YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして35年!!    ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Monday, September 26, 2016

LONDON #4 MI-5

LONDON  # 4  MI-5

MI−6の建物を見たからには、近くのスパイ国内情報局、
MI−5を観察しなければなりません。
MI−6のほとんど斜め向かい、テームズ川の向こう岸にある、こちらは由緒ありげで、上品な白めの灰色の建物が有名なテームズ ハウスと呼ばれるビルでMI−5のヘッドクオーターです。
というわけでまた川を越える橋を渡らねばなりません。今度の橋は Lambeth  ランベス というヴォクゾール橋より車の行き来が少ないために、あまり高所恐怖症に影響のないものでしたが、それでも下のテームス川にボートなどが通ると途端に高さと水の流れを感じて、足がすくみます。
あまり特徴のない建物で、いかにも官庁という感じでした。
結局、この日のスパイ 本部訪問散歩は延々3時間となって夕闇の迫る中、ホテルにたどり着いたのです。

大好きなスパイものテレビシリーズ「MI−5」(2002−2011)ではこの建物の入り口が毎度登場します。そして幹部とエージェントがプライベートの会話などする時は外に出て、必ずテームズ川沿いの歩道などを歩きながら、ひそひそと秘密の話を交します。
ちなみに英国ではこのシリーズを「スプークス」Spooks(スラングでスパイのこと)というタイトルで放映しました。

「プライド アンド プレジュデイス」(05)で、女性の憧れの君、ミスター ダーシーを演じたマシュー マクファイジェン(Matthew McFadyen )が最初のシリーズで主演のスパイを熱演、同僚のスパイ役の美しいキーリー ハウズ(Keeley Hawes)が既婚者であったにもかかわらず、熱愛の末、夫と別れてくれと大雨の中で求婚、二人は晴れて結婚したという超ロマンテイックな実話もあって、当時のファンを夢中にした人気番組でした。
目下ハリウッドで注目されている英国黒人男優のデヴィッド
オイエロウもスパイの部下の役を可愛らしく演じています。
このシリーズは9年間も続いた長期番組で、スパイを演じる役者がどんどん変わるのも楽しいものでした。

スパイ 大ファンの私はジョン ルカレの著書を全部読み、 最近はノンフィクションの「ア スパイ アモング フレンズ」
A Spy Among Friends: Kim Philby & the Great Betrayal
Ben McCintyre 著を熱心に読みました。
ま、MI−6 の話ですが、ついでにお勧めしておきます。

MI−5 のビルの横にあるテイト ブリテン 美術館

テレビドラマ「MI−5」からの本部入り口を見せた1場面。

同じく「MI−5」からの場面、局長役のピーター
ファースと言語や文化に詳しい専門エージェント。背後には本部入り口が。
ポリネシアか何かを記念した近くの胸像。

近くの船舶保険会社の飾り。
この本はとても面白い高名スパイのノンフィクションです。

マシュー マクファイジェン「MI−5」のスターでした。



MI5 の正面玄関。
2003年ごろ。左からデイヴィッド オイエロウ、マシュー マクファイジェン、キーリー ハウズ。
テームズ ハウス の正面玄関。

LONDON #3 MI-6

LONDON  #3 MI-6 

今回のロンドンはあまりスケジュールが詰まってないので
毎日お散歩です。
ホテルから歩いて45分とある例のスパイ本部、MI−6の
建物を目指しました。テームズ川の向こう岸にある、緑色のビルで、建築家が凝りすぎたような、妙なデザインで、「ロンドンの醜悪な建物トップ展」に選ばれているのです。
これほど目立つ建物、おまけにロンドンの政界の重要建物集中地区の真っ只中をスパイ本部にするというのも、面白い背景です。
MI−6は Military Intelligence Section 6 の略で、他に
1、2、3、4、5から19までとそれぞれ部門があり、6は国際部門、つまりジェイムス ボンドのように海外のスパイを観察し、調査し、殺しに出かけたりする部署だそうです。
人気テレビシリーズでおなじみの「MI−5」は国内の情報活動で、あとの数字の部門は経済スパイ活動、暗合部、航空部門、武器部門、ロシア部門などなどと区分されているという圧倒的なスケールなのです。現在は全てが活動中とは明らかにされてませんが、どちらにしてもどこかの部門に吸収されて、活動中ですとか。
まさにスパイの先祖国、スパイ大国ならではの細分化とその規模と誇りを示した存在と言えましょう。

VAUXHALL (ヴォクゾール)通りからテームズ川にかかった同名の橋を渡ると
MI−6 にたどり着くのですが、実は私は高所恐怖症が高じて、低い橋でも怖いのです。おまけに大きな道路なので車がビュンビュン横を通り過ぎて、欄干から離れると車にはねられそうというホラーを克服しての歩行でした。

建物には約5個の入り口があって、正面玄関はさすがに警備の人々が怖い顔で陣取り、いくらおバカな観光客でも、かなりビビります。偉そうな人々と普通の人々が出入りしていました。写真など撮る雰囲気はゼロです。
他の入り口も鉄の門とセキュリテイーがしっかり部外者を遠ざけて、テームズ川に面したテラスのような一見和やかな部分も柵の向こう側にもろもろの警備道具が突起していて、とても不気味なのでした。
ビルのてっぺんには無数のアンテナが立ち、ちょっと目にはテレビ局のようでもあります。

