TORONTO SEP 2018 #4 BOY ERASED PARTY

TORONTO SEP 2018 #4 BOY ERASED PARTY

最後の夜は「ボーイ イレイズド」BOY ERASED ( 18) と言うゲイをストレートに転換するクリニックに送られた少年のドラマのプレミアとその前の開催されたパーテイーに行きました。
今年はゲイのテーマが多く、クロエ グレース モリッツも
「THE MISEDUCATION OF CAMERON POST」で同様の施設に送られるレズの女の子を熱演中。

場所は移動式建物アート「アンジップド パヴィリオン」UNZIPPED PAVILION  で、ジッパーが空いている状態をデザインしたユニークなアートがとても斬新、ロンドンのハイドパークに展示され、ここトロントの後はニューヨークに運ばれるそう。
多数の箱がジッパーの留め金のイメージで、デザインってなんでも利用するのだなーと感心しました。
デンマーク人のグループの設計で、北欧らしいクールなデザインです。

会場には豪華なテント(と言ってもプレハブの透明な家)が建てられ、主演のルーカス ヘッジスは仕事できてませんでしたが、母親役のニコール キッドマンが群衆の中でそびえています。この夜のターゲットは豪州産のゲイボーイ歌手、トロイ シヴァン  TOROYE SIVAN に会うことだったので、よく知っているニコールに「トロイを紹介して!」と頼みました。

何てたって、大スターに人気上昇中の歌手を紹介してもらうのですから、トロイはちょっとびっくりしながらも、グッドマナーで挨拶、テレビで彼のパーフォーマンスを見たのですが、ちょっと昔風な、おしゃれなスタイルと強い声が印象的でした。映画の中では例のクリニックで転換プロセスを受ける少年の一人で、あまり大きな役ではありませんが、ある場面で「ゲイはゲイ、治らないから、ここではそのふりをしている方が良いよ」ってな重要なセリフをルーカスに言います。
この夜のトロイは、ガラガラに痩せていて、顔色も悪く、ストレスなのか、働きすぎなのか、母性愛、いえ祖母愛もどきの心配が芽生えてしまいました。

トロイは1995年6月5日に南アフリカのヨハネスバーグ生まれですが、育ったのは豪州のパース、目下独特なビジュアル系歌手として人気上昇中。

監督とクリニックの指導者の役を兼ねているジョエル エジャートンがにこやかにハッグしてくれます。オーストラリア人ばかりで、みんな気楽で、おおらかなのが特徴。
胸には&のマークのバッジが。ゲイレズビアンの支持を意味するそう。素敵なデザインのスーツを着ているのですが、3サイズぐらい小さめでパチパチでしたが、それもジョエルらしいと言えましょうか。

自分で作るタコス バーがあって、すでにビーフ、チキン、揚げ魚、などが入っているタコスに好きなトッピング、ワカモリ、チーズ、野菜、サルサ、などを加えていただくアイデアが新鮮、あとはいつものミニバーガー、餃子(最近のパーテイーには必ず登場します)、エビフライ、などなど。

パーテイーの後は歩いて「プリンセス オブ ウエールズ劇場」PRINCES OF WALES でのプレミアに行き、監督、出演を兼ねたジョエル エジャートンのスピーチを聞き、ニコールとトロイが舞台に上がって、会場は大きな拍手に包まれます。

もちろん欠席でしたが、父親役はラッセル クロウ、映画の後に実在の両親の写真が出たら、そっくりのメークをしているのに気がつきました。かなり太めで、どう見てもカツラの黒い髪なので最初は本当にラッセルかなーと思いましたが、例のソフトな声でやっぱり彼なのだと確信。

映画は真面目で深刻なトーンが強すぎて、わたくしには重すぎる映画でしたが、実話に基づいての意味深いものでした。



UNZIPPED  PAVILION




TROYE  SIVAN

JOEL EDGERTON  &ジルシのバッジに注目!

音楽エージェントのチャンドラー(左)と作曲家のダニー ベンジと。

「ボーイ イレイズド」のトロイ。

「ボーイ イレイズド」の1シーン。金髪がトロイ。









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