SEAN BEAN

 SEAN  BEAN

大好きな英国タフガイ俳優のショーン　ビーンの事を一度もこのブログで書いてないのを発見。何という頻度の見過ごし！

名前と苗字が一字違いでシンプルで、覚えやすいというのか、忘れやすいというのか、よく親がこういう韻を踏んだ名前を大事な息子に付けたものよ、と笑ってしまいます。

超人気テレビシリーズ「ゲーム　オブ　スローンズ」GAME OF THRONS （１１）で戦の名将、ネッド　スターク　NED STARK を演じていたのに、まさかの突然の死亡で、このドラマではスターとは言ってもずっと活躍するギャランテイーはないのだ、とびっくりしたものでした。

正直なところ、ワタクシは「ゲーム。。」や「ロード　オブ　ザ　リングス」THE LORD OF THE RINGS と言った中世の空想アクションものが苦手で寒そうなお城の中で肌を露出したドレスを着ている女優たちに同情したり、重そうな鎧を着てこれ又重そうな剣を振り回す俳優たちを見ては、大変そうだなあ！とつぶやくばかりでストーリーなどにあまり興味がわかないのです。

さてショーンは１９５９年４月１７日、英国はヨークシャー YORKSHIRE にあるシェフィールド SHEFFIELD のハンズワース HANDSWORTH に　ショーン　マーク　ビーンSHAUN MARK BEAN （ショーンのスペルが違うことにご注意）として、縫製工場のオーナーの父とそこで秘書として働いていた母親のもとに生まれました。

かなり恵まれた家庭だったものの質素剛健をモットーにした父親の厳格なしつけのもとに成長、フットボール（日本のサッカー）の選手を志したものの怪我で断念、将来のために溶接工の技術などを学んだとか。英国人はよく溶接工を習うようで、アメリカ人でも日本人でもあまり聞いたことがない独特の工場労働習慣が覗けます。

大学でアートを専攻しますが途中から演劇に興味が出てきて

１９８１年に名門　ロイヤル　アカデミー　オブ　ドラマテイック　アーツ RADA 演劇学校の奨学金を得て８３年に卒業、ロイヤル　シェイクスピア　カンパニー RSC の舞台に出るようになります。

初めての映画出演は「パトリオット　ゲーム」PATRIOT GAME （９２），００７シリーズでは「ゴールデンアイ」（９５）　　GOLDENEYE 、ボンドの同僚にして彼を裏切る、００６番のアレック　トレヴェリアン ALEC TREVELYAN の大役を得ました。

「ローニン」RONIN（９８）ではタフガイなのに胃痛に悩むスペンス SPENCE を演じ、「ロード　オブ　ザ　リングス」（２００１）ではボロミア BOROMIR の役、高所恐怖症のためにかなりの場面で死にそうな恐怖を味わったと告白しています。

最近はTVシリーズ「スノウピアーサーズ」SNOWPIEARCER （２０−２１）にレギュラーとして顔を出していますし、次は「タイム」TIME （２１−）という刑務所ドラマに主演、と忙しそうです。

そしてこれまでに１１５本もの映画、テレビに出演とハードワーキング　アクターなのですが、私生活ではすでに結婚５回！というのも、稼がねばならない背景かもしれません。

５回目のワイフはアシュレー　ムーア ASHLEY MOORE と言って、２０１７年に結婚、前妻たちとの間に娘が３人とまさに女性に囲まれての生活をしているようです。

ヨークシャー訛りがショーンのチャームポイント且つトレードマークだそうで、ピアニストとしても相当なものだと言う、色々なディメンションがある、ニヒルなルックスの裏にソフトな面がたっぷりとある俳優であります。

イラスト　レーター　イアン　ベイカー画

５番目のワイフ、アシュレーと

前妻との間の娘たち、ローナ、とモリーと。凄い胸です！

１９９５「ゴールデンアイ」ピアース　ブロスナンと。

奥方のアシュレーと

嬉しそうなワイフのアシュレーと。

２０１１「ゲーム　オブ　スローンズ」