SOUTH DAKOTA #1 DEADWOOD & MT. MORIAH CEMETERY


 SOUTH DAKOTA #1  DEADWOOD & MT. MORIAH CEMETERY


10月15日(日)

ラピッド シテイー RAPID CITY の最初の朝のお散歩はモテルの周りでしたがフリーウェイと幹線道路が交錯する歩行者向きではない場所で見えるのはガソリンスタンド、他のモテル、閉鎖されたお店、畑などばかりでおまけに地面が凍っている寒さです。

モテルの前の畑には真っ黒な牛が放牧されてこちらはのどかな光景ですがフリーウェイ方向を見ると殺風景で歩く意欲を失ってしまいます。

朝食はモテルの料金に含まれていますから大した内容のメニューでなく、南部あたりの人気メニュー「ビスケットとグレイビー」BISCUIT & GRAVY という、柔らかなパンとお肉入りのホワイトシチューのようなソースをかけるを暖かそうなので頂きました。後はゆで卵、ハム、ヨーグルト(絶対に朝は食べないもの、冷たくて、あの酸っぱさが痛いから)マフィン、トースト、菓子パンなどなど。

チェックアウトしてウバー UBER を呼ぶと昨夜、空港から乗った同じネイテイブ アメリカン (アメリカ原住民のインディアン) NATIV AMERICAN(ツーベアー 2 BEAR 、2頭のクマという名前の)ドライバーが来てくれました。「ラピッド シテイー」が現在 ビジネスで発展中と自慢してます。

空港のエイヴィス AVIS でトヨタのミニSUVを借りてまずは名所の「デッドウッド」へ向かい、小一時間で到着。観光案内所でサンタクロースを演じるに違いない白ひげのおじいさんからまずは電車で一周すると良いと言われましたが歩いていくことに。

アーチから看板が「デッドウッド」と宣伝している入り口からメインストリートをぶらぶらと歩くとまずはゴールドラッシュ時期に連れてこられた中国人の賭博場の跡やら、木彫りの有名人やら動物が見えて来ます。

この街のスーパースターは「ワイルド ビル ヒコック」WILD BILL HICKOK ですから、至る所にダンデイーだった「ビル」が立っていて、彼が撃たれたサロン、彼を殺した男が逮捕された場所、ビルのパートナーのお店、などなど目に入って、やはり西部劇の歴史の一つといちいち記念写真を撮りました。

中央に首吊り広場がありましたが、今はハロウイーンのデコレーションなどが添えられて「恐ろしい過去」の余韻はゼロ。

お昼ご飯は「ジェイコブズ」JACOB'S という煉瓦のビルの中のビアホールでハンスはチリ、ワタクシはツナメルト サンドウイッチをビールとともに美味しく頂きました。それにしてもこのあたりに来る観光客も働いている人々も「プア ホワイト」と呼ばれる学歴の無さそうな、女性は濃いメーク、男性は小太りですぐに怒るタイプばかり。そばの中年の男性は大声で

「俺はオレゴン州に住んでいるがそこの州知事もカルフォルニアの州知事も酷いバカで頭にきちゃうよな」と民主党批判をしていました。

少し寒さがつのって来た街をもう少し歩いて次は街の裏山にある MT. MORIAH  マウント モライア と言うビルや同じく当時のセレブ、カラミテイー ジェーン CALAMITY JANE のお墓を訪れましたが既に閉まっていたのと募金をすれば入れるという女性の誘いもありましたがビルのお墓は長い上り坂を登らないと駄目と説明されてすぐに断念。登りは良い良いですが、帰りの下り坂がハンスにはちょっと危険なのです。

次に泊まるモテルは「マウント ラシュモア」MT. RUSHMORE のお膝元で「キーストーン」KEYSTONE という小さな町にある、こじんまりとしたところで前には小川が流れ、窓から丘の緑が見えて、料金も安く、直ぐに気に入りました。

歩いてすぐの「フロント ポーチ」FRONT PORCH レストランに入るとオーナーの女性が「今日10月15日にここらへんはみんな店仕舞するのよ。だから今夜がシーズン最後の夜」

と寂しいことを言ってきます。

メニューの地元名物、「アーモンド乗せトラウト」TROUT ARMODINE(ニジマス)を注文しましたが、もちろん売り切れ、まずはロゼワインを1本頼んでから、ハンスはバッファロー バーガー、お昼がヘビーだったのでワタクシはシーザース サラダにエキストラ アボカドを美味しく頂きました。ウェイターがメキシコ人で世界中で働いて来た、ドイツ語も喋るとやけに張り切っていたのが微笑ましい思い出です。




「デッドウッド」の目抜き通り。アッターはビルのパートナー







ビルが撃たれたサロン

スーパースターのワイルド ビル

ビルを撃ったジャック マコールが逮捕された場所。

ビルやカラミテイー ジェーンが眠るマウント モライア墓地。


墓地のゲイトの前で。



マウント モライア 墓地 (ネットから)







いかにも写真が下手そうなおばさんに頼んだのでこの始末。

木彫りのお店にあるベンチに座ったハンスにお付き合いして座っています。

ビルが撃たれたお店のドアの取手は拳銃です!

まるで映画のセットのような街並み。

街の人気者、ワイルド ビル と。

アウトロー広場、首吊りの場所。

朝のモテルの周囲。果てしなく広くて、何もなくて、寂しい地区です。


夕食はバッファロー バーガーとロゼワイン1本

キーストーン「フロント ポーチ」レストランシーズン最後の夜

首吊り広場



墓地は丘の上にあって、ビルのお墓はかなり高いところだそうです。

再び、拳銃のドア取っ手!
 


ガソリンの安さにびっくり、ロスはこの2倍近いのです。

「フロントポーチ」でワタクシはアボカド乗せシーザース サラダ



「デッドウッド」の正式な入り口




ランチを食べたレストラン ジェイコブス (ネットから)







ハロウイーンのかぼちゃが見えます。







夕食を取ったキーストーンのレストラン「フロント ポーチ」(ネットから)




ラピッドシテイーのモテルの前の畑に黒い牛の群れが!





ヒッチハイクのポーズです。

観光案内所のサンタクロースみたいな係員と。

「デッドウッド」の街の山の背景。

「デッドウッド」観光案内所のマウンテンライオン

昔は中国人労働者が「賭博場」を開いていたそう。

名物、ビッグホーン シープ



チャイナタウンもあったのです。



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