TOKYO #2 DEC 11- 16 2019
TOKYO # 2 DEC 11- 16 2019
12月14日(土)
東京5泊とは言え最初の日は夜に到着だったので、まともな夜は4回のみ。すぐに日にちが過ぎてしまいます。
12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日(1703年)で、朝の散歩でホテルの近くの泉岳寺を訪れると既に垂れ幕がはためき、屋台やお土産屋のお店が年に一回であろう稼ぎ時の準備をしています。
寒さが更に増して、手がかじかむ程。
途中で新しい品川駅と田町駅の間に出来た「高輪ゲートウェイ駅」がSF映画の建物のように高く広がっているのが見えました。来年のオリンピックに向けてオープンするらしいのですがああいう高いところにある駅は苦手です。
11時半にデザイナーのまち子さんとの昼食。良いお天気なので原宿駅から青山6丁目までブラブラと歩いて行きました。お店の真ん前にある自然食のイタリアン レストランで定食。忙しいまちこさんのスケジュールに合わせたのと、もっと美味しい場所が忘年会でいっぱいなためです。サラダもパスタも自然食に慣れてないワタクシ達には味が薄くて、ちょっと寂しいランチになりましたが、おしゃべりはリッチに楽しく運びました。大阪や札幌にお店があるのとは違って東京とロンドンを行き来してビジネスを運営するまちこさんの苦労がやはり大きな時差で隔てられた外国に住むワタクシにはよく理解できます。
又外苑周辺を歩いてまずはホテルに戻って休憩。少し前でしたらここから渋谷に出たりして色々と物色したでしょうが人混みに弱くなったこと、今更新しい東京の場面を見る好奇心も褪せてしまって、まずは心身を休めないと。リフレッシュして次の予定を満喫しましょう。
その夜のお呼ばれは外交官夫人の友人とのデイト。赤坂にあるプライベートクラブでのお食事、ガイドを見るとジャケット着用と書いてあるので、ハンスはわざわざドイツはババリアの上着を着ていきました。37階の眺望は素晴らしく、クラブの人々もファーストクラスのサービスをしてくれます。
ところがその友人は咳がひどくて欠席、代役に、今 バリバリの外交官の息子殿を送って、ベテランのディプロマットの旦那様とワタクシ達を待っているではありませんか!
何度かチャンスを逸して会えなかった友人が病気、そして夕食をキャンセルしないで政府高官の旦那さまとまだ小さな子供を奥方に任せてきたというヤング外交官にわざわざアテンドさせるという行為があまりにも不必要でかなり動揺してしまいました。
それでもスパークリングワインに始まってのお寿司のお食事は素晴らしく美味しく、会話は旦那様の昔の赴任先だったドイツの昔話から息子殿が働いていた中近東のびっくりするような話まで、色々と楽しく、とびきりエレガントな夜となったのです。
昨夜の新橋の縄のれん街とは打って違ったお洒落な雰囲気に、ヴァラエテイーを味わえる幸運に感謝したのでした。
12月15日(日)
もともとは最後の日なので日光にバスツアーで行こうと計画していたのですが申込みが遅すぎて駄目、結局ゆっくり過ごそうとホテルの中にあるビュッフェのレストランで朝食。マカオと違って日本食が中心ですから納豆、めかぶ、湯豆腐、明太子、だし巻き卵、などなどがズラッと並んでいます。西洋人向けのハム、ソーセージ、スモークサーモン類は整っていますが肝心のパンが丸いロールしかなくて、トーストがありません。ハンスはちと失望していました。
前に六本木のホテルに泊まっていた時に見た国立新美術館を見ることにして、ホテルの前から出ている都バスに乗り込み
いざ、ヒルズ前で降りると全くどの方向に向かってよいのか分かりません。中学高校と6年間六本木をほっつき歩き、東京映画祭に来た時もど真ん中に泊まって歩き回っていたというのに。まずあの高速道路の下という街の風景が嫌ですねえ。
結局同じ目的を持つ若いカップルに誘導されて、何やら路地をぐるぐると回って、キラキラと光るガラス張りの美術館に到着。後で見ると六本木トンネルというのが、妙な障害になっていてストレートに行かれなかったと判明。
美術館ではハンガリー美術展とテイファニーだかの宝石屋の歴史展を開催中でしたが日曜日のせいか、長蛇の列!
