DANIEL CRAIG 2020

DANIEL  CRAIG  2020

この夏に公開予定だったダニエル クレイグ最後の007
シリーズがコロナ危機で延期されました。
ジェイムス ボンド役を得てからダニエルは必要以上に警戒心が強くなって、ジャーナリストの類を疑心暗鬼で見るようになり、インタヴューではほとんど何もしゃべらない始末。
お高く止まって、とか、スター意識が強くなってなどと言われていましたが、近寄る人間の全てがボンドを過剰崇拝するとでも思っていたのでしょうか。
自惚れるほどにおバカではない人でしょうから、高揚した精神状態が続いたのかもしれません。

始めてインタヴューした「ロード トウ パーデイション」ROAD TO PERDITION (02)、次のグエネス パルトロウGWYNETH PALTROW と共演した「シルヴィア」SYLVIA(03)の頃は男らしい、さっぱりとした俳優でおしゃべりではありませんでしたが嬉しそうに答えを返してました。

奥方のレイチェル ワイズ RACHEL WEISZ はいつもにこやかに、丁寧に、楽しそうにインタヴューに望むのですが、おそらくダニエルにとって自分のことをくっちゃべるのは「愛嬌を売る」行為と見るフシがあって、クールに距離を起きたがると観ました。

最新のインタヴューは「ナイブス アウト」KNIVES OUT(19)という推理ドラマで、アメリカ人、それも南部出身の刑事という役どころを軽快に演じていましたが、オールスターキャストのアンサンブルという気楽な状況が良かったのでしょう。

粋な茶色の革のジャケットにジーンズというカジュアルながら、高級そうな服装で現れました。


「ナイブス アウト」は、まず御大、クリストファー プラマー  CHRISTOPHER PLUMMER が高名な推理小説家の役、ジェイミー リー カーテイス JAMIE LEE CURTIS は彼の長女、ドン ジョンソン DON JOHNSON が長男、クリス エヴァンス CHRIS EVANS が次男、トニ コレット TONI COLLETTE が次女、その夫がマイケル シャノン MICHAEL SHANNON 、頭の良い召使い役を新人、アナ デ アーマス 
ANA DE ARMAS が演じているという豪華なキャストです。

アナはクレイグとともに次のボンド映画「ノー タイム トウ ダイ」 NO TIME TO DIE (20)で共演、「デイープ ウオーター」DEEP WATER (20)と言うスリラーではベン アフレック BEN AFFLECK と共演して、現在二人は恋仲、その次には「ブロンド」BLONDE という映画で、マリリン モンロー MARILYN MONROE を演じるというホットな女優。

さてクレイグはと言うと3本の作品がラインアップされていて、その一つ、「ザ クリード オブ ヴァイオレンス」
THE CREED OF VIOLENCE は1910年のスパイ物のようで、わくわくする内容の映画になりそうです。

以前に書いたクレイグのページを加えました。


2019 見つめ合ってます!!ははは。



2019  KNIVES OUT


2019「ナイブス アウト」から。


2019

「ノー タイム トウ ダイ」監督のケリー ジョージ フクナガ、共演のリア セドー

「ナイブス。。」アナ デ アーマス と。

奥方のレイチェル ワイズと。



レイチェル ワイズ と息子(前夫との間に生まれてます)、二人の間には娘がふたり。






Tuesday, December 4, 2018



DANIEL CRAIG 2018

DANIEL  CRAIG   2018

ボンド役のアクション場面で肩を痛め、撮影終了後に手術をした時のダニエル。
次の、そして彼が演じるボンドとしては最後の007ボンド第25弾は2020年まで待たなければなりませんが、最近ハリー ベリーと共演した「キングス」(17)という映画が公開されました。華やかな共演とはいえ、米国では全くヒットしませんでした。
日本公開にあたって、キネマ旬報12月下旬号にボンド前とボンド後では大きく変わってしまった俳優クレイグの事を書きました。
12月5日発売ですから、ご興味のある方は本屋さんへどうぞ。ベストテンの記事にも私めの意見がリストアップされているはずです。

3年余り前に書いたページをコピーしました。

DANIEL  CRAIG    2015


第24弾のボンド映画,最近のシリーズではもっとも面白いと評判の「スペクター」(15)で4度目のボンド役を演じているダニエル クレイグ。
映画公開前から「もう一度ボンドをするより手首を切った方がまし」とか「高額のギャラをくれるならなら,もう一度出ても良いかも」と抜かしたり、他の俳優たちもかかった,ボンド役嫌悪症候群に陥っている様子です。
それも極度の重病気味のようで、テレビのインタヴュアーが「ダニエル,あの唇を尖らせる独特のセクシーな表情をちょっとして見て下さい」と軽く頼んだら,黙って席を立ったとか,セクシーとか,あと何回ボンドをするとか聞かれると,居ても立ってもいられず,虫酸が走る様な状態になるのでしょう。
ロンドンの洒落たホテル,コリンシアでのインタヴューでも最初のうちは笑顔など見せて,軽く答えていたのですが,ツーショットは嫌だと物凄い早足で逃去ったのです。
ボンド役を演じる様になってから,それまで演技派だったダニエルは異常な注目に拒否反応を見せる様になって,義理堅くプレミアやイベントには出席するものの,それ以上のスターとしてのサーカス的行事にはまず参加せず,ひたすら深く静かに潜航しているのです。

プロデユーサーたちは「2年先の次のボンド映画までには必ず出てきます。全く心配してませんから」
と自信満々ですが,やはりダニエルのネガテイヴな言動には傷ついている筈。

今回のボンドは最初に大きな蛸が出て来て,イボイボの足を武器に人々を締め上げるというグロテスクなシーンを展開するので,わたくしはダニエルに
「タコを食べられますか?」と聞くと
「うん好きだよ」と気さくに答えてから
「生は駄目だけれど」
と付け加えてました。

と言う訳で今回のツーショットは会見中の様子のみ。
2007年の写真を載せますが,実は他にも三枚位のツーショットがある筈なのです。いったいどこに隠れているのやら?

いずれにしろ、今回の「スペクター」は近来最高の出来で,2時間半 たっぷりみっちりの興奮とスリルが楽しめます。

ダニエルは1968年3月2日英国はチェスターに生まれ,
2006年に6代目のボンドに抜擢され,2011年には同じ英国女優のレイチェル ワイズと再婚同士、二人の間には子供が一人居ますが二人ともプライバシーを固く守って,ひっそりと暮らしているようです。



2015   「スペクター」SPECTRE の時。ロンドンで。

2007 「ゴールデン コンパス」

レイチェル夫人との間に最近生まれた赤ちゃんと。

レイチェル ワイスと。

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