ、あの映画の弁護士、医者、と思い出すはず。それほどに多くの映画に大きな役でなくとも、しっかりと存在感を残して出てきます。

キネマ旬報3月上旬号(2月20日発売)の私のページにトムのことを書きました。毎号、少し歳をとった俳優、女優たちのプロフィールやインタヴューの思い出を綴っているのですが、なんと担当の編集の方(世界一のハードワーカーです)とのやりとりのすれ違いで、すでにトムのことをずっと以前に書いたという事実が分かりました。既に私は黙々と原稿を書き、彼はそれを黙々と編集していたというのに、お互いに全く忘れていたとというほどに名脇役なのです。
そこはかとない、侘しさと孤独の悲しさを演じたら最高ですし、欺瞞と悪徳の権力者の役もずっしりと現実味を込めて演じ上げてくれます。

ウイルキンソンという炭酸水が大好きでしたが、これはなんと日本でできた飲料水なのですね。英国人の祖先か何かしら関係があるのかと調べたら、明治時代からの国産ソーダなのでした。

キネ旬に紙面の都合で載せられなかった面白いエピソードを紹介しましょう。
「僕は貧しい家に育ったので、自分の家を持ったら、床全体に絨毯が敷き詰めてある家にすると夢見ていた。絨毯は裕福な家でしか見ない代物だったから。
妻と結婚し、少しばかり金がたまり、待望の家を作る時になって、カーペットが敷き詰められた家で育った妻は、新しくてスマートなルックの木の床が良いと主張し、僕は今更木の床なんて、とんでもないと反抗したのですよ。結局ワイフが勝ちましたが、家の趣味とかセンスの前に、育った環境に大きな影響を受けてしまうのですね」

1948年2月5日 西ヨークシアのリーズ(Leeds)の農家に生まれ、あまりに貧しいためにまだトムが小さい頃、両親は新天地を求めてカナダに移住、しかしここでも生活は改良せず、再び英国に戻るという厳しい生活を味わいました。

彼が最初に最も注目を浴びたのは「フル モンテイー」(97)でしょう。以後、英国よりハリウッドの映画に多く出演しています。
2016年には「デナイアル」(拒絶・否定)でナチのホロコースト否定説を主張する英国人(テイモシー スポール)を相手に戦う弁護士の役をエキセントリックに、しかし気高く演じています。こんなことがあったのかとびっくりする事実を描いた映画ですから、機会があったらぜひご覧ください。
毎年3本づつぐらいのペースで映画に出ているトムの現在の出演映画の合計本数は124本と大変な忙しさなのです。
1998   GOVERNESS



2016  DENIAL




2016「デナイアル」の弁護士役。

2001「イン ザ ベッドルーム」右はシシー スペイシック。

1997



Monday, February 20, 2017

ATLANTA FEB 20 - 23 2017

ATLANTA    FEB  20 -  23   2017

ジョージア州アトランタに行きます。
オリンピック大会取材をはじめ、何度も訪れたアトランタですが、今回はテレビシリーズのセット訪問、まずは
「アイ、トニア」I, Tonya という1994年のオリンピック冬季大会でフギュアスケート選手として出場したトニア ハーデイングのストーリーを豪州のグラマースター、マーゴット ロビーが演じるというスポーツものというより、女性の勝利にかける確執を描いたもののようです。
覚えていらっしゃる方も多いいでしょう。トニアの夫がライバルのナンシー ケリガンを負傷させて、自分の妻を勝たせようとした事件を。まさに映画のようなプロットで、そしてテレビ映画となったのです。

もう一つは目下全米で大評判のシリーズ「ストレンジャー
シングス」Strenger Things(16−)という超現実的な才能を持つ不思議な少女と彼女を利用する大人たちのSFドラマのセット訪問です。
ミリー ボビー ブラウン Milllie Bobby Brown というスペイン生まれ、両親は英国人という13歳の少女がめざましい演技を見せて、私たちを仰天させました。

そしてつい2月5日のスーパーボウルで惜しくもニューイングランド パトリオッツに、スーパーボウル歴史上初めてのオーバータイムで 34−28 のスコアで負けてしまったアトランタ ファルコンズのホームでもあります。

