FELICITY JONES 2016

FELICITY  JONES   2016

12月16日に封切られた「スター ウオーズ:ローグ ワン」(16)は1億5500万ドルという今年の興行収入の記録を成就、その女主人公をフェリシテー ジョーンズが熱演しています。
「博士と彼女のセオリー」(14)で主役のエデイー レッドメインと共にアカデミー賞を受賞、その前も英国の淑女といった役柄ばかりだったフェリシテイーが、丁稚小僧のような服を着て、アクション場面で大活躍するというのがなんともびっくりですが、さすが、舞台で鍛えた演技派だけあって、見事に演じているのです。
今年はその他に「インフェルノ」でトム ハンクスの相手を務めてますし、「ア モンスター コール」では、ガンで死にかけている母親の役、彼女の一人息子が学校ではいじめられ、寂しい時を持て余していると、大木のモンスター(リアム ニーソンの声)が現れて色々励ましてくれるという、悲しくも、独立心を煽るドラマにも出ています。
もう1本、見ていませんが「アウトバーン」(原題は「コライド」(Collide)という映画にも顔を出しているという忙しさ!
これだけ人気が高まって、数々の雑誌のグラビアページを飾っているフェリシテイーですが、当人は全くスター意識のかけらもなく、謙虚で、優しい人柄がうかがえる、健気な女優なのです。ほのかに寂しさが漂うのもドラマに効果を添えますし、決して主役を食ったりせずに、それでいて自分の役を存在感たっぷりに演じるという、とびきり器用な若手と言えましょう。

先日、シエナ ミラーの出っ歯の失敗談を書きましたが、フェリシテイーは見るからに前歯が少し出ていて、ウサギのようなのですが、それがチャームポイントになっています。
英国人の歯並びの悪さは有名ですが、彼女たちも気にしないのでしょう。ハリウッドでは、デビューする時、全取っ替えの入れ歯にされることもあるという、完璧な歯並びが要求されるのです。

ともかく、フェリシテーはグラマーな容姿や美貌で売ってないという自信と自覚にあふれていますから、おそらく、このままでいくでしょう(直さないで欲しいと思うのは私だけでしょうか?)

1983年10月17日(わー、わたくしと同じ日でした!)英国はバーミンガム生まれ、父御はジャーナリスト、母御は広告会社勤務という堅固な家庭に育ち、小さい時から女優を志していましたが、しっかりと学業にも励み、優秀な成績で高校を卒業して、名門オックスフォード大に進学、ここでは英語学を専攻して、トップの成績で卒業という、しっかり者で頭が良いと言う勲章付きなのです。

160センチの小柄な体にしとやかな人柄と目の前にいると全く調和してしまうパーソナリテイーの持ち主なのに、一旦役を得ると別人に変わってしまう、その辺りにおそらくフェリシテいーは生きがいを感じているのでしょう。

「スターウオーズ:_ ローグ ワン」の次回作にも出演が決まっているそうで、これからは、おたくのスターとしての人気も高まるはず。
なんとなく、アクション映画より、古典作品や、ストーリー性のあるドラマにもっともっと出て欲しいとは思いますが。
2014 「博士と彼女のセオリー」


もう一つのツーショット。

2013「エレン ターナン・デイケンズに愛された女」
2014「博士と彼女のセオリー」エデイー レッドメインと。
2016「インフェルノ」トム ハンクスと。
2016「スターウオーズ:ローグ ワン」の勇姿。
2013「エレン ターナン・デイッケンズに愛された女」
2013「エレン ターナン。。」のポスター
2013「エレン ターナン・デイッケンズに愛された女」右はデイッケンズ役のレイフ ファインズ。

2016「ア モンスター コールズ」




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