HARRY CONICK JR

HARRY  CONICK   JR.

ハリー コニック ジュニアはピアノを弾いて,シナトラの曲などを軽快に歌ったり,自ら作曲作詞した曲を披露するコンサートを開催したりとショウのエンターテイナーが一番,俳優は2番と言う生き方をしています。

この2枚の写真はフロリダのフォートローダーデールと言う海辺のホテルで撮ったものです。「ドルフィン テール」(2011)と言う、尻尾だかひれが無いイルカに人工尻尾を付ける海洋科学者をハリーが演じて,モーガン フリーマンたちと海を眺めながら楽しくおしゃべりをしています。

1967年9月11日ルイジアナ州ニユーオーリンズに両親とも弁護士,後に父御は検事,母御は判事と言う家庭に育ち、親が所有している音楽店に入り浸ってはジャズのレコードを聴いていたのがスタートで10歳にしてピアノのコンペに出たり,19歳で最初のアルバムを出し、そのすぐあとにニユーヨークのアルゴンキン ホテルでジャズの弾き語りをするなど両親とは全く違う道を歩むのでした。

「母は僕に音楽の道に情熱を注ぎなさいと励ましてくれた。ベートーベンの母親になりたいからとね。僕にとっては母が女性の全てだった。時間がある限り母にくっ付いていた。父も忙しい中。僕との時間を大事にしてくれて,この上なく幸せな家庭に育ったのだよ」
ハリーが13歳のとき,この母がガンで他界。

1989年の「恋人たちの予感「(メグ ライアンとビリー クリスタルのロマコメ)のサウンドトラックを手がけ,これが大ヒットして映画界にも知られるように。

初めての映画出演は「メンフィス ベル」(90)で第2次大戦の爆弾機B−17のパイロットのグループの話で,ハリーはテイルガナーの役目をする若者のひとり。

ハンサムでいて,どこかに異質の表情を浮かべるハリーに色々な役が舞い込みます。
「コピーキャット」(95)はシーガニー ウイーヴァー主演の犯罪ドラマで何とハリーは連続殺人鬼の役。

舞台やレコードの演奏も人気でシナトラのニックネーム「チェアマン オブ ザ ボード」をもじって、「ヴァイス チェアマン オブ ザ ボード」と呼ばれるのが嬉しそう。

サンドラ ブロックと共演した「ホープ フローツ」(98)、レネー ゼルウエッガーと共演の「ニユー イン タウン」(09)と言ったロメコメでもしっかり主演女優を立てて,良いサポートの役目を果たしていました。
94年にヴィクトリアズ シークレット(女性の下着屋チェーン)のモデルと結婚,3人の子供が生まれてます。

ブロードウエイのミュージカル「パジャマ ゲーム」(06)でもコミカルで,軽いタッチの演技と軽妙な踊りを見せてヒットしてました。

現在46歳「この間 歳を取ったなーと痛感したのはジーンズを買いに店に行ったら,物凄い音量の音楽がかかっていて耐えられなくて買わずに店を出てしまった時さ」
と苦笑する,頼もしいチェアマンでした。

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