SOUTH DAKOTA #3 CUSTER STATE PARK & RAPID CITY




 SOUTH DAKOTA #3  CUSTER STATE PARK & RAPID CITY


10月17日(火)

ハッピー バースデー トウ ミー!

朝のお散歩はマウント ラシュモアが見える丘の方へ行って見ました。付近のモテルはそれぞれ、この有名な大統領の顔が見える山を売り物にしていて、実際、モテルの前に立つといざ、4人の顔が遠くに見えるのです。大統領の蝋人形館、大統領グッズのお土産屋などがひっそりと佇んでいますが、お店もモテルもほとんど休店で、寂しい限りの光景です。

季節外れの街、キーストーン KEYSTONE での朝食はそれでも毎朝メニューを変えてくれてこの日はソーセージとスクランブルエッグだったでしょうか。結構美味しいのでゆっくりと色々なパンと頂きます。カフェテリアのおばさんがにこにこと見守っているのも田舎らしくて居心地の良い者です。

さてサウスダコタ最大のワイルドライフ 保養地区、7万1千エーカーの広大な州立公園「カスター ステート パーク」CUSTER STATE PARK に入場。ここにはアメリカの誇る野牛、バッファロー、またの名をバイソンが、1500頭も自由に動き回っていて、まさに「ローハイド」の世界です。

センターに行くとちょうどドキュメンタリーが始まるというので「野生動物の生態」を見ることに。全米大陸には大昔、数百万頭のバッファーローが群れをなしていたのですがまず、インディアンたちが食べ物にし、次に白人たちがどんどんと殺してしまい、今の哀れな数字になった経過を見せてくれました。

お天気がイマイチで寒くなったので野生の動物を見るルートをドライブ、かなり急な崖っぷちもあって大雨のときなどズルリと落ちそうです。

今夜はバースデー デイナーなので、おそらく昼食は抜きだった記憶。

サウスダコタ最大の都、ラピッドシテイーもあまり繁盛しているようには見えず、古い建物が情緒を添えている街の中は静かで、角々に立っている大統領たちが笑顔でアウトサイダーを迎えてくれます。首都は「ピエール」PIERRE と言うフランス人の名前のような人口1万4千人の街で、今調べましたらフランス人の毛皮商、ピエール ショートー ジュニア PIERRE CHOUTEAU JR. を記念しての名前らしいと発見。

さてレストランのオープンは5時、まだ40分ぐらいあるので街を散策しましたが住民の広場、名物レストランなどをちらりと見たり、もっぱら大統領の銅像をチェックします。そして午後5時ちょっと過ぎに「デル モ二コ」DEL MONICO に入ると既にかなりのお客様がテーブルに付いているではありませんか! 皆さん、身なりの良い、素敵なシニア達で早目に夕食を取りたいのでしょう。確かジェシカ JESSICA という、綺麗なウエイトレスが注文を取りに来てハンスは「今夜はこの人のお誕生日!」とワタクシを指したら、優しく、低い声で「それは、それは! おめでとうございます」と明るい笑顔で祝ってくれました。

まずスパークリング ワインをと、ルーマニアだか、東欧のスパークリングのロゼを頼むと全くシャパシャパの泡が上がってこないワインが来たので2口ぐらい飲んでから違うスパークリングワインに取り替えてもらいました。

ハンスは赤いぶどう酒を注文、最初のお料理は大好きなウエッジ サラダ WEDGE SALAD 。上品なお味のベーコンビッツやブルーチーズがランチ ドレッシングに混ざっていて、新鮮なレタスも歯切れがよくとびきり美味しく頂きました。

ハンスは「今日のスープ」(おそらくクラムチャウダー)を頼んで、メインはバイソンの特別料理、美味しそうなチミチャンガ CHIMICHANGA ソース付き、ワタクシはサラダのあと、バイソンのフィレミニヨンステーキ FILET MIGNON 、これが柔らかくて、香ばしくて、ビーフよりちょっと淡白な最高のお肉なのでした。

そしてジェシカはデザートの大きなクレムブルレ CREME BRULEE の横に小さなキャンドルを立ててお皿を運んできてくれて

「大げさにみんなで唄ったりしませんから」

と大人らしい配慮を見せてくれて、ハンスとワタクシは小さな声でハッピー バースデーと言い合って、17日の大団円となりました。クレムブルレも今までで一番美味しい極上のお味でワタクシは世界で一番ハッピーなバースデーガールと自分に呟いたのです。



「デルモニコ」ふたりでバイソンのお肉のお料理。




ラピッドシテイーのタウンセンター

街角に立っている大統領たち。

レーガン大統領(多分)と。もしかするとブッシュ父かも。

地元の人がどんどんとシャッターを押して、約10枚に。


ハンスが何やら指図しています。



優しいウェイトレスのジェシカが撮ってくれました。

バイソンのフィレミニヨン。とても美味しかった!

カスター公園の近くで。

ゴロゴロと寝ているバッファロー

ラピッドシテイーの街の広場。

朝のお散歩時のモテルの前の小川と黄色のイチョウの並木

ウエッジ サラダ。

大きなクレムブルレ!



ペンギン服の大統領

カラフルな元消防署だった名物レストラン

町の広場、ここで小さなコンサートとかあるのでしょう。



モテルの近所。大統領の蝋人形館、遠くにラシュモアが見えます。

カスター州立公園






まるでフィレミニオンのように見えるバッファロー

ウエッジサラダと。


しんみりとしているお誕生日のワタクシ。



ご自慢のジョニー キャッシュのシャツを着ているハンス





キーストーンにある ラシュモアを彫ったアーテイストの展示場。(閉店)





「デルモニコ」入り口 (ネットから)





「デルモニコ」室内、ワタクシたちは右から2個目のテーブルに座りました。(ネットから)





看板 (ネットから)



「デルモニコ」入口付近 (ネットから)




 
メニュー (ネットから)

Comments

Popular posts from this blog

IGGY POP

DEVON AOKI

ADAM LAMBERT