では行って参ります。
ATLANTA 泊まるホテルの付近。ネットから。


アトランタ。ニュース チャンネル CNN のヘッドオッフィスがあります。

マーゴット ロビーとトニア ハーデイング


「ストレンジャー シングス」のスター、ミリー ボビー ブラウン


2016  マーゴット ロビーと。

スーパーボウルで惜しくも負けたファルコンズのQBマット ライアン。


Saturday, February 18, 2017

JOHN LEGEND 2017

JOHN  LEGEND   2017

「ラ ラ ランド」(16)がオスカー14部門(歴史的!)でノミネートされたり、ゴールデングローブでは7部門全部受賞などなど、まことにおめでたいニュースが続いています。

主演の貧乏ジャズピアニスト、ライアン ゴスリングにバンドに入るように勧めるバンドマスターの役を演じているのがジョン レジェンド。本物のプロのミュージシャンで、グラミー賞を10個、オスカーとゴールデングローブ賞をそれぞれ1個受賞の人気ミュージシャン、作曲家にして歌手にして、ピアニストなのです。
俳優としてはまだまだ新人で、テレビ番組やブラック喜劇映画などにチラッと顔を出すぐらいでしたから、「ラ ラ ランド」が本格的な出演でした。スクリーンに登場した時に、ちょっと照れ気味な表情が窺えたのも、すでにミュージシャンとして有名なだけに、一種のご愛嬌です。

1978年12月28日、オハイオ州のスプリングフィールドにジョン ロジャー ステーヴンスとして、工場勤務、元ナショナル ガーズマンの父親とドレスメーカーの母親のもとに生まれました。
4歳から教会の聖歌隊で才能を現し、7歳からピアノを本格的に弾き、学校でも成績優等、大学に行く時にはハーバード大やジョージタウン代と言った名門校からオファーが来たそうですが、ペンシルバニア大を選んで英語を専攻したそうです。
2004年にデビューアルバム、すぐに大ヒットとなって、有名な歌手の曲を片っ端から創作。
2013年9月14日にはスーパーモデルのクリッシー テイーゲン(Chrissy Teigen)とイタリーのコモ湖で結婚式を挙げました。

2015年には「セルマ(14)」の主題曲、「グローリー」で先日アップしたコモンと一緒に晴れてゴールデングローブ賞とオスカー賞を両方受賞しています。
2016年にはルナ シモーンという女の子が誕生。
何もかもが順調で、幸せがいっぱい、まさに「ラララ ライフ」のようなジョンなのです。
2016  LA LA  LAND



2015「セルマ」でコモン(左)とオスカー受賞。

ワイフのクリッシーと。

2016「ラ ラ ランド」ライアン ゴスリング



Friday, February 17, 2017

CATHERINE ZETA JONES 2017

CATHERINE  ZETA  JONES   2017

ニューヨークでしばらくぶりのキャサリン ゼタ ジョーンズに会いました。
テレビドラマ「フュード」FEUD(17)でオリヴィア デ ハヴィランドを妖艶に演じているのです。あの「風と共に去りぬ」(39)で優しくて、善良なメラニーを演じたオリヴィアはまだ存命で100歳となりました。

さてキャサリンは夫君のマイケル ダグラスが癌になった頃から、精神不安定となって、しばらく入院したり、の生活をしていたので、今回は数年ぶりのマスコミへの顔見せです。


2017   FEUD
冷凍になりそうなニューヨークで室内もホカホカという気温ではないのに、半肩丸出しの緑色のセクシーなドレスで登場、漆黒の髪も見事にうねって肩に垂れ、完璧なメークで現れました。傍にショールとか、豹柄のコート など全く持ってない、薄いドレスのみ、ほとんど裸のままです。そしてずっと見惚れていましたが、鳥肌も立てず、紫色にもならないのは、グラマー スターの一心不乱の心がけなのでしょう。
さすがと感心してました。

特徴のあるツンとした鼻、端がくるりと上がっていつも笑顔を見せているような唇、吸い込まれるような大きな黒い瞳、
ぬめやかな肌、贅肉ゼロのスリムな体、としっかりと美形を維持しているのにも驚いたりです。

