LONDON MAY 5-8 2016 # 2

LONDON  MAY 5-8 2016  #2

ロンドンは年に3回ぐらい来ますし、耳に優しい英語の本場ですし、ほとんどの道は真っ直ぐに通っていますから、地図なしに気楽に歩けます。ま、ロンドンの下町、コックニー訛りはかなり聞き取るのに難しいですが。

ここでは新作「X−メン:アポカリプス」(16)のスターや監督へインタヴューがメインですが、同時にテイム バートンの新作「MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHIDREN」やマイケル ファスベンダーが制作主演の「アサッシンス クリード」のフッテージも見せてくれて、特に「MISS PEREGRINE」が最高にオリジナルで、不思議な国の不思議な子供達と妖怪のような女性院長のファンタジー風ドラマで、今までのバートン監督の集大成と言い切れるでしょう。
変わった子供達を引き取る孤児院のような屋敷の院長、ミス ペレグリンを熱演しているのはエヴァ グリーンで、シャープな美しさと危険な表情がなんとも妖しくて、強烈でした。

2日目はソーホー地区にある現代アートがそこかしこに飾ってあるお洒落なホテル、ソーホー ホテルでほとんど1日じゅう、試写を見ていました。このホテルには何度か来ているのですが、試写室が2個もあるので、スタジオがよく利用するのです。泊まったことはありませんが、おそらく部屋数が少ないのでしょう。
新しくリモデルしたスクリーニングルーム、ナンバーワンはアニマルプリントのシートにところどころ赤いシートを加えて、とびきりモダーンでファッショナブルな座席が並んでいます。
ランチはサラダとパスタとサンドイッチ。アルギュラのサラダが新鮮で美味しく、チーズも色いろあって、ヨーロッパ風でした。アメリカでの簡単な昼食はまずお野菜が美味しくなくて、チーズもプロセスチーズばかりなのです。

隣の部屋には「ミス ペレグリン」と「アサッシン」の撮影に使われた衣装や小道具が陳列されてました。

夕方からおなじみのロンドンのオックスフォード街に行ってハンスは大好きなビデオショップ、私は有名デパートのセルフリッジや英国の人気ストアを見て回ります。
ここで世にも悲しい見世物を見てしまいました。17年半も生きたチャウチャウの愛犬、スキにそっくりな犬が英国カラーの帽子をかぶらされて、アコーデイオン弾きの前で乞食をしているのです。チャウチャウはあまり媚びない犬ですから、私がお金を入れると横を向いて、無視します。屈辱的なのでしょう。全く尻尾を振ったりしません。
抱きしめたい衝動にかられましたがもちろんそんなことは出来ず、振り返り、振り返りながらその場を去りました。

夕食は誰かが美味しいチキン カレーを食べたと聞いたので、メニューを見たものの、そのような簡単なお皿はなく、相変わらずのフランス料理でがっかり。どうもバーのほうに行くとカレーとかフィッシュ アンド チップスがあるようでした。というわけでシーザース サラダとサーモンという安全なお料理を注文、そしてお味は期待通りの退屈なものでしたが、こってりソースがかかっていたり、材料を生かさずに妙なもので包んでベークしたりの過剰料理ではなく、すっきりとしていました。
オックスフォード街で見たスキそっくりなチャウチャウ。


ソーホー ホテルの試写室でテイム バートンと。


何を話していたのか全く覚えていません!

 
ソーホー ホテルのお洒落なスクリーニング ルーム。

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