ALLEN LEECH

ALLEN   LEECH

アレン リーチと言っても誰も知らないでしょうが,「ダウントン アビー」の元運転手のトム ブランソンと言えば,あーあの可愛いアイルランドの独立運動に燃えて,英国の階級差を乗り越えて,末の令嬢,レイデイー シビルと結婚した俳優!と思い出す筈。
日本では始まったばかりですが「ダウントン アビー」は2011年にスタートして,来年はシーズン5が放映と決まった英国製の巨大人気番組で、第1次大戦の影が迫るヨークシャーの貴族の家庭とそれを支える忠実な執事や下僕や召使いのエピソードを交えたメロドラマです。
アレン リーチは1981年5月18日にアイルランドのダブリンの郊外のリゾートタウン,キリニーにコンピューターシステムの会社社長の父親を持って生まれ,両親は彼に建築家になって欲しいと望んだものの11歳頃から舞台に興味を見せ,アレンは晴れて演劇学校へ。
「カウボーイズ アンド エンジェルス」(03)と言う映画でブレークし,アイルランドの映画への出演がぐんと増します。「ダウントン アビー」の創作者で,貴族出身の作家,ジュリアン フェロウズの作品に出たのがきっかけで,アレンは運転手の役を得たのです。
何しろ究極のメロドラマですから,令嬢がエジプトの貴族とベッドインしたかと思うと彼が急死したり,運転手と令嬢の恋が実って,白い目で見られながら結婚式を挙げ,赤ちゃんが出来たと喜ぶと旧式の医者の頑固な治療法の為にシビルはあっけなく死んでしまったり,従僕が殺人容疑にかけられたり,ゲイの侍従が危ない性的アプローチをしたり,重要な主人公のひとりが突如死んでしまうようなドラマの行方が過激で、批判も勿論出てますが,何とせん,波瀾万丈で面白いのです。

さてやもめになってしまった運転手のトムは,アイルランド訛りも故郷への忠誠心も捨てず,貴族の家族に疎まれながらも物語は進行して行きます。
アレン当人は,有名にしてくれた「ダウントン。。」へは何と言っても感謝の姿勢で,何となく,貴族を演じる俳優や女優たちを支えて,謙虚に持ち上げるような,従順な性格を見せてました。
「僕はテニスが大好きなんだけど,サーヴがどうも上達しなくてね」
などと言った他愛ない話を淡々と話してくれます。サンキュウ ヴェリー マッチがモッチ,スタッフはストッフとアイリッシュのアクセントが又,何とも鄙びた味覚を添えて,アレンの人柄をより暖かく見せているよう。

これからどういう進路を歩むのか,このアイルランドの若手俳優の将来が楽しみです。


従僕のジョン ベイツを演じるブレンダン コイルと。
2014   DOWNTON   ABBEY

令嬢シビルを演じるジェシカ ブラウン フィンドレーと。と。

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