すぐに諦めるワタシたちは無料のつまらない展示物を見たり、建物のモダーンなデザインに感心したり、空いている場所を狙ってゆらゆらと散歩がてらに歩き回りました。
美術館前のガラスのアートが建物とマッチして硬い感覚のフロントを演出してとても綺麗です。
戻ってホテルの近くにある生牡蠣やらお魚のお店をトライすると「忘年会で混み合ってます。予約なしでは駄目!」と断られ、寒いしで、安全な「つばめグリル」で北海道はサロマ湖の巨大な牡蠣を焼いたものをまず頂き、その次はカキフライ、ハンスはドイツ料理のメニューに感心して煮込んだ豚肉の「アイスバイン」EIS-BEIN 、ワタクシは隣のテーブルのお料理に引き込まれて「おろし和風ハンバーグ」、ハンスはずっとドイツのビール、ワタクシはスパークリングワインを3杯という東京最後の夜の食事でありました。
この頃からワタクシの咳がひどくなり、ハンスの咳は段々と良くなってきたのです。
12月16日(月)
早めのリムジンバスで成田へ。ユナイテッドのラウンジでゆっくりとくつろいで、再びアップグレードされたビジネス席で帰路につきました。
ロスアンジェルスに到着まではスムースだったのですが、パスポート審査でハンスのグリーンカードに疑問があると1時間以上も控室で待たされたのです。私はすぐに出て来て、荷物を集めて1時間以上ボーッと待っていましたが勝手に帰ろうと決めて家に戻ったらしばらくして、疲労困憊したハンスが帰ってきました。
ハンスが引き止められたのはこれで3度目ぐらいで全く理不尽な理由で足止めする移民局に憤慨するものの、解決策はないのです。全て、係員の気分次第でストップを掛けたりされて、下手に文句など言うと強制送還されかねないのでじっとこらえて我慢のバカバカしい時間を耐えなければなりません。
来年は今まで怠慢なだけでプロセスしなかったグローバル エントリーを必ず取ろうと誓いあったのでした。
12月14日(土)
東京5泊とは言え最初の日は夜に到着だったので、まともな夜は4回のみ。すぐに日にちが過ぎてしまいます。
12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日(1703年)で、朝の散歩でホテルの近くの泉岳寺を訪れると既に垂れ幕がはためき、屋台やお土産屋のお店が年に一回であろう稼ぎ時の準備をしています。
寒さが更に増して、手がかじかむ程。
途中で新しい品川駅と田町駅の間に出来た「高輪ゲートウェイ駅」がSF映画の建物のように高く広がっているのが見えました。来年のオリンピックに向けてオープンするらしいのですがああいう高いところにある駅は苦手です。
11時半にデザイナーのまち子さんとの昼食。良いお天気なので原宿駅から青山6丁目までブラブラと歩いて行きました。お店の真ん前にある自然食のイタリアン レストランで定食。忙しいまちこさんのスケジュールに合わせたのと、もっと美味しい場所が忘年会でいっぱいなためです。サラダもパスタも自然食に慣れてないワタクシ達には味が薄くて、ちょっと寂しいランチになりましたが、おしゃべりはリッチに楽しく運びました。大阪や札幌にお店があるのとは違って東京とロンドンを行き来してビジネスを運営するまちこさんの苦労がやはり大きな時差で隔てられた外国に住むワタクシにはよく理解できます。
又外苑周辺を歩いてまずはホテルに戻って休憩。少し前でしたらここから渋谷に出たりして色々と物色したでしょうが人混みに弱くなったこと、今更新しい東京の場面を見る好奇心も褪せてしまって、まずは心身を休めないと。リフレッシュして次の予定を満喫しましょう。
その夜のお呼ばれは外交官夫人の友人とのデイト。赤坂にあるプライベートクラブでのお食事、ガイドを見るとジャケット着用と書いてあるので、ハンスはわざわざドイツはババリアの上着を着ていきました。37階の眺望は素晴らしく、クラブの人々もファーストクラスのサービスをしてくれます。
ところがその友人は咳がひどくて欠席、代役に、今 バリバリの外交官の息子殿を送って、ベテランのディプロマットの旦那様とワタクシ達を待っているではありませんか!
