EMMA STONE 2016

EMMA   STONE    2016


いつも可愛らしいスマイルを浮かべて、若さと清潔感にあふれて、ハリウッドのポリアンナのようなエマ　ストーン。
今年はミュージカル「ラ　ラ　ランド」（１６）の歌って、踊って、心が張り裂けるような悲恋の演技もして、売れない女優から大スターになるミアの役で必ずやオスカー賞候補になるでしょう。

共演のライアン　ゴスリングもエマに劣らず、子供の頃に弾いていたピアノを改めて３ヶ月間猛練習して、プロのジャズピアニストの役を魅力的に演じています。

往年のフレッド　アステイアとシド　チャリシー（普通ですとここで　ジンジャー　ロジャースの名前をあげるでしょうが、どうもジンジャーの厚化粧が田舎っぽくて、ぐんと洗練されてセクシーなシドの方がはるかにグラマラスでセクシーなのです）のようなエレガントで、スムースなダンスと違って、エマとライアンのダンスはかなり素人っぽくて、見ている方が心配になる時もあるようなレベルですが、それがまた、チャーミングな効果をあげてます。

アステアとチャリシーが大好きだったので、必要もなく下に二人のダンスシーンの写真を載せてみました。

ライアンとエマが踊る場所がロスアンジェルスの実際のプラネタリュウムとか、公園なので、足場が悪そうなのも、スタジオで踊っていたスターたちとは条件がかなり異なってますが。

特にクライマックスのライアンとエマのデユエットは映画では６分間、これを丸々２日間かけて踊りあかしての成果だったそう。

「昔チアリーダーをしていたから、ある程度ステップとかリズム感はあるけれど、やっぱり本物のダンスはずっと難しかった。ライアンがうまくリードしてくれて、さすが、元ミッキーマウス　クラブだけあって、すごくダンスが上手だったわ」

日焼けしないタイプの真っ白な肌にちらほらとそばかすが散って、それがまたなんとも可愛らしいエマは、このミア程ではないとしても、かなりの苦労を重ねて今の人気を得たのです。エマとミア、間違えてしまいそうです。

初めて会ったのは「小悪魔はなぜモテる」（１０）    （EASY A）の時で、ケラケラ笑う気さくな態度と、独特のしゃがれ声が印象的でした。
スタジオに強いられての売り込みにも健気に従って、ハリウッドのデイナーやパーテイーに頻繁に顔を出しては、ニコニコと話しかけてきて、新人女優の義務を果たしていたのも思い出に残っています。

「アリゾナ州のフェニックスに生まれて、小さい頃から女優になりたくて、１１歳の時に児童演劇学校に行くようになって、それから１５歳の時母と二人でロスアンジェルスに行って、オーデイションに次ぐオーデイションの生活が始まったの。１７歳頃からぽちぽちテレビの役が来たけれど、それまでの２年間はものすごく心細かったわ」

「アメージング　スパイダーマン」（１２）で共演した英国俳優のアンドリュー　ガーフィールドと交際が始まったものの、２０１５年の１０月に別れたニュースが出ています。
最近二人がロンドンで仲の良い様子を見せていたそうですが、単なる友人としての再会だった模様。

１９８８年１１月６日生まれですから、２８歳になったばかり、まだまだ若くて、つやつやしているエマは
有名なテニス選手のビリー　ジーン　キングを「バトル
オブ　ザ　セックス」（１７）で演じます。１９７３年に　男性のテニス選手、ボビー　リッグス（ステーヴ　カレル）とシングルスの試合をした時のドラマを描いた映画で、今度は、エマのテニスの技術への挑戦が見られそうです。

2014　　「バードマン」

２０１６　「ラ　ラ　ランド」

２０１０「小悪魔はなぜモテる」

２０１２「アメイジング　スパイダーマン」

2017  BATTLE OF THE SEX　ビリー　ジーン　キング役

　

２０１６「ラ　ラ　ランド」のエマとライアン、エマの動きがイマイチなのがお分かりでしょう。

１９５３「バンド　ワゴン」のアステアとチャリシー。

迫力が違います。