BENEDICT CUMBERBATCH

BENEDICT     CUMBERBATCH  
2012 Golden Globe Award Show


Dec 2013         HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG


2013年のスターは何と言ってもベネデイクト カンバーバッチでしょう、と勝手に決めつけていますが。

アフリカ勢に負けない珍妙な名前を今年は一気に有名な時の人にしてしまったモメンタム。日本の雑誌ばかりでなく,タイムなど欧米の雑誌の表紙を飾り、公開された映画が

1。「スター トレック イントウー ザ ダークネス」
          STAR TREK INTO THE DARKNESS
最高の悪漢役と絶賛されました。アメリカのスターを朝飯前に食っています。

2。「12 イヤーズ ア スレーヴ」
           12 YEARS A SLAVE
本年度のアカデミー賞をはじめとする全ての賞でもろもろの部門で候補確実のアメリカ南部の奴隷を描いた怒号級ドラマ。監督,チヴォトレ エジオフォの激演,マイケル ファスベンダーのサデイステイックな奴隷主,そしてベネデイクトの心優しい荘園主と主要な人物が全て英国人,米国人監督で米国人キャストの「バトラー」を遥かに凌ぐリアリステイックな奴隷の生態を見事に描いています。

3。「ザ フィフス エステート」
          THE FIFTH ESTATE
ウイキーリークスのオースタラリア人,ジュリアン アサンジと言う実在の男の役をプラチナブロンドの髪で熱演。でずっぱりの主役でした。

4。「オーガスト: オセージ カウンテイー」
           AUGUST: OSAGE COUNTY
メリル ストリープとジュリア ロバーツがけたたましくわめく舞台劇の映画化。大勢のスターがひしめいていますが、ひっそりと陰で従妹に恋をするダメ男を大声の女優陣を支えながら静かに好演。

5。「ホビット 竜に奪われた王国」
          HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG
響きの良い低音ヴォイスをさらに特殊マイクで低くして,おどろおどろしいドラゴンの声を担当。竜の存在がぐーんと強力になり,第1弾の「ホビット」よりはるかにエキサイテイングになったと言う声の凄さ。

6。「パレーズ エンド」
           PARADE'S  END
英国産のテレビドラマ。朝食と英国辞典と食べて、間違いを直すという英国一の頭脳の持ち主として評判になった男の生き方をゆっくりとていねいに描いています。
マドックス フォード マドックスと言う変な名前の小説家の有名な第1次大戦下の上流社会の生活を描いた原作をもとに、第1次大戦時の古いしきたりを守り,上に立つ人の責任と貴族の義務を果たすために,戦場に行って指揮を執り、恋を感じる女性を避け,遊び回る妻に利用されても我慢、と言う滅び往く貴族社会に生きる主人公を熱演。

7.「エルサレム」
          JERUSALEM
I MAX のスクリーンで見せるイスラエルの首都,エルサレムの歴史と文化を見せるドキュメンタリーのナレーシヨンをお得意のソフトで,明瞭な発音とクイーンズ英語のアクセントで流麗に語っています。


1976年7月19日 英国はロンドンに両親共に俳優と言う家の一人っ子として生まれ,親と違った道を歩んで欲しいと,チャーチルの母校,全寮制の名門パブリック スクールのハーロウに入学,末はオックスフォードからエリートの弁護士と言う親の目論みは見事に外れ,ハーロウの演劇コーチも目を見張る才能を見せ,一応親を満足させようと,マンチェスター大に進み,ここで法律学の基本の資格を得て,さて在学中の舞台に親を招待,ここで舞台が終わった息子に,「僕より遥かに才能がある。よく分かった。君が俳優の道を進む事に僕たちは諸手を上げて賛成する」と父御は涙を出して伝えたそう。
今でもこの時の感涙を思い出して,自分に鞭を打つのだとベネデイクトは情感を込めて何度も語っています。

「スタートレック」のプロモーシヨンでは、日本に続けて2回も来て,キモノを着たりの大サービス。たった1年の間に既に彼の事を約10本以上書いてきたので、今のところ書くのはうんざりです。又他の時に面白いエピソードを書きましょう。
このスピード出世スターメイキングが静まって,彼のほんものの価値が見直される日も近いはず。
今回はちとマニアックに写真を載せました。まとめてここに保存しておきたいと思ったからです。
「ホビット」2013


2013 ゴールデングローブ授賞式

2012    テレビ版「シャーロック」

2013「スタートレック」

2013「THE  FIFTH  ESTATE 」


2013  TIME  MAGAZINE COVER










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