建物の向かいにはヴォクゾール クロスという交通機関があり、ここにそびえている電車の線路のような物体はソーラーパネルだそうですが、これがまた不必要におどろおどろしい空間になってます。ここら辺一帯に冷たいステイールのような寒々しい空気が流れているように(勝手に)感じてしまいました。
このページの写真はすべて私が不安感を乗り越えて撮影したものです。

翌日9月22日の新聞、ザ タイムスの1面に
「MI−6、テロリストに備えて数100人のスパイ募集。
女性とマイノリテイーを特に募集」
とあって、私はああ、数十年若かったら!
と嘆いたのでありました。


2016 9月 ヴォクゾール橋からの眺め


翌日9月22日のザ タイムスの1面。

テームズ川に面したテラス?

写真では見えませんがデザインされた鉄作と建物の間には夥しい数の探知機や侵入を防止する装備がされてます。

小さな横手の入り口。

塀の警備がただならぬ壮観です。

川に面した建物裏側です。

MI−6の建物の向かいにある、これまた目をいるデザインの集合住宅ビル群。

VOUXHALL CROSS の奇怪な空に向けての線路のようなソーラーパネル


Sunday, September 25, 2016

TARON EGEERTON

TARON  EGERTON

英国出身のタロン エガートンが初めて世界的レベルで登場したのは「キングス マン」(14)でベテランのスパイのコリン ファースの見習いとなって、最後の方は晴れて、スパイ学校を卒業、本物のスパイになるドラマで、そのチンピラから見習いから本ものスパイの役を健気に演じた時でしょう。

ちょっと不思議な顔なので、思い出しやすいタロンは1989年11月10日に北ウエールズに生まれました。
タロンという名はウェールズ語で「雷」という意味だそうで、人気アクション映画の「マイテイー ソー」のソー (THOR)、THUNDER と同じだそうです。

「雷とか嵐とか大好き。なんか、胸がドキドキして、冒険心がうごめいてしまうから」
と自分の名前に誇りを持っています。

「エデイー ザ イーグル」(16)は感動のスポーツ映画ですが、普通の貧乏、努力の結晶、優勝というパターンでなく、英国の貧しい家の少年がオリンピックに出よう、ではあまり選手がいないスキーのジャンプ競技で出場権を得ようと決心、近眼で眼鏡が話せない、運動神経もあまり発達していないエデイーがただただ一心不乱に練習し、オリンピック委員会の頑固親父たちと交渉して、なんとカナダのカルガリーの冬季五輪の出場選手となり、両親のボログルマを運転し、ボロなスポーツウェアでオロオロしているところに、昔のアメリカだか、オーストラリアのコーチ、ヒュー ジャックマンが同情して、他の国の選手の残り物ののスポーツウェアや器具を借用してくれたり、訓練もしてくれ、晴れてジャンプをするのですが、もちろん勝ったりしないものの、そのあまりの決意と不恰好な有り様に観客が優勝者よりも大きな声援と拍手を送ったという変わった感動ものドラマなのです。

タロンのずんぐり姿と颯爽としていないあたりがエデイーにぴったりで、心が晴れやかになる映画になってます。
実物のエデイーもタロンに色々と忠告して、応援してくれたとか。

最新の映画はアニメのミュージカル「シング」(16)で、寂しいゴリラの少年の声を担当。ピアノを弾いて、良い声で歌ってます。
「エルトン ジョン を真似てみた。ステイービー ワンダーも少し加えてね」
と明るい笑顔を見せてました。
ロンドンのフラット(アパート)はミニマリズムのインテリアで、一番豪華なのはL字型のソファだそうです。
「故郷のウエールズの民族アートを運んできて、飾っている。やっぱりウエールズの家族が恋しくなるから」
と素朴な少年の面も見せて、とびきりさわやかな若手俳優です。
「キングスマン 第2弾」も撮影終了のようで、最初のシリーズで、007ボンドも顔負けの颯爽としたスパイぶりを見せたコリン ファースがカムバックするのかと聞いてみたら
「それは企業秘密!」と軽くかわされてしまいました。
ちなみにコリンは第1作で殺されてしまうのですが、なにせコミカルなスパイものですから、あれは偽物だった、とかどうにでも言い訳はつきます。そして制作ページにはしっかりコリンの名前が載っているので、またもやのスタイリッシュなスパイ・コリンが見れそうで、これは楽しみです。
2016  SING

KINGS MAN  左はコリン ファース
「エデイー ザ エーグル」右はヒュー ジャックマン
2016「シング」でのゴリラ、ジョニーの声をタロンが担当。
2014「キングス マン」颯爽のコリン ファースト見習いのタロン。
2016「エデイー ザ イーグル」のエデイー役
2014「キングス マン」もう1枚、紳士服モデルのようなコリン ファースと。
2016「シング」アニメーションミュージカル
2014「キングス メン」のタロン。
EDDIE THE EAGLE   ヒュー ジャックマンと。

