JOSH DUHAMEL

JOSH   DUHAMEL


最近のアメリカ人俳優の中ではぴかいちの美男スターのジョッシュ デユアメルは、元フットボール選手で、モデル出身のオールアメリカンの健康的で,ストレートなルックスが爽やか。 日本の阿部寛とか福山雅治に通じる美形故に,どこかで俳優としては軽く見られてしまうタイプです。苦労しなくても仕事が入り,女性にもてると言う先入観がネックになるのでしょう。おまけに男性モデル出身と言うとさらにやっかみもあるでしょうし。

1972年11月14日,ノースダコタ州のミノットに,広告会社の父と高校教師の毋,3人の妹と言う家庭に育ち,ミノット大学ではフットボール選手として活躍、生物学を専攻,将来は歯科医になりたかったと言います。
フランス系で,ノルウェーとドイツの血も混じっているそう。建築現場で働いている時に(とかく体の良い男性は,こう言うスポットで見つけられます)スカウトされてモデルに。既に成績が思わしくなく,歯医者は断念していました。
しばらくはテレビの昼メロで軽い役を演じます。ハンサム若手の登龍門が,アメリカで言う,デイタイム ソープドラマ(石けんの広告が多かったから),昼メロのもろもろの女性たちに悩ませられる若者の役なのです。

その美貌を買われて,「ドリアン グレイの肖像」(04)と言う映画に出ますが,全く映画はものにならなかったよう。写真集ならドリアン グレイのテーマでもっと良いものが出来たでしょうに。中西部のフットボール選手にしてライフガードだったスポーツマンが、魂を売って,美しさを保つ、と言うオスカー ワイルドのドラマはちと経験,感性不足であります。
すぐに「アイドルとデートする方法」(WIN A DATE WITH TAD HAMILTON)(04)と言うロマコメに出ます。192センチの長身と甘い顔に低い声が女の子を得る二枚目役にぴったりでした。
それからは軽い青春映画に続々と出て、経験を積み,SFアクシヨンの「トランスフォーマー」シリーズ(07と09と11)ではレギュラーとして鋭い動きを披露、「ラモーナのおきて」(10)などの恋愛ドラマは飛行機などで見るのに最適の安全で,筋などよりも美男美女の表情を見ているだけで、適度に満足出来ます。

最近の「セイフ ヘイヴン」(13)も緑濃い農園で,チェックのシャツにジーンズのジョッシュが現れると,もうそれだけでジーンズのCMのようですが、それでもストーリーの質はかなり上がって来ました。

残念ながらと言うか、珍しく歌手と結婚しています。女優と歌手のカップルは多いのに,男優と女性歌手は余り見当たりません。「ブラック アイド ピーズ」と言う人気バンドのタフな男の中の紅一点,ファーギーことステイシー ファーガソンと09年に結婚,13年には息子が誕生。
と言う訳で,41歳の今も,往年のロック ハドソンのような役をお気楽に(そう見えるのも芸のうち)演じています。








ゴールデングローブ授賞式でファーギー夫人と。

2011「トランスフォーマー・ダークサイド ムーン」

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