FINLAND    SIBELIUS AND OTHER MEMORIES SEP 2015

FINLAND  SIBELIUS AND OTHER MEMORIES  SEP  2015


フィンランドから帰って5日目,まだまだ10時間の時差が強く影響して,朝は3時に目が覚め,夜は9時になるともうダウンで,何故かいつもより激しく左右されてます。

それまで北のはじっこのフィンランドと言う国を有名にしたのが作曲家のシベリウスですが、これ程有名な偉人にしては記念碑が街から遠く,近くにたどり着いても道順の表示など全く無くて,改めて面白い国だなーと言う印象を受けました。海のそば,木々に囲まれて,ありました。鉄のパイプを垂直に束ねた様なデザインの記念碑が。
それまで街で見かけていた中国人の観光客さえ見当たらず,ひっそりとしています。後で調べるとシベリウスは自然が大好きでヘルシンキにはあまり住まなかったそう。彼の希望で自然の中に建てられたそうです。

パイプのアートだけでは誰だか分からないと言う訳で,右側に彼の顔の彫刻があるのですが、これがデスマスクのようで、傍らの雲のような飾りと共に,寒々しい景色でした。しばらくするとバスが到着,やってきました、中国人観光客の一団が。殆どの人がただただ,カメラのシャッターを押し続けています。一昔前の日本人観光客を思い出しました。
後でフィルムを見て,調べれば良い,今は時間が無い,早く次の名所に行かなければ! と言う観光意識です。
ひとりの男性が全く記念碑に興味など見せず,ひとり素早く港や船や妙なアングルの写真を秘密めかして撮っていました。その挙動があまり他の人と違っているのでスパイ好きの私は,一種のスパイでは!と楽しく空想したりもしました。

JEAN SIBELIUS は1865年12月8日に生まれ,1957年9月20日に92歳で死去という長寿を記録しています。
ヴァイオリニストでもあったので、有名な「フィンランデイア」やもろもろの曲の他にヴァイオリン コンチェルトも作曲しました。

この夜のデイナーはヘルシンキ人が愛する老舗の「サルヴェ」へ。港の近くなので船や錨のデコレーションが古くさくて,懐かしいインテリアです。古き良き時代モードのお料理が又,安定していて、美味しく頂きました。



後ろに見えるのは 映画祭の看板
ホテルの近くのケバッブ ショップ

こう言う建築の教会がわんさとあります。

ソーセージのお店

シベリウス の記念碑

シベリウスの彫刻?は、ちょっとデスマスクの様でした。






オープンしたばかりの博物館 ヘルシンキ アート ミュージアム

老舗レストランの「サルヴェ」

外は北風ぴゅーぴゅーでも中はほかほかなのです。

白身魚に付いているピンク色のソースはおそらくビーツのせいでしょう。



ホテルの部屋の窓

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