何度かチャンスを逸して会えなかった友人が病気、そして夕食をキャンセルしないで政府高官の旦那さまとまだ小さな子供を奥方に任せてきたというヤング外交官にわざわざアテンドさせるという行為があまりにも不必要でかなり動揺してしまいました。
それでもスパークリングワインに始まってのお寿司のお食事は素晴らしく美味しく、会話は旦那様の昔の赴任先だったドイツの昔話から息子殿が働いていた中近東のびっくりするような話まで、色々と楽しく、とびきりエレガントな夜となったのです。
昨夜の新橋の縄のれん街とは打って違ったお洒落な雰囲気に、ヴァラエテイーを味わえる幸運に感謝したのでした。
12月15日(日)
もともとは最後の日なので日光にバスツアーで行こうと計画していたのですが申込みが遅すぎて駄目、結局ゆっくり過ごそうとホテルの中にあるビュッフェのレストランで朝食。マカオと違って日本食が中心ですから納豆、めかぶ、湯豆腐、明太子、だし巻き卵、などなどがズラッと並んでいます。西洋人向けのハム、ソーセージ、スモークサーモン類は整っていますが肝心のパンが丸いロールしかなくて、トーストがありません。ハンスはちと失望していました。
前に六本木のホテルに泊まっていた時に見た国立新美術館を見ることにして、ホテルの前から出ている都バスに乗り込み
いざ、ヒルズ前で降りると全くどの方向に向かってよいのか分かりません。中学高校と6年間六本木をほっつき歩き、東京映画祭に来た時もど真ん中に泊まって歩き回っていたというのに。まずあの高速道路の下という街の風景が嫌ですねえ。
結局同じ目的を持つ若いカップルに誘導されて、何やら路地をぐるぐると回って、キラキラと光るガラス張りの美術館に到着。後で見ると六本木トンネルというのが、妙な障害になっていてストレートに行かれなかったと判明。
美術館ではハンガリー美術展とテイファニーだかの宝石屋の歴史展を開催中でしたが日曜日のせいか、長蛇の列!
すぐに諦めるワタシたちは無料のつまらない展示物を見たり、建物のモダーンなデザインに感心したり、空いている場所を狙ってゆらゆらと散歩がてらに歩き回りました。
美術館前のガラスのアートが建物とマッチして硬い感覚のフロントを演出してとても綺麗です。
戻ってホテルの近くにある生牡蠣やらお魚のお店をトライすると「忘年会で混み合ってます。予約なしでは駄目!」と断られ、寒いしで、安全な「つばめグリル」で北海道はサロマ湖の巨大な牡蠣を焼いたものをまず頂き、その次はカキフライ、ハンスはドイツ料理のメニューに感心して煮込んだ豚肉の「アイスバイン」EIS-BEIN 、ワタクシは隣のテーブルのお料理に引き込まれて「おろし和風ハンバーグ」、ハンスはずっとドイツのビール、ワタクシはスパークリングワインを3杯という東京最後の夜の食事でありました。
この頃からワタクシの咳がひどくなり、ハンスの咳は段々と良くなってきたのです。
12月16日(月)
早めのリムジンバスで成田へ。ユナイテッドのラウンジでゆっくりとくつろいで、再びアップグレードされたビジネス席で帰路につきました。
ロスアンジェルスに到着まではスムースだったのですが、パスポート審査でハンスのグリーンカードに疑問があると1時間以上も控室で待たされたのです。私はすぐに出て来て、荷物を集めて1時間以上ボーッと待っていましたが勝手に帰ろうと決めて家に戻ったