WINONA RYDER #2

WINONA    RYDER   #2

9月はアメリカのテレビの新シーズンがスタートします。御贔屓のビル ナーイが,これ又大好きなMI5の英国スパイ,その名も強そうなジョニー ウオリッカーを演じる2011年に始めた「ページ8」の続編が完成、それぞれ「タークス アンド カイコース」(14)と「ソールテイング ザ バトルフィールド」(14)と2本も出て来て,その最初の巻にウイノナ ライダーが妖麗な姿を見せているのです。バハマのリゾートでクリストファー ウオルケン扮する謎の男性(CIAエージェントらしい)についている高級娼婦のような,これ又ミステリアスな美女と言う役どころを華麗に演じて,ビル ナーイやウオルケンと行ったダンデイーとは言え枯れ気味の爺達の画面に鮮やかな色彩を添えていました。

去年は「ザ アイスマン」(13)で氷のような殺し屋を演じたマイケル シャノンの直ぐに失神してしまう弱々しい妻と言うウイノナならではの役を演じて,現役!と主張してましたが、過去の妖精/オトナコドモ/処女/聖女っぽい役どころからやっと脱皮して,今度は,年齢も出身も謎の女と言った役を手がけています。

バンビというか英語では「暗闇でライトに照らし出された鹿の目」と言う形容がありますが,まさにそれにぴったりの大きな黒い瞳が顔の40パーセントぐらい占めているウイノナは相変わらず,華奢で,繊細で,夕顔の様にほんのわずかしか開かない花のような佇まいを見せてます。

1971年10月30日ミネソタ州のウイノナ生まれ,本名はウイノナ ローラ ホロヴィッツとユダヤ系。前にも書いたかもしれませんが,ユダヤ系のスターはほとんど超美人で,ナタリー ウッド,ローレン バコール,ナタリー ポートマン,グエネス パルトロー,デブラ ウインガー,レイチェル ワイズ,メラニー ローラン などなど,芯が強そうなのも特長でしょう。

2001年頃の万引きのスキャンダルでしばらく画面から遠ざかっていましたが2010年の「ブラック スワン」頃から,脇役として先輩として,主演女優達を支える役を地道に手がけるようになって来ました。
日本人好みの少女漫画ルックスと161センチの小柄な体はテレビの画面にぴったりで,「タークス アンド カイコース」の後も色々な企画がリストされてます。
43歳というミドルエージになったウイノナのたおやかに成熟した女性の美しさが活かされた役が続きそうです。
2010「ブラック スワン」


1993「エイジ オブ イノセンス」ダニエル デイ ルイスと。
2013「ザ アイスマン」
2010「ブラックスワン」

1999「17歳のカルテ」

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