JAY BARUCHEL

JAY   BARUCHEL


ジェイ バルーチェルはカナダはオタワ出身のどこか同じカナダ人のマイケル J。フォックスに似た雰囲気を持つ若手俳優です。
「カナダ人て,凄く平和主義だと思うんだ。お豆腐みたいにそれ自体は味が無くて,そのくせ付け合わせに寄っては,ぐんと美味しくなったり,存在が微妙だろう。誰もがカナダはアメリカの延長みたいに思っているようだけれど、どっこい!そんなに舐めてもらいたくないね。僕たちは最も平等でバランスが取れた国民なのだから」
と口を尖らせているジェイは,「ハウ トウー トレーン ユア ドラゴン」(10)と言うアニメで竜を訓練して,自分の友達兼乗り物にする主人公,その名もヒッカップ(しゃっくり)の声を演じていちやく有名に。
1982年4月9日カナダの首都オタワに骨董品商の父とライターの母親を持って生まれ,小さい時から家の中で,クリエイテイヴなことばかりしていた、いわゆるおたく少年だったそう。父親はイタリー系のユダヤ人,母親はアイリッシュ カトリックの為に両方の宗教と文化に影響され,フランス語もペラペラ,父親がジェイのコミカルな才能を見て12歳の時から演劇学校に送り,直ぐにカナダの子供番組に出るようになったのでした。
やがてハリウッドに出て来て「あの頃ペニー レーンと」(00)で主人公(パトリック フュージット)の子供時代を演じてずば抜けた演技を見せ、喜劇映画の若手監督,ジャッド アパトウのレギュラーとなります。
クリント イーストウッド監督の「ミリオンダラー ベイビー」(04)では精神的に不安定なものの,巨大な野心を持つ “デンジャー バーチ” の役を激演。

「トロピック サンダー」(08)では新人俳優の役を愉快に演じて,ベン ステイラー(監督・主演)に気に入られ,「ナイト アット ミュージアム,バトル アット スミソニアン」(09)にも顔を出しています。

始めての主役は「シーズ アウト オブ マイ リーグ」(10)と言うもてない普通の若者が,遥かに美人で頭も良いの恋人を得ると言う喜劇でした。この時の会見でスタジオにジェイがイカさない平均以下の男にぴったりだ、と言われた事にちょっと頭に来た、と素直な文句を言って,それがとても微笑ましく見えました。若さの「ちから」でした。

そしてその年「ハウ トウー トレイン。。」に抜擢され,今年,その続編「ハウ トウー トレイン 2」にもっと大人のヒッカップになって出て来ます。
小柄でちょっとしらばくれたようなコメントを吐く,面白いキャラクターの持ち主で,ヒッカップが冒険好きで,徐々にリーダーシップも身に付いて来るのと正反対に,「僕は外に行くのが大嫌い。家に引きこもって,ゲームをしたり,こそこそ好きな事をしているのが一番。スポーツはまるで駄目だし,ドラゴンに乗って空を飛ぶなんてとんでもない!高所恐怖症だからヒコーキだって嫌でしょうがないんだ!」

女性関係もかなりマイペースのようで,アリソン ピルと言う女優に2010年のクリスマスにプロポーズしながら,13年には婚約を破棄すると言う小さなスキャンダルも起こしています。
ちょっとシャイラ ラブーフに似ていて,しかし、彼ほどトラブルメーカーでもなく,妙に尖ってもいないし、ハングリーでなく、
2014     HOW TO TRAIN YOUR DRAGON 2
お気楽に見えるキャラクターとボーイッシュなルックスが若者の喜劇にぴったりで、続々と出演映画がラインナップされていて、これからどういう風に成長していくかが楽しみなジェイであります。






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