ANNASOPHIA ROBB


ANNASOPHIA   ROBB


たまには若くてカワイい女優のプロフィールを。

ハリウッド男優名鑑の方が女優編より遥かに厚いと言う事実が男性優勢を如実に物語っています。ここに書くとき,男優の次は女優と順番を重ねようと思ったのですが,知名度やキャリアが通った俳優はやはり男優の方がずっと多いいのです。まだまだ監督や プロデユーサー,脚本,スタジオの社長は男性がほとんど、アカデミー賞などでノミネートする時,候補に入れたい男優がひしめき,女優陣の方はそれほど混雑していないと言うのも事実です。

アナソフィア ロブはまだ20歳。これからが勝負の若手ですが,ちょっときつい顔が味のある脇役になりそう。主人公の友人とか,意地悪な女友達などの役に平然と挑戦する根性を持っていると良いのですが。
今のところは,キュートな女の子の役が多く,既に3回程会見をしましたが,当人も可愛い女の子のイメージを通しています。
1993年12月8日コロラド州のデンバーに建築家の父親とインテリア デコレイターの母と言う恵まれた家庭に生まれ,8歳の時に演劇クラスに参加,両親に芸能エージェントを探して、と頼んだと言うこまっしゃくれた子供でした。翌年、母親は自分の仕事を中止して,娘に付いてロスアンジェルスに移住,コマーシャルの仕事などを始めたそう。

注目されたのはジョニー デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」(05)に出た時,次の「テレビシアにかける橋」(07)ではかなりの演技力も見せました。

今年の力作「ザ ウエイ ウエイ バック」は昔,まだ少年のリヴァー フェニックスが主演した「スタンド バイ ミー」を思い出させる14歳の少年の夏の想い出と言う甘くて,哀しくて,切ないドラマですが,その少年の隣の家の娘がアナソフィアで,やはり両親の離婚やトラブルを経た経験者と言う “年上の女” を軽快に演じています。
ほんわかした顔の少年が口惜しさやハヅカしさを乗り越えてしまった顔になって行く過程が胸に迫ります。隣の女の子はそれを理解する唯一の証人で,アナソフィアのいきがった態度が青春の動揺を生き生きと演じて,ヴェテラン俳優の大人たち,ステーヴ カレル(母親のボーイフレンド),トニ コレット(母親),サム ロックウエル(少年と仲良くなる遊園地の支配人)と並ぶ存在感を見せています。


アナソフィアは目下,人気テレビドラマ「セックス アンド シテイー」(98)の女主人公,キャリー ブラッドショウの1980年代の高校時代を見せる「ザ キャリー ダイアリーズ」と言うテレビ番組で勿論キャリーを熱演中。
オリジナルでキャリーを演じたサラ ジェシカ パーカーの不思議な魅力をどこまで出せるか,注目されてます。

好きな映画は「クライシス オブ アメリカ」(04),「インタープリター」(05)などだそうで、かなり渋い社会ドラマなのも彼女の強い性格をちょっぴり見せているようでこれからの役選びが楽しみです。








2012 「ザ キャリー ダイアリーズ」








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