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Showing posts from April, 2017

NEW YORK AND LONDON APRIL 29 - MAY 6 2017

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NEW YORK AND LONDON  APRIL 29-MAY 6 2017 またまた旅です。今度はまずニューヨークに行って、「アーサー王」(17)の主役、チャーリー ハナムと監督のガイ リッチーたちにインタヴューして、それから深夜便でロンドンに飛びます。 マイケル ファスベンダーがサイボーグになる「エイリアン:コヴェナント」(17)の他、「オリエント急行殺人事件」「ハワーズ エンド」「レッド スパロウ」などなどの面白そうな映画の取材とインタヴューが予定されてます。 スタジオも張り切って、名門クラリッジス ホテルやら、目下大人気のハム ヤード ホテルでの夕食などを用意して、私たちを高級レストランのドリンクと食べ物で陥落しようとしていますが、何せこちらは風雪を経た記者たちです、胃袋の満足が映画なり俳優の評価になぞつながりません。 旅も好き、旅の支度も大好きなので、まったく「又かー、嫌だなー」などという気持ちになったことはないと思います。 体の調子が悪いともちろん気持ちは後退しますが、旅に生きて、エネルギーをもらっているようなところもあります。 そういうわけで旅のレポートをお楽しみに。 行って参ります!! 2017「アーサー王」圧巻の悪漢役。ジュード ロウ。 チャーリー ハナムのアーサー王 2017「ハワーズ エンド」20世紀初頭の英国。 シアトリカルで楽しいジュード ロウの悪漢ぶり。 2017「キングスマン」のフォーマル衣装が身についたタロン エジャートン。 英国のシンボル。電話ボックス。 ロンドンのバークレー スクエア(歌で有名な)にあるアート。ドーナッツのようなものの間が 空間のような(空中に浮かんでいる!)のでびっくり。夜なのでよく見えませんでしたが。 ロンドンのソーホー地区。 2017 ALIEN:COVENANT  Michael Fassbender 「エイリアン:コヴェナント」のマイケル ファスベンダー。

JONATHAN DEMME

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JONATHAN  DEMME   「羊たちの沈黙」(91)「フィラデルフィア」(93)などユニークな作品を次々と監督したジョナサン デミーが 4月26日にニューヨーク市で亡くなりました。まだ73歳、2016年ごろから食道ガンを患っていたそうです。 恐らく初めて会ったのは「フィラデルフィア」の時だったと思いますが、以来何度か会うたびに、その優しさと寛容さ、研ぎ澄まれた感性に感服したものです。 日系人の高名なシネマトグラファー、タック フジモト (タカシ)と一緒に仕事をしていたのも知られていますし、(「女刑務所・白昼の暴動」(74)、「メルビンとホワード」(80)、  「スイング シフト」(84)、「サムシング ワイルド」(86)、「愛されちゃってマフィア」(88)、「羊たちの沈黙」などなどぜひご覧いただきたい秀作ばかりです) 音楽にも情熱を注ぎ、ミュージシャンのヴィデオも素晴らしい作品ばかりでした。 ちなみにフジモト氏は1939年7月12日カリフォルニア州サンデイエゴ生まれ、第2次大戦の時は収容所に送られています。 最近では「レイチェルの結婚」(08)で相変わらずの人間のユーモラスな行動を人情味たっぷりに描いてますし、 ミュージシャンのニール ヤングの熱狂的なファンにして、友人の仲のために 「ニール ヤング:ハート オブ ゴールド」((06)、 「ニール ヤング:ジャーニーズ」(11) などの音楽ビデオは大変な人気です。 ヤングが歌っている最中に唾がカメラに飛んできたのを、しっかり捉えて、編集で削ったりせず、舞台の興奮の効果に使ったり、その映像は天才的と言われていました。 ドキュメンタリーにも才能を見せたオールラウンドの好奇心と想像力にたぎった監督でした。 1944年2月22日、ニューヨーク州のロングアイランドに生まれ、大学を卒業すると映画会社の仕事に就き、そのあとハリウッドのユニークな低予算映画の王様、ロジャー コーマンのもとで映画の制作全般を学び、74年に初めて自分の作品を監督したのです。 テッド デミーという監督は彼の甥で2002年に友人たちとのバスケットボールのゲームの最中にたった38歳で急死。二人を兄弟と思っている人も多い様ですが、甥でした。 このページに監督を登場させたのは初めてか、珍しいことですがハリウッドの巨大

KATE WALSH

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KATE   WALSH ケイト ウオルシュ はハリウッドのテレビスターですから日本ではあまり知られてないでしょう。 新テレビシリーズ「13 REASONS WHY」(何故、13個の理由)(17)、高校生の自殺を扱ったホームドラマ、では主人公の母親役、つまり脇役を手がけていますが、会見に現れたケイトはウェデイング ドレスのような白のレースのタイトなドレスを着て、メークも髪も完璧なスターの登場でした。どことなくカトリーヌ ドヌーヴに似ているので、そう告げたら 「よく言われるのよ!大好きなスターだし」 と当然のように答えてました。 ネットの略歴を見たら、ドヌーヴに似ている点がしっかり描かれていて、さすが、と後で思った次第。 1967年10月13日カリフォルニア州のサンノゼに生まれ、のちにアリゾナ州のツーソンで大学に行きました。 シカゴに移ってから演劇学校に通い、シェイクスピエア劇場 などで経験を積みます。 素晴らしいプロポーションに加えて、美人なのに主役までたどり着かないのはどうしてなのか、と考えてみるとやはり運ではないでしょうか。もちろん数多の失業レベルの俳優から見たら、たいそうな幸運に恵まれていますが。 ほとんどがテレビシリーズの主役たちの妻、母親、妹、教師、医師、弁護士、刑事、と言った役回りで、頑張ってます。 そして今年50歳になるケイトのオーラは正直に書きますと、かなり色褪せていました。脇役に徹してきた女優の諦めのような疲れが滲み出ているのです。 美しくとも、懸命にダイエットをしてスリムなバデイーを保っても、40歳を過ぎた女優にとって、ハリウッドはまことに過酷な世界なのですね。 2017  13 REASONS HWY での母親役。 2005人気テレビ 医療ドラマ「グレイズ アナトミー」のレギュラーでした。 「グレイズ アナトミー」右は主役のパトリック デンプシー。 2017「13 REASONS WHY」で主役のキャサリン ラングフォード(右) と。 医療ドラマでのまさかの厚化粧の女医たち。 2017年4月「 13 REASONS WHY 」

SCREENING ROOMS PREMIERS

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SCREENING  ROOMS  PREMIERS ほとんど週に3回、一日置きぐらいに試写に行くのが私たちの生活です。 たまにはスターが並ぶレッドプレミアにも行きますが、レッドカーペットやら、舞台挨拶やら、拍手など時間がかかるので、プレミアはできるだけ避けるようにしています。 頻繁に行くのはビバリー ヒルズにあるリアルD と言うプライベートの試写会場、大きな映画、3D, 特種撮影などになると一般の劇場を貸し切って記者たちに見せますし、 映画スタジオ内での試写もよくあります。 試写に行く時は、ほとんど仕事・義務なのでそこでニコニコと写真を撮ったりする気分にはまずなりません。そのようなわけで、普段の試写の写真はまずなかったのですが、ちょっと探してこれだけ出てきました。 試写ではどんなに感動しても、素晴らしい作品だったとしても、まず誰も拍手をしませんし、誰もが忙しいので最後のクレジットをずっと座って見ている人もあまりいません。 非常にシニカルで、ドライで、ビジネスライクな雰囲気です。 スポーツ競技のプレス席では拍手禁物ですが、これは贔屓チームなどという不平等な態度を見せないように、というマナーなのでしょう。 毎日、ブログで、FBで、または、原稿料をもらう本物のお仕事で、スターのことを書き続けているとかなりうんざり、というわけで今回は試写会のひとこまを紹介してみました。 古くて珍しい写真が出てきましたら、また載せましょう。 大きな劇場では記者用に予約席を取ってあります。 2017カルバーシテイーの劇場で「ベター コール ソール」のプレミア。 20世紀フォックスの試写会場。さちこさんと彼女の友人と。 2016 ウエストウッドにある i Pic Theater コートニー ジョイナー(西部劇作家)と。 ラスヴェガスのプレミアで。 ラスヴェガスのシーザース パレスの劇場でのプレミア。2016「ジェイソン ボーン」 サンセットっと大通りにあるサンセット スクリーニング ルーム(昔のキャロルコ)           の横のしゃれたレストラン どこかの試写で。珍しく真剣です。 イタリアのバリの映画祭の劇場。 ロンドン ハムヤード ホテルの豪華な試写会場。