2016  SING #2









Saturday, September 24, 2016

DAKOTA FANNING 2016

DAKOTA   FANNING   2016

姉妹、兄弟が同じ職業につくと何かと雑音が発生します。
ダコタが「アイ アム サム」(01)で衝撃的な名演技を見せて、天才子役と絶賛されたのが今から15年前。知恵遅れの父親(ショーン ペン)を健気に助ける娘の役でした。
それから続々と役を得て、活躍してきましたが、4歳年下のエルがより新鮮な存在を見せて、ダコタは18歳頃の中途半端な年齢に差し掛かったこともあって一時はほとんど休業状態となってました。
この頃の姉妹の比較、エルへの称賛などの記事はダコタを深く傷つけたに違いありません。
でも二人ともとびきり頭の良い女優たちですから、表面的には「いつも仲良し、お互いに助け合っている」というコメントを出してます。
さてユワン マグレガー初監督作品「アメリカン パストラル「(16)でダコタは世にも完璧な両親(ユワンとジェニファー コネリー)の間に生まれた一人っ子娘という役を得て、今までに見せなかった厳しい女性の生き方を演じています。あまりにも美しい母親を持ったために自分のルックスに劣等感を感じて、それを隠すため、自分の弱さで父親の愛をより得るために、吃音が始まり、10代になると反抗児になっていきます。
おそらく自分でも感じたに違いない、焦りやライバル意識をダコタはこの役で鮮やかに見せていて、見ていると痛々しいほどでした。
「今まで演じた役の中で最も挑戦を感じた。撮影の一つ一つを心から、素晴らしい思い出として撮っておきたいような役でした。ユワンの手腕にも感動したし、彼の俳優としての蓄積が見事に生かされた映画だと信じてます。ユワンは思い出にと役の上での私の部屋に飾ってあった2枚のポスターをプレゼントしてくれたのですよ」

と心からの思いを語ってくれました。
少女時代に比べると、当たり前ですが、ちょっと口を曲げてしゃべる顔などが、どことなく寂しげで、ひねくれた表情に見えるのが気になりましたし、22歳という若さにしては顔のツヤがなかったのも、やはり疲れているせいかなと解釈したり、私自身も批判的な目で眺めているのかもしれません。
少女時代の恐ろしいほどの迫力は、ナタリー ポートマンやアイルランドのシアーシャ ローナンにも似ていたので、やはり子役出身の20代の年頃は難しいのですね。

7歳の頃からずーっと見守っていた私としては祖母のような目で健康的で、幸せな生活を送ってほしいとまず思ってしまいます。
良い役に恵まれて、私生活も安定したものになるように願ってやみません。
ダコタは1994年2月23日ジョージア州 コンヤーズに生まれました。
2009 THE TWILIGHT SAGA
2002  SWEET HOME ALABAMA
2001  I AM SAM
2006 WAR OF THE WORLDS

2001「アイ アム サム」ダコタ7歳!
2001「アイ アム サム」
2016 トロント映画祭でユワンと。私はこの近くでワインをすすっていました。
2016「アメリカン パストラル」父親役のユワンと。



2016  AMERICAN  PASTORAL




Friday, September 23, 2016

ASA BUTTERFIELD 2016

ASA  BUTTERFIELD  2016


ロンドン最初のインタヴューは「ミス ペレグリンズ
ホーム フォア ペキュリアー チルドレン」(16)
の主役に近い子供たちの代表を演じたアーサ バターフィールドです。あの「ヒューゴの不思議な冒険」の少年はすっかり若者となって、おまけにトサカのような、モヒカン刈りのような髪型ですくっと現れたのです。

「このヘヤースタイルは撮り終えたばかりの映画でパンク
歌手を演じたから。もっとすごいカットだったのを少し抑えてそのままにしている。髪型に伴って結局洋服もクールなスタイルにしないとね」
と真っ黒なコーデイネートがエッジーなのでした。

「日本に行って名前が「朝」だって何度も言われた。実はヘブライ語なのだけれどね」
1997年4月1日、ロンドンのイスリングトン生まれ。
彼が10歳の時に出演した「縞のパジャマの少年」(08)は最高に心がヒリヒリする映画ですから、ビデオを探して是非ご覧ください。
今年は「ミス ペレグリン。。」その上、すでに4本もの企画が並んでいる人気者になりました。「ザ スペース
ビットウイーン アス」(16)も間もなく公開の予定。

何処か恥ずかしそうなアーサは2匹の猫と暮らしているそう。1匹はもう16歳で巨大なのだよ、と優しい声でペットの話をしていました。まだガールフレンドはいないそうですが、どうして、どうして、甘いソフトさがとびきり魅力的でありました。
2016 MISS PEREGRIN'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN


 2008  THE BOY IN THE STRIPED PAJAMAS 鉄条網を挟んでの少年の友情の悲劇です。
2008 HUGO
2008 THE BOY IN THE STRIPED PAJAMAS

2011 HUGO