SANDRA BULLOCK #2

SANDRA   BULLOCK   #2

今日7月26日はサンドラ ブロックの50歳!!のお誕生日です。1964年にヴァージニア州のアーリントンにドイツ人のオペラ歌手の毋とヴォイス トレーナーの父親の間に生まれ,小さい頃から母親の舞台に子役で出たりしたそうですが、歌は全く駄目なのですと。余りに専門の親を持った為の謙遜,又は反抗心なのでしょうが。

それにしてもジョニー デップ,ブラッド ピット,トム クルーズ,ニコラス ケージとみんな50歳を超えて,ハリウッドの若手スターの台頭がゼロに近く,今はもう,スター目当てで映画を見に行くのではなく,マシーンの炸裂やスーパーマン達の超人的活躍が目玉なのでしょう。

サンドラは最初こそ「デモリシヨン マン」(93)や「スピード」(94)などでアクシヨン スターとして注目されましたが,直ぐに文芸古典「ラブ アンド ウオー」(96)でヘミングウェイの恋人役(看護婦)を演じたりして演技力で勝負の方向に向かいました。
「私ってじっとしてられない性分だから,今回の役は静かに,沈黙を保っている昔の女性でしょう。体を動かさないと言うトレーニングが必要だったのだから!」
と例のがはがはと言う豪傑笑いで,白状したり、
「父から大工仕事や電気工事,車の整備などしっかり学んだから,そこらの男性よりずっと器用で,便利なのよ。家だって自分で建てようと思えば,建てられるのですから」
とオペラより,力仕事が好きそうなコメントも誇らしげにしています。
約20回ぐらい会っていますが,エレガントなドレスを着ていても、どこかに逞しくて男っぽい雰囲気が漂っています。
入れ墨だらけのオートバイ野郎と結婚したのは一種のタフガイの同士愛の様でしたから,すぐに離婚になりました。黒人の男の子を養子に迎えて,母親業をたっぷり楽しんでいる様子は微笑ましいですが。
宇宙飛行士が限りなく広い宇宙でひとりぼっちになる「ゼロ グラビテイー」(13)もサンドラの頼りになる親分肌があるからこそ、リアルに見えました。
「ザ ヒート」(13)と言う凸凹コンビ(サンドラが真面目でエリートの連邦局のエージェント,太目のメリッサ マッカーシーが、めちゃくちゃなローカルの刑事)の喜劇もサンドラの気丈さを逆手に取って,面白さが倍増しています。
来年は,この「ザ ヒート」の続編「ザ ヒート2」とか
「タッパーウエア アンシールド」と言うドラマでは,プラステイック容器,タッパーウエアを開発した本人の役を演じるそう。
50歳、さてこれからの大女優,サンドラの前途に乾杯です!


2013「ゼロ グラビテイー」



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