HUGH JACKMAN 2020

HUGH  JACKMAN  2020


ヒュー ジャックマンのことも書いてなかったと発見!

世界中のスターの中でも最も気配り、親切、陽気で愛嬌たっぷり、社交的なのがヒューだと断言できます。

あまりにも人当たりが良いので「何か隠しているのじゃないか?」と余計な疑惑を持ったりすることもあるぐらい。

コロナ危機下でオンライン インタヴューをした時も何故かニューヨークで自粛中でしたが、いつものように、明るく、健気に相手のことばかり心配して、こちらは恐縮するばかり。

「バッド エデュケーション」BAD EDUCATION(19)というテレビミニシリーズでヒューは、リッチな私立高の完璧な総務部長の役、ハンサムで、卒がなく、生徒からは慕われ、PTAのご婦人たちからは憧れと言うより、いつベッド・インしてくれるのかしら??という物狂おしい目つきで見つめられ、教師たちも彼のスマートな経営に頼り切っています。

もちろんハンサムでスタイリッシュな彼の私生活はとんでもなくワル、という善良で知られるヒューだからこそ、効果が上がるというストーリーの仕掛け。


目下、企画中の映画に「エンゾー フェラーリ」ENZO FERRARI (21?)がリストアップされてます。あのイタリーの高級車の創立者を彼が演じるなんて、何となく震えが来ます。


1968年10月12日 オーストラリアのシドニー SYDNEY 生まれ。父親は英国人でケンブリッジ CAMBRIDGE 大卒の会計士、母親も英国人で1967年に「テン パウンド ポムス」TEN POUND POMS 移民計画に参加して豪州に移住、そういうわけでヒューは豪州と英国の2カ国の国籍を持っています。

「テン パウンド ポムス」は1947年にスタートした英国人を豪州とニュー ジーランドに移住させる政策で、書類提出の費用が10ポンドだったことから付いた名前だそう。
ポムスは「ポムグラネード」POMGRANADE (ざくろ)の意味で、オーストラリアの「移民」のスラングなのですって。


1996年に「コレリ」CORELLI (95)で共演したデブラ リー ファーネス DEBORRA LEE FURNESS (1955年12月8日 オーストラリアのアナデール ANADALE 生まれ、13歳年上)と結婚、デブラは2度も流産したので、ふたりの子供を養子に迎えています。

責任感が強いヒューなので出演作の殆どでインタヴューに応じていますからツーショットも豪快にたくさんあるのですが、今は手元にある数枚をご覧に入れましょう。

若い頃はクリント イーストウッド CLINT EASTWOOD にそっくりで自分でも意識していたようで、指摘されると恥ずかしそうに喜んでいました。

スターになるにつれ、もう少し甘いルックスになって、ミュージカルに出ると歌と踊りはもちろん抜群ですが、そのスリムな体と長い手足の長身がひときわ効果を放ちます。

「ザ グレイテスト ショウマン」THE GREATEST SHOWMAN (17)ではサーカスの団長を熱演、豪華なミュージカルナンバーを披露。

共演のグッドルッキングで知られるザック エフロン

ZAC EFRON も張り切って難度の高いダンスを見せているものの、なにせ、手足がヒューのように長くないのでいまいち ビジュアル インパクトに欠けてしまいます。ちょっと残酷で残念な結果でした。


以前にヒューのことを書いた文を載せましょう。





初期の頃。クリントに似ていますでしょ。


















エンゾ フェラーリ(1998−1988)


フェラーリとヒュー


ヒュー ジャックマン


成田陽子


豪州産の俳優たちは誰もが気立てが良くて、サービス精神旺盛なのだが中でも特にヒュー ジャックマンはぴかいち。初めて会った時、「先月までミュージカル「オクラホマ!」に出ていたんだ」と言って、椅子の上の片脚を乗せて「オー ホアット ア ビューテイフル モーニング!」と朗々とした声で歌い出したのである。ある時はギリシャのアテネで偶然会って、休暇中だと言うのにわざわざレストランのテーブルに腰掛けてお気楽な旅行談義を始めたり。疲れを見せることなど絶対になく、常にショウマンシップの権化を前進している。最新作(今年のクリスマス公開予定)で彼が演じるのはサーカスの団長、題名もぴったりの「ザ グレイテスト ショウマン」、長身、敏捷でスリムな体を赤いロングコートに包んで、トップハットにブーツで歌い踊ってのパーフォーマンスは華麗にして、手足の隅々までポイントをしっかりキメている。「ララ ランド」の素人踊りとは基礎が違うと言ってしまおう。

「昔のサーカスはまさに夢の世界だった。ジャングルの動物に空中ブランコ、道化師に小人たちが異国の世界に僕たちを引きずり込んだものだった。今までのミュージカルの中でも一番演じがいがあるのだが、間も無く49歳の体はさすがにバネが効かなくなってしまってね。ウオームアップをしっかりして、怪我の心配をせずにのびのびと踊っているつもりだが、そこかしこに苦しい動きが覗いてしまう」

いやいや躍動感あふれるプロならではのエレガンスを見せてくれます。



このところ2、3回ヒューは顔に絆創膏を貼って現れ

「子供の頃、オーストラリアの海岸でサンブロックなんて知らずに遊びまわっていた。これで2回皮膚ガンの手術をしたが、また出てくるだろう。僕を見て、多くの子供達が日焼けの恐ろしさを知って欲しい」

と日焼け防止キャンペーンに励んでるのも微笑ましい。

「このあいだのアニバーサリーにはシドニーの公園にテーブルと椅子を持ち込み、妻とテイクアウトのデイナーを食べたのだよ。ちょうど初めてプロポーズした時と同じように!」

と妻想いのロマンチストなのでもある。





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