1969年8月25日英国ウエールズはスワンシー生まれですから現在47歳、マイケルと結婚したのが2000年、 16歳の息子と13歳の娘がいます。
ちなみにマイケルの父御のカークも現在100歳で健在なのです! 何やらおめでたいほどに周りに長寿のスターがいるのも珍しいことではありませんか。

「主人公の母親役とか、女検事、と言った私の年齢に相応しい役のオファーは度々あるけれど、そういう役には興味がわかないの。もっと重さがあって、何か特別な意味がある役を演じたい。愛する家族から離れて演じるなら、やりがいのある役でないと、情熱がわいてこないもの」
と素直に白状していました。
そしてまわってきたのが、オリヴィア デ ハヴィランドの役だったわけです。

サービス精神に富んでいる究極のエンターテイナーのキャサリンですから、懸命に長い返答をしてくるのですが、あまりに長くて時々質問から離れていってしまうのが、ブランクを置いたスターなのだな、とも感じました。

キャサリンが「快傑ゾロ」Mask of Zorro(98)(アントニオ  バンデラスが主役でした)で衝撃のハリウッド  デビューをした時の若々しいツーショットがあるのですが、残念ながら、今は見つかりません。

前に書いたように「フュード」(争い、確執)はジョーン クロフォード(ジェシカ ラング)とベテイー デイヴィス(スーザン サランドン)のライバル争いを描いたテレビドラマ。
オリヴィア デ ハヴィランド(1916年7月1日東京生まれ)とジョーン フォーンテーン(1917年10月22日 東京生まれ、2013年他界)の姉妹も全く口を聞かないまま、ジョーンはすでに亡くなってしまったという、これまたハリウッドでも伝説的に有名な仲の悪いスター姉妹でしたから、次はこの二人の「フュード」のシリーズも出てくるかもしれません。
2000  「トラフィック」

2007「ノー レザベーション」

「風と共に去りぬ」のオリヴィア 

妹のジョーン フォンテーン。


2017「フュード」でオリヴィアを演じているキャサリン。

Thursday, February 16, 2017

NEW YORK #2 CROSBY STREET HOTEL & LOGAN

NEW   YORK   #2  CROSBY STREET HOTEL & LOGAN

さてニューヨーク2日目、2月12日はクロスビー ホテルでの「ローガン」、ヒュー ジャックマンがウルバリンを演じる最終回の映画、などなどのインタヴューがあります。

ノモ ホテルでロビーにある変なお人形とポーズしたのは ハンスがブルガリアのソフィアで買った熊の毛で作られた、いかにも共産圏デザインの帽子を記念に撮っておきたかったから。
雪が残っている道を歩いていると巨大なワンちゃんが2匹、まるで牛のホルスタインのミニ版みたいなグレートデーンを誇らしげに見せている飼い主に写真を撮っても良いかと聞くと、ひどく場慣れした感じで「もちろーん」とお返事。
この写真を見たある男性は「こういう犬は便も巨大なのだろうなー!」と首を振っていました。

クロスビーホテルの10階から外の寂しい雪景色が見えます。「ローガン」の最初のスターは英国の重鎮、パトリック スチュアートで、すべての質問にウイッテイーに、雄弁に、格調高く答えてくれて、改めて英国俳優の基礎訓練の厳しさを痛感。盟友イアン マッケレンとの二人舞台をロンドンで終えたばかりだそうで、舞台劇の特別な達成感を熱を込めて話していました。

それから約5人ほどのスターや監督に会って、一旦 ノモ
ホテルに戻り、お約束のニューヨーク在住のデザイナーのお友達、あきこさんと1時間ほどおしゃべり。
イタリーのシルクを継ぎ接ぎした、素敵なショールを作ってくださって、そういうもったいないこと(材料もそうですが、時間が)はしないようにと警告してお別れしました。

夜の7時半に再びクロスビー ホテルに戻って、主演のヒュー ジャックマンの会見。その前にワインとチーズの集いがあったので、ヒューにワイン飲む?と聞いたら、赤いワイン、と答えて、二人で乾杯したのでした。

そのあとはまた狭いノモ ホテルに戻って、グラミー賞授賞式を見ながらまたルームサービス。40分と約束して、届いたのは1時間半後、サラダだけなのにです。
アデルがたくさん受賞して、輝いてました。
ノモ ホテルのロビーで。ハンスの帽子に注目。


ノモ ホテルの入り口。外側はとてもおしゃれなのです。
2017「ローガン」パトリック スチュアート。

「ローガン」のポスターと由紀子さんと。

クロスビー ホテルには可愛い飾りがいっぱいです。

友人からプレゼントされた古い中国製のセーター。

クロスビー ホテル10階からの眺め。

ソーホーであったグレードデーン2匹(2頭)

デザイナーのあきこさんのデザインのショール。

ニューヨーク在住のデザイナーのあきこさんと。
クロスビー ストリート ホテル(ネットから)
クロスビー ストリート ホテルの素敵なロビー。(ネットから)

ノモ ホテル の温室風のレストラン。朝なので空いています。

NEW YORK NOMO HOTEL FEB 11 2017

NEW YORK  NOMO HOTEL  FEB 11 2017

2月のニューヨークはまことに寒いです。雪が降っている時はそうでもなく、降る前、止んだ後に風が吹いてくるともうツンドラで、テレビのお天気ニュースも滑らないように、危険と警告を発しています。

前に初めて泊まるノモ ホテルは写真で見ると素晴らしいけれど、実際に泊まるとそうでもないかもしれないとホテルに関しては風雪を経た私の予想を書きましたが、やっぱり!
そうでした。入り口に並木が植えられた小道があったり、レストランは温室のようなデザインだったりの、洒落た工夫が見えますが、若いフロントは私のバスタッブがある部屋が欲しいというリクエストに木で鼻をくくったようにほとんどの部屋はシャワーだけ!と答え、「このおばさん、何を勘違いしているのだろう、ヒップでヤングな客のためのホテルなのを知らないのか!」と考えているのが明瞭に見て取れるのです。
すでにマトモなホテルトレーニングなど受けてないくせに生意気という怪しい状況です。部屋に入ると、その狭さと古い空調の騒がしい音、トイレや洗面所の使い勝手の悪さに気がつき、隣の音がびっくりするぐらい聞こえてくるのでした。

真っ白な壁、真っ白なベッドと狭い部屋を広げるデザインは清潔で嬉しい配慮、クッションの青と白のギリシャ色が天井にも使われていて、真っ青の天井は空をイメージしているようでした。

下に降りて、ローカルのオサレな若者に人気のレストランに行き、夕食は食べられるかと聞くと、これまた、生意気なホストが「予約は?」と聞くので「してないけれど、このホテルに泊まっているから」と答えるとすかさず「ま、2時間待ちだな」とニヒルに、威張って(それがクールだと思っている輩)、こちらは口をあんぐり、がっくり。
仕方がないのでルームサービスを頼むと、40分が1時間半に、その上サラダにエビが入ってなかったのを発見した時は時すでに遅し、すでに10ドル分取られているという悲劇に次ぐ悲劇です。
つまり、この手のブテイック ホテルは見せかけのクールさが重要で、ホテルとしての基本的サービスは無視なのです。ニューヨークのロウアー マンハッタン地区、このホテルがあるソーホーとかウオール街あたりの小さな、おしゃれなホテルはこの手が多いと知りつつも、スタジオのゲストなので黙って受け入れるしかありません。

会見はこのホテルから歩いて5分のクロスビー ストリート ホテルで行われます。こちらはぐんとレベルが高く、部屋の料金をネットで調べたら、ノモは約200ドル、クロスビーは、その3倍以上の約700ドルなのでした。

ちなみに ノモ ホテルは少し前まで、モンドリアン という名前だったという事実も発見しました。

その夜はヒーターの音と風の勢いがひどくて、高い位置にあるスイッチを止めるにはベッドの上に立たねばならないという面倒くささ、止めるとすぐに外の冷気がすぐに忍び込んでくるというまことに居心地の悪い繰り返しで、睡眠時間不足という結果となったのです。
2月11日ロスアンジェルス空港を出発した時の晴天。


2月11日。雪のニューヨークの空からの眺め。

ギリシャ色のクッション。部屋の中はこれだけ。

部屋の中にある小さな洗面所。

ハンスの部屋には一応小さな椅子が二つ。

私の部屋の下には恐ろしく古そうなエアコンデイションの機械が。

ハンスの部屋からの眺め。

寒そうな外の景色です。