CANDICE BERGEN
ブラック & ホワイトの写真から分かる様にこのキャンデイス バーゲンとのツーショットは1988年 彼女がテレビ シリーズの「TVキャスター マーフィー ブラウン」の主役をスタートした時。1946年5月9日 ベバリーヒルズ生まれですから 42歳。まあ お互いに若かった事!
「グループ」(66)は私めの大大好きな映画のひとつ。東部の名門女子大のOG8人が集まって 嫉妬,階級差,美貌、性的関係、レズビアン等の思い出と情念がふつふつを湧き出てくるハイクラスのメロドラマ。
キャンデイスはご存知、腹話術師のエドガー バーゲンと
美しいモデルのフランセス ウェスターマンとの間に生まれ
ベバリーヒルズの華やかな生活を嫌い14歳でスイスに留学,帰国後は大学で美術史を専攻,カメラが好きになり、
ニユーヨークでモデルをしていた時にその気品ある美しさに
魅かれたシドニー ルメットにスカウトされて,この「グループ」で映画デビューとなったのです。
次の「砲艦サンパブロ」(66)ではステイーヴ マクイーンと共演して 素人にしてはずばぬけた度胸を見せてました。
古典的な美貌からグレース ケリーの再来などと騒がれたものの おそらく彼女自身に余りハングリーな欲望が無かったために大して活躍もせず 「ソルジャー ブルー」(70)で全くメークなしの西部の女性を演じて 当時女優と言えば
寝ている時から 牢屋につながれていても しっかり髪はセットされ アイライナーが引かれているのが普通だったため
きれいなだけにびっくりしたのです。
「結婚ゲーム」(79)ではアカデミー助演賞にノミネートされたり,「ガンジー」(82)では実際の腕前を見せる
フォトジャーナリストの役で評価され,そのモメンタムで
本物の写真家となり「ライフ」,「コスモポリタン」,「ヴォーグ」などに映画撮影中のショットはもちろん,来中時の
ニクソン大統領やチャプリンの写真を撮って実力が認められるなど 美しい外見と美的感覚と技術の腕前が備わったトリプルスレットなのでした。
88年の会見では テレビの仕事が規則正しいために子供の世話が出来ると母親の情愛を見せてましたが 目の前のキャンデイスはルックスも体も完全なプロポーシヨンの美の神のようでした。おまけにソフトでクリアーな声と正統派英語のアクセントもエレガントでうーむ こういうパーフェクトな
美人はサラブレッドすぎて 現代の映画では嘘っぽくなってしまうのだな と理解。もっとエスニック系だったり 唇が厚い官能美,とか、鼻がとんがっているなど バランスを欠いた顔の方がリアルで迫力があるのだなと。
私めがたぬき顔のために 完全美人にひどく憧れるのです。ケイ ケンドール(英国の女優で故人)の超シャープな目鼻立ち、エリザベス テイラーのゴールデン メジャーメントとか言われる顔のバランス,シド シャリースも踊ってない時の顔の綺麗な事,エヴァ ガードナーの端正な顔,最近ではショーン ヤング(全く消えてしまいましたが)などなど。 彼女たちは演技をしなくても スクリーンに出ているだけで少なくとも私めは満足してため息が出てくるのです。
今をときめくアンジェリーナ ジョリーもジュリア ロバーツもキイラ ナイトリーもそれぞれ、イレギユラーなところがあって それが個性的で現代的な魅力と言われてますが。
キャンデイスは80年にフランスの監督,ルイ マルと結婚,二人のヨーロッパ風の飾り気の無い,洗練された暮らし振りも又 プラステイック文化のハリウッドから距離を置いてエレガントでした。マルがガンになり95年に亡くなるまでキャンデイスはそっと彼に付き添っていたようです。
最近ではサンドラ ブロックの「デンジャラス ビューテイー2」(05)などに顔を出して コミカルな演技を見せていますが しっとりとした中年の女性のドラマなどに是非取り組んで欲しいものです。
ブラック & ホワイトの写真から分かる様にこのキャンデイス バーゲンとのツーショットは1988年 彼女がテレビ シリーズの「TVキャスター マーフィー ブラウン」の主役をスタートした時。1946年5月9日 ベバリーヒルズ生まれですから 42歳。まあ お互いに若かった事!
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キャンデイスはご存知、腹話術師のエドガー バーゲンと
美しいモデルのフランセス ウェスターマンとの間に生まれ
ベバリーヒルズの華やかな生活を嫌い14歳でスイスに留学,帰国後は大学で美術史を専攻,カメラが好きになり、
ニユーヨークでモデルをしていた時にその気品ある美しさに
魅かれたシドニー ルメットにスカウトされて,この「グループ」で映画デビューとなったのです。
次の「砲艦サンパブロ」(66)ではステイーヴ マクイーンと共演して 素人にしてはずばぬけた度胸を見せてました。
古典的な美貌からグレース ケリーの再来などと騒がれたものの おそらく彼女自身に余りハングリーな欲望が無かったために大して活躍もせず 「ソルジャー ブルー」(70)で全くメークなしの西部の女性を演じて 当時女優と言えば
寝ている時から 牢屋につながれていても しっかり髪はセットされ アイライナーが引かれているのが普通だったため
きれいなだけにびっくりしたのです。
「結婚ゲーム」(79)ではアカデミー助演賞にノミネートされたり,「ガンジー」(82)では実際の腕前を見せる
フォトジャーナリストの役で評価され,そのモメンタムで
本物の写真家となり「ライフ」,「コスモポリタン」,「ヴォーグ」などに映画撮影中のショットはもちろん,来中時の
ニクソン大統領やチャプリンの写真を撮って実力が認められるなど 美しい外見と美的感覚と技術の腕前が備わったトリプルスレットなのでした。
88年の会見では テレビの仕事が規則正しいために子供の世話が出来ると母親の情愛を見せてましたが 目の前のキャンデイスはルックスも体も完全なプロポーシヨンの美の神のようでした。おまけにソフトでクリアーな声と正統派英語のアクセントもエレガントでうーむ こういうパーフェクトな
美人はサラブレッドすぎて 現代の映画では嘘っぽくなってしまうのだな と理解。もっとエスニック系だったり 唇が厚い官能美,とか、鼻がとんがっているなど バランスを欠いた顔の方がリアルで迫力があるのだなと。
私めがたぬき顔のために 完全美人にひどく憧れるのです。ケイ ケンドール(英国の女優で故人)の超シャープな目鼻立ち、エリザベス テイラーのゴールデン メジャーメントとか言われる顔のバランス,シド シャリースも踊ってない時の顔の綺麗な事,エヴァ ガードナーの端正な顔,最近ではショーン ヤング(全く消えてしまいましたが)などなど。 彼女たちは演技をしなくても スクリーンに出ているだけで少なくとも私めは満足してため息が出てくるのです。
今をときめくアンジェリーナ ジョリーもジュリア ロバーツもキイラ ナイトリーもそれぞれ、イレギユラーなところがあって それが個性的で現代的な魅力と言われてますが。
キャンデイスは80年にフランスの監督,ルイ マルと結婚,二人のヨーロッパ風の飾り気の無い,洗練された暮らし振りも又 プラステイック文化のハリウッドから距離を置いてエレガントでした。マルがガンになり95年に亡くなるまでキャンデイスはそっと彼に付き添っていたようです。
最近ではサンドラ ブロックの「デンジャラス ビューテイー2」(05)などに顔を出して コミカルな演技を見せていますが しっとりとした中年の女性のドラマなどに是非取り組んで欲しいものです。
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