WAIKIKI # 5 IOLANI PALACE


WAIKIKI # 5        IOLANI PALACE


5月2日(木)

朝のお散歩はいつもと反対の方へずっと歩いて、それから習慣となったおむすび屋でお弁当等を買い、おそらくフルーツをどこかで買って朝食を頂き、この日の主要目的地、ハワイのロイヤル ファミリーの宮殿、イオラニ パレス IOLANI PALACE を目指します。

ホテルの前のバス停留所で何台か待ったあと、さてバスに乗ろうとすると「お釣りなし、高額紙幣だめ」と運転手に言われ、渋々降りて、近くのスタバックスのいつもの列に並んで、飲みたくもないジュースなど買い、やっと小銭が手に入ってバスに乗りました。公共交通機関に乗る時はいつも色々な課題が出てきて小さな苦労が重なるものです。

ホノルルの官庁街の中心地に宮殿があって、くすんだ灰色の建物がこの日の暗い天候の下で、ちと憂鬱な存在を見せています。そのうちかなり強い雨が降ってきたので慌てて入場することに。

全館を見るには40ドルぐらい払わねばならず、ガイドに付いていくのが苦手なワタクシ達は陳列のみのシニア料金5ドル(多分)のみを払って中に入って、武器、勲章、宝石、衣装、写真、など博物館の定例の品物をじっくりと眺めました。ドイツの鐘があったり、西洋人の文化を懸命に取り入れようとするハワイの皇室の姿が覗けて、ちょっと情けないような気分になります。

熱帯気候のハワイで絹やウールや毛皮を着込んで、社交に外交に出席する無駄な努力と見栄、おまけにほとんどの王室女性メンバーには西洋のドレスが全く似合わず、何とも皮肉なモダーン化を見てしまいました。

ハンスは少し気分が悪くなってベンチに座って休憩。

外の湿気と古い建物の中のどんよりとした空気で健康体でも心も体が重く感じられてきます。

少し雨が小ぶりになったので外に出ると向かい側に立派な建物があり、カメハメハ大王 KING KAMEHAMEHA の像が正面に建っていて、金色のハワイの民族衣装を着用、と言ってもほとんど裸ですが、これが威容と誇りと自信に充ちていて、これぞハワイのキングと納得できました。西洋の伝統など気にせず、自分たちの伝統の服を着てこそ、最も美しい魅力を発揮できると確認。

再び公共バスに乗る気力が失せたハンスのためにウバーを呼んでホテルに戻って、もちろんハンスはお昼寝となります。

ワタクシはおそらくウィンドウショッピングなどしたり、習慣になりつつあるボバのお店に寄ったりしたはず。

夕食はワイキキ マーケットにロゼワインとパイナップル スライスなどを買いに行って、それと一緒に残り物を温めてのお部屋での食事となりました。

確かヨーロッパのフットボールの試合をテレビで観戦した記憶があります。


宮殿の正面。曇り空に灰色の建物。



宮殿の横側。ここが博物館としての入口。





宮殿なのに妙に殺風景です。



雨が降っているので手をかざしています。





これぞ、ハワイの王さま、カメハメハ大王。



バスに揺られて少しお疲れ気味のハンス。

見物の男性が撮ってくれました。



力ない感じで手を上げて我らが大王を指しているハンス。

雨が降っていて、寒いのです。










お天気が悪いと写真も寂しくなります。




カメハメハ大王の若い頃、格好良いではありませんか!! (ネットから)




力強いカメハメハ大王。(ネットから)




エレガントなハワイのお姫様(ネットから)

ロイヤル ファミリー (ネットから)

正式な皇室の制服 (ネットから)

宮殿の大広間 (ネットから)

セレモニーの時の宮殿 (ネットから)

正装の貴族の夫人 (ネットから)

正装の女王 (ネットから)

王冠 (ネットから)

門の紋章 (ネットから)

回廊 (ネットから)

正装用のドレス (ネットから)

カメハメハ大王 (ネットから)

ロイヤル ファミリーのメンバー (ネットから)

宮殿の階段 (ネットから)

カメハメハ大王の肖像画 (ネットから)

 

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