DANIEL CRAIG 2018
DANIEL CRAIG 2018
次の、そして彼が演じるボンドとしては最後の007ボンド第25弾は2020年まで待たなければなりませんが、最近ハリー ベリーと共演した「キングス」(17)という映画が公開されました。華やかな共演とはいえ、米国では全くヒットしませんでした。
日本公開にあたって、キネマ旬報12月下旬号にボンド前とボンド後では大きく変わってしまった俳優クレイグの事を書きました。
12月5日発売ですから、ご興味のある方は本屋さんへどうぞ。ベストテンの記事にも私めの意見がリストアップされているはずです。
3年余り前に書いたページをコピーしました。
DANIEL CRAIG 2015
第24弾のボンド映画,最近のシリーズではもっとも面白いと評判の「スペクター」(15)で4度目のボンド役を演じているダニエル クレイグ。
映画公開前から「もう一度ボンドをするより手首を切った方がまし」とか「高額のギャラをくれるならなら,もう一度出ても良いかも」と抜かしたり、他の俳優たちもかかった,ボンド役嫌悪症候群に陥っている様子です。
それも極度の重病気味のようで、テレビのインタヴュアーが「ダニエル,あの唇を尖らせる独特のセクシーな表情をちょっとして見て下さい」と軽く頼んだら,黙って席を立ったとか,セクシーとか,あと何回ボンドをするとか聞かれると,居ても立ってもいられず,虫酸が走る様な状態になるのでしょう。
ロンドンの洒落たホテル,コリンシアでのインタヴューでも最初のうちは笑顔など見せて,軽く答えていたのですが,ツーショットは嫌だと物凄い早足で逃去ったのです。
ボンド役を演じる様になってから,それまで演技派だったダニエルは異常な注目に拒否反応を見せる様になって,義理堅くプレミアやイベントには出席するものの,それ以上のスターとしてのサーカス的行事にはまず参加せず,ひたすら深く静かに潜航しているのです。
プロデユーサーたちは「2年先の次のボンド映画までには必ず出てきます。全く心配してませんから」
と自信満々ですが,やはりダニエルのネガテイヴな言動には傷ついている筈。
今回のボンドは最初に大きな蛸が出て来て,イボイボの足を武器に人々を締め上げるというグロテスクなシーンを展開するので,わたくしはダニエルに
「タコを食べられますか?」と聞くと
「うん好きだよ」と気さくに答えてから
「生は駄目だけれど」
と付け加えてました。
と言う訳で今回のツーショットは会見中の様子のみ。
2007年の写真を載せますが,実は他にも三枚位のツーショットがある筈なのです。いったいどこに隠れているのやら?
いずれにしろ、今回の「スペクター」は近来最高の出来で,2時間半 たっぷりみっちりの興奮とスリルが楽しめます。
ダニエルは1968年3月2日英国はチェスターに生まれ,
2006年に6代目のボンドに抜擢され,2011年には同じ英国女優のレイチェル ワイズと再婚同士、二人の間には子供が一人居ますが二人ともプライバシーを固く守って,ひっそりと暮らしているようです。
ボンド役のアクション場面で肩を痛め、撮影終了後に手術をした時のダニエル。 |
日本公開にあたって、キネマ旬報12月下旬号にボンド前とボンド後では大きく変わってしまった俳優クレイグの事を書きました。
12月5日発売ですから、ご興味のある方は本屋さんへどうぞ。ベストテンの記事にも私めの意見がリストアップされているはずです。
3年余り前に書いたページをコピーしました。
DANIEL CRAIG 2015
第24弾のボンド映画,最近のシリーズではもっとも面白いと評判の「スペクター」(15)で4度目のボンド役を演じているダニエル クレイグ。
映画公開前から「もう一度ボンドをするより手首を切った方がまし」とか「高額のギャラをくれるならなら,もう一度出ても良いかも」と抜かしたり、他の俳優たちもかかった,ボンド役嫌悪症候群に陥っている様子です。
それも極度の重病気味のようで、テレビのインタヴュアーが「ダニエル,あの唇を尖らせる独特のセクシーな表情をちょっとして見て下さい」と軽く頼んだら,黙って席を立ったとか,セクシーとか,あと何回ボンドをするとか聞かれると,居ても立ってもいられず,虫酸が走る様な状態になるのでしょう。
ロンドンの洒落たホテル,コリンシアでのインタヴューでも最初のうちは笑顔など見せて,軽く答えていたのですが,ツーショットは嫌だと物凄い早足で逃去ったのです。
ボンド役を演じる様になってから,それまで演技派だったダニエルは異常な注目に拒否反応を見せる様になって,義理堅くプレミアやイベントには出席するものの,それ以上のスターとしてのサーカス的行事にはまず参加せず,ひたすら深く静かに潜航しているのです。
プロデユーサーたちは「2年先の次のボンド映画までには必ず出てきます。全く心配してませんから」
と自信満々ですが,やはりダニエルのネガテイヴな言動には傷ついている筈。
今回のボンドは最初に大きな蛸が出て来て,イボイボの足を武器に人々を締め上げるというグロテスクなシーンを展開するので,わたくしはダニエルに
「タコを食べられますか?」と聞くと
「うん好きだよ」と気さくに答えてから
「生は駄目だけれど」
と付け加えてました。
と言う訳で今回のツーショットは会見中の様子のみ。
2007年の写真を載せますが,実は他にも三枚位のツーショットがある筈なのです。いったいどこに隠れているのやら?
いずれにしろ、今回の「スペクター」は近来最高の出来で,2時間半 たっぷりみっちりの興奮とスリルが楽しめます。
ダニエルは1968年3月2日英国はチェスターに生まれ,
2006年に6代目のボンドに抜擢され,2011年には同じ英国女優のレイチェル ワイズと再婚同士、二人の間には子供が一人居ますが二人ともプライバシーを固く守って,ひっそりと暮らしているようです。
2015 「スペクター」SPECTRE の時。ロンドンで。 |
2007 「ゴールデン コンパス」 |
レイチェル夫人との間に最近生まれた赤ちゃんと。 |
レイチェル ワイスと。 |
レイチェル ワイスと。 |
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