PASTA DINNER AT OUR ITALIAN'S FRIEND'S

 PASTA DINNER AT OUR ITALIAN FRIEND'S


しばらく会ってなかったアマンドの家で夕食。

イタリー人のカメラマンのアマンドは自宅で採れた野菜やフルーツを駆使して、素早くお料理を作ります。

それほど広くないお庭ですが隙間なく、ズッキーニやらトマトやら、いちじくの木などなどがぎっしり植えられて、まさに密林状態。この日は故郷ヴェニスの広っぱに生えていたという緑色の葉っぱをロスアンジェルスに密輸して増やし、それを摘んで湯がいてから、にんにくとオリーブオイルで炒めた物をお土産にくれました。以前にも食べたことがあって、ちゃんと名前をメモしたのですが、そして今回も名前を聞いたのですがすっかりと忘れてしまいました。

ちょっと苦いところが普通の人には受けないようで、アマンドの奥方もハンスも変な顔をしてつまんで、それ以上は食べませんがアマンドとワタクシはバクバクと食べます。


積もり積もった話をしながらアマンドはピーマンなどの野菜やオリーブなどをおつまみに出してくれて、同時にパスタを茹でたり、イタリー食品店で買ってきたというソーセージを細かく切ってトマトソースと炒めたりと忙しく立ち回って、ヴォアラ!夕食となりました。

以前はイタリーから巨大な燻製肉の塊を密輸して、業界レベルのミートスライサーも購入して、素晴らしく新鮮で、とびきりおいしいプロシュートを嬉しそうにサーブしてくれたり、あるクリスマス近くの時節には、西洋版「うなぎ」を買ってきてイタリー風にお料理してくれて、これがギンギンに油っこくてワタクシは殆ど食べられなかったりとアマンドの台所には色々な思い出がたくさん。

最近はお互い様ですが、健康にも色々支障が起きて、以前のようにダイナミックなお料理はなかなか出来ないようですが、パスタをサーブする時にはしっかりとコミカルな表情で「シェフ アマンド」を演じていました。

オーブンで焼いたバゲットも香ばしく、ワタクシは大盛りのパスタを2皿も平らげて、デザートのイタリアン製ジェラート、ナポリタンはパス。

素早く、新鮮な味を生かして、お気楽なクッキングがアマンドのお得意です。周囲の緑のバックに、カラフルなテーブルクロスが絶対的な効果を上げて「極彩色の氾濫」のデイナーとなりました。ごちそうさま!


お食事が終わって、大満足のふたり。



ご機嫌のシェフ、アマンド。哲学風なハンス。


上の写真とちょっと違うのです。

中国服のジャケットを着て「老子」のようなハンス。

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