HELEN MIRREN 2016
HELEN MIRREN 2016
ヘレン ミレン、昨年暮れの「トロンボ」(15)でハリウッドのゴシップ コラムニスト、ヘッダ ホッパー役を怪演した時の会見には前夜東京映画祭から戻ったばかりというのに生き生きとしていましたし、今年のゴールデングローブ賞では、この役で助演賞、「黄金のアデール」(15)では、ナチに奪われた家宝を取り戻そうとするユダヤ人の女性を演じて、主演女優とダブル ノミネーションの大活躍でした。
残念ながらどちらの受賞も逃しましたが、70歳にして映画にテレビに舞台に忙しく出演するエネルギーにはいつも仰天です。
今年に入ってすぐに「アイ イン ザ スカイ」(16)の会見があり、この前夜だかにパームスプリング映画祭か、他の授賞式に出席してきたばかりというあいかわらずの多忙ぶり、にもかかわらず、しっとりとした肌の美しく、艶やかなたたずまい、加えて、焦ったり、イライラしたりしない、バランスのある言動に感心させられます。
「アイ。。。」では英国軍人の役を威厳と自信と部下に対する責任と愛情をたっぷりと見せて、久しぶりの制服姿も凛々しく、シャープな体の動きも、あたかもずっと昔からキャリア軍人だったかのようでした。
最近亡くなったアラン リックマンが上司の大将の役をしていますが、残念なことに二人一緒の場での共演はなく、すべて電話でのやり取りばかり。
「アランとは大昔に「アントニーとクレオパトラ」の舞台で共演したけれど、とっても面白いジョークを連発するわ、モノマネは上手だし、独特のタイミングで会話を進めるし、なんといってもあのバリトンの声でしょう。誰でも彼に恋をしてしまう。英国人ならではのひねくれたドライなユーモアは最高にシャープでした。今回の映画で一緒になるチャンスがあるかと思っていたのに、なんとも残念で寂しい」
と悲しそうな表情を見せてました。
間もなく「コラテラル ビューテイー」(17年公開予定)という映画でウイル スミス、ケイト ウインスレット、キーラ ナイトリーというスター達と共演、面白そうな映画になりそうで、楽しみです。
英国の誇る、女性版騎士の勲章、デイムのタイトルがついた最高峰の女優陣、マギー スミス、ジュデイー デンチ、ヴァネッサ レッドグレーヴ(彼女は女王に勲章をもらうなどまっぴらと断っていますが)より、年齢では一回り下の デイム ヘレンですがその働きぶりと華麗な美しさは群を抜いていて、レッドカーペットでのゴージャスな登場はそこらのグラマー女優とは比較になりません。
ここに4枚の私目とのツーショットを載せましたが、ずっと前のもっと若い時の彼女のユニークなファッション スタイル(といってもいつも格調のある、シックなデザインです)での一緒の写真もたくさんあるのです。いつか探しましょう。
ヘレン ミレン、昨年暮れの「トロンボ」(15)でハリウッドのゴシップ コラムニスト、ヘッダ ホッパー役を怪演した時の会見には前夜東京映画祭から戻ったばかりというのに生き生きとしていましたし、今年のゴールデングローブ賞では、この役で助演賞、「黄金のアデール」(15)では、ナチに奪われた家宝を取り戻そうとするユダヤ人の女性を演じて、主演女優とダブル ノミネーションの大活躍でした。
残念ながらどちらの受賞も逃しましたが、70歳にして映画にテレビに舞台に忙しく出演するエネルギーにはいつも仰天です。
今年に入ってすぐに「アイ イン ザ スカイ」(16)の会見があり、この前夜だかにパームスプリング映画祭か、他の授賞式に出席してきたばかりというあいかわらずの多忙ぶり、にもかかわらず、しっとりとした肌の美しく、艶やかなたたずまい、加えて、焦ったり、イライラしたりしない、バランスのある言動に感心させられます。
「アイ。。。」では英国軍人の役を威厳と自信と部下に対する責任と愛情をたっぷりと見せて、久しぶりの制服姿も凛々しく、シャープな体の動きも、あたかもずっと昔からキャリア軍人だったかのようでした。
最近亡くなったアラン リックマンが上司の大将の役をしていますが、残念なことに二人一緒の場での共演はなく、すべて電話でのやり取りばかり。
「アランとは大昔に「アントニーとクレオパトラ」の舞台で共演したけれど、とっても面白いジョークを連発するわ、モノマネは上手だし、独特のタイミングで会話を進めるし、なんといってもあのバリトンの声でしょう。誰でも彼に恋をしてしまう。英国人ならではのひねくれたドライなユーモアは最高にシャープでした。今回の映画で一緒になるチャンスがあるかと思っていたのに、なんとも残念で寂しい」
と悲しそうな表情を見せてました。
間もなく「コラテラル ビューテイー」(17年公開予定)という映画でウイル スミス、ケイト ウインスレット、キーラ ナイトリーというスター達と共演、面白そうな映画になりそうで、楽しみです。
英国の誇る、女性版騎士の勲章、デイムのタイトルがついた最高峰の女優陣、マギー スミス、ジュデイー デンチ、ヴァネッサ レッドグレーヴ(彼女は女王に勲章をもらうなどまっぴらと断っていますが)より、年齢では一回り下の デイム ヘレンですがその働きぶりと華麗な美しさは群を抜いていて、レッドカーペットでのゴージャスな登場はそこらのグラマー女優とは比較になりません。
ここに4枚の私目とのツーショットを載せましたが、ずっと前のもっと若い時の彼女のユニークなファッション スタイル(といってもいつも格調のある、シックなデザインです)での一緒の写真もたくさんあるのです。いつか探しましょう。
2012「ヒッチコック」 |
2015「トロンボ」 |
2013「レッド リターンズ」 |
ロシア貴族の血を感じさせます。 |
2015「トロンボ」右はブライアン クランストンのトロンボ役 |
2016「アイ イン ザ スカイ」のアラン リックマン |
2016「アイ。。」での大佐役 |
2015「アデル。。」ユダヤ人の女性らしく見えます。左はライアン レイノルズ |
2016「アイ イン ザ スカイ」 |
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