MAUI # 6 MEMORIES

MAUI   # 6   MEMORIES

1月2日にマウイから帰ってすぐに1月6日のゴールデン グローブの嵐に巻き込まれて、それからまたすぐにニューヨーク・ロンドンの旅に出て、帰ってきたのが昨日。

マウイのおさらい、というのか、残りの写真を記憶がますます曖昧になる私目の記録のためにも載せて、ちょこっと説明など加えたいと思います。

12月26日の夜は近所のマリガンズ Mulligans on the Blue という Irish Pub レストラン兼ライヴ音楽クラブで、ウイリーK  Willie K という、マウイ出身のギターを弾くシンガーソングライターのこのお店での最後のコンサートに行きました。ガンですでに残る日わずかな体というのに、凄まじいエネルギーで歌って、演奏してくれました。

ウイリー KWillie Kehaiali はまだ57歳なのですが、肺がんの進行が早く、もう手遅れだと聞きましたが、演奏も歌も病人とは思えないパワーに溢れています。

一緒に行ったのは昔からの友人のマイク、それに幅広い顔を持つマイクの友人のスーザン、オリヴィア、リサ、シェリーの7人。
お一人様80ドルだかのデイナー付き、私は確かステーキを頼んでマルガリータを飲んだような記憶があります。

27日はホストのピーターとイーと彼女のお母上を連れてキヘイにあるお寿司屋さん、「1054戸越」へ。
この店名は奥方のお里の住所だそうで、私も近所の品川区旗の台生まれなのよと言ったら驚いていました。ご主人がお寿司を握るのですが、この夜は調子が悪かったのか、頻繁にお店を出ていたのでサービスが超スローで美味しかったのですが、ちょっと不満足な夕食となりました。

28日は私のラップトップが突然真っ暗になったので近くのマックショップに行きましたが、部品がないと言われて諦め、有名なポケのお店 Tamura's で、マグロ、イカ、鮭、オイスターのポケを買ってピーターの家で、アボカドと混ぜて美味しくいただきました。

夕食はイーのお母上のお鍋、たくさんのお魚とお肉と新鮮なお野菜が入ったお鍋は辛い側とマイルドな側に分かれていて、最初は選んで食べているものの、そのうち混じってしまって適当に食べるというハワイお気楽鍋でした。

29日は風景が美しいマケナ ビーチへ。ちょっと曇り空だったので寒い海の景色でしたが、海水は暖かく、たっぷりと泳ぎました。ボートが観光客を運んでくるのが煩わしいだけで、あとはのどかなビーチアウテイングとなりました。

夜はマイクの家の豪華な海岸線の景色が見えるテラスでバーベキュー(と言ってもマイクがお台所で焼いてきた「オノ」というお魚や野菜)。マイクの息子のブレンダンとコリン、その二人のワイフたち、メリッサとペイチー(台湾生まれ)、それぞれの子供達合計3人、プラス、ピーターとイーと母上が集まりました。
マイクがミックスしたウイスキー サワーが素晴らしい出来で、何杯もおかわり。
キラキラと光るマウイの海岸を眺めながらの居心地の良い夜でした。

30日はマイクの友人のスーザン (「マリガンズ」で同席)の豪邸に招かれて、マウイ島の反対側にある Peahi という町の「ジョーズ」Jaws という場所へ。
世界でも指折りの大波が押し寄せ、それを「ジョーズ、鮫」と呼ぶそうです。
プロのサーファーがこぞって集まる「サーファーのメッカ」を見渡すお屋敷は実はもともとは有名なサーファーのレアード ハミルトン Laird Hamilton が建てて、住んでいたそう。
テキサスに住むスーザンは年に数回ここを訪れるだけというリッチな人々の豪華な生活が覗けます。
さすがプロサーファーの家だけあって、デザインが豪快で かなりマッチョですが、それをスーザンは少しずつ改良して、その最初が インフィニテイー プールとジャクジ。
大仏が寝そべっているプールサイドといい、水平線につながるインフィニテイー デザインと言い、全てが映画の中、夢のように美しく、ゴージャスでした。

ここでのお食事はスーザン手作りのチーズとパスタのカセロール、サラダ、マイクと息子たちが持参したソーセージや野菜、ピーターご自慢の韓国味付けステーキにチキン、とおいしお皿が並びましたが、何よりもはるかに広がるお庭とその向こうの大海原の景色が大ご馳走と言えましょう。

この後、さらにインド料理のデイナー パーテイーへ。
インド人の女性の自宅で開かれ、お一人様100ドル高の料金で、期待は募ったのですが、実際はワイン持ち込み、メインデイッシュは、つまらないチキン カレー、オードブルもサラダも全く大したものではないというがっかりの食事となりました。
約60人ぐらいのお客様がテーブルにぎっちりと詰めて座らされ、ハンスなど片腕しか使えないという狭いスペースも居心地悪く、おまけに衣装は「ゴールド」などというリクエストがあって、イーは金色のドレスを着て、ピーターときたら金色のモールが付いているからとキャプテンの制服など着込んで勇んで行ったのですが、ゴールドを着ていた女性は一人のみ。
その上セミプロらしい中年の女性が良い気になって懐メロを歌う声と音が耳障りで、何から何までもが失望のデイナー、最後にホステスの女性が車までやってきてチップまで要求し、私たちは唖然としてもちろん払いませんでした。

最高級のインド料理をエレガントなセッテイングで、などという謳い文句に引っかかって、どう見ても一人分10ドルもかかってないお料理に100ドルも払ってしまったという、今にして思えば忘れられない思い出となったのでした。

31日の大晦日。

昼間は確かピーターの家でぼーっとしていたと思います。
夜はピーターの友人の画家のマイケル(スターク)の家で年越しのパーテイーでした。
100人ぐらいのゲストが既に到着していて、それは賑やかで、混雑した集まりです。
マイケルの奥方はやたらとセクシーな格好が好きなタイ人なので、集まっている親戚やら友人もキラキラとしたミニスカートばかり。ハンスの鼻の下がグーンと伸びたのでした。

丘の上にあるために10箇所ぐらいから上がる花火が見えて、それは綺麗でした。

持ち寄りの食べ物なので、バラエテイーが楽しめます。私はもっぱら細い焼きそばや、餃子、野菜炒めのようなアジア料理をいただきましたが、人気のあるのはやはりビーフやエビの入ったリッチなお料理。

午前0時になってシャンペンを開け、マイケルが用意していた巨大なお鍋のスープが配られます。冷たい風が吹き出していたので、温かいスープが最高に美味しくて、体が温まります。

酔っ払ったゲストが数人ソファで寝ていたり、お勉強ができそうな女の子がその横で宿題をしていたり、自由気ままなハワイの大晦日のパーテイーでした。

どうしても順序正しいレイアウトができないので、めちゃくちゃな写真の順番ですが、ざっとお目をお通しください。


マイクの家での夕食。左から、私、女の子、メリッサ、ピーター、ハンス、ピーチェイ、マイク、コリン。


左はブランドン。



「ジョーズ」にあるスーザンの豪邸のお庭とプール。




「ジョーズ」の有名な大波。(ネットから)

レアード ハミルトン

モデル・俳優でもあるレアード ハミルトン

スーザンの家のテラスで。着ているTシャツはスーザンのチャリテイー イベントの残り物。

レアード ハミルトン

 ほとんど詐欺まがいのインデイアン デイナー。真ん中は金色のドレスを着たイー。私もイーの金色のアクセサリーをおでこにくっ付けています。

気持ち良さそうでしょう!スーザン邸のプールとジャクジ。

騙されたインデイアン デイナー。ピーターの制服姿。

私の隣にハンスの後ろ頭が見えます。右端はマイク、赤いビキニはメリッサ。
マイケル家のパーテイー、私の右がマイケル夫人、彼女の親戚の女性たち。                私も張り切ってセクシーなトップを着て行ったのです!!

鼻の下が伸びたハンス。それにしてもタイ人女性はセクシーな格好がお好きです。



マリガンズのテラス席(ネットから)

マリガンズ(ネットから)

ウイリー K (ネットから)

ウイリー K (ネットから)
1054 戸越 のマスター。(ネットから)

戸越の中(ネットから)

「戸越」の内部(ネットから)

「戸越」入り口(ネットから)

「戸越」でピーターとハンスと牡蠣
イーに髪をトリミングしてもらうハンス。

イーはしっかり床屋用はさみを持っているのです。

大晦日のパーテイー。マイケル家で。

イーの床屋さん、ちゃんとカバーもあります。ピーターは全く床屋に行かないそう。

私が撮影したウイリー K.

お髭が白くなってますが元気いっぱい。

ウイリー K、「マリガンズ」で最後のステージ。


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