ELLEN   BARKIN


「若い時は鼻も口もひん曲がって,おまけに東洋人風な狐みたいな目の自分の顔を嘆いたものだったけれど,30歳を過ぎたころから変な顔で良かったと思う様になった。もし私が人並み以上に綺麗で魅力的だったら,その部分にあぐらをかいてこれほどまでに努力をしなかったと思うし,だだの美人では女優としてはかえって売れないことが多いいと言う事実も分かって来たから。
そして評価されるのは私の外見ではなく,演技力だとはっきり分かるでしょう。これぞ最大の励みだわね。」

と淡々と語るエレン バーキンの言葉にはずっしりと重みがあります。
1954年4月16日,ニユーヨーク生まれの58歳。ユダヤ系の家に生まれ,まずは学問を先行と大学では歴史を学び、女優を目指して「ダイナー」(82)で映画デビュー。
ちょっとひねた感じが不思議なセックスアピールとなって
2011  「アナザー ハッピー デイ」
「シー オブ ラブ」(89)などではミステリアスな女性を好演,アイルランドの俳優,ガブリエル バーンと結婚したのは88年,二人の子供が出来て、夫君の監督作品「白馬の伝説」(92)と言う空想ロマン映画に出たりしましたが離婚、ハリウッドには珍しい個性的なカップルだったのに
残念でした。
「ボーイズ ライフ」(93)ではロバート デニーロの妻にしてレオ デイカプリオの母を演じていい味を見せたりしてましたが2000年に化粧品会社レブロンの社長と結婚。

「私は4度目のワイフだったのだけれど,それまでの女性は全員が社長夫人,ソサエテイーのメンバーでトロフィーワイフとしての立場を喜ぶタイプで,チャリテーイベントに忙しくしているだけで満足していたのね。でも私は自分で仕事を見つけ,自分で決めるのが当たり前の生き方をして来たから
召使いが何十人もいて,彼の子供達はテレビを見ながら平然とアイスクリーム持って来て!なんて注文するのね。私は自分で冷蔵庫に行って取って来なさい,と叱り飛ばしたり,挙げ句の果てはこんなに手伝いがいるから不自然な生き方になってしまうと4分の1ぐらいに削ってしまったの。夫は夜中の2時に紅茶が欲しくなったらどうする?なんて馬鹿なことを聞くから,そう言う時は私が入れてあげるわよ!と言ってね。そう言う生活が甘く長続きする訳もなく,結局6年後に離婚してしまったわ。」

トロフィーワイフとはリッチにしてかなり年を取った夫が
若くて美しい妻を賞杯の様に見せびらかすと言うわけです。

その時に4千万ドルと言う離婚手当を受けたのも有名な話。
バリー レヴィンソンの息子と親しくなり,彼の初監督作品
「アナザー ハッピー デイス」の制作と主演を引き受けたのですが,この息子はエレンより28歳年下で二人は恋仲
と言うのも4千万ドルの威力かエレンの絶えざる魅力のせいか,これからの展開が野次馬には楽しみです。

昔のエレンの写真をいつかたくさんアップしましょう。彼女のとてもオリジナルなスタイルが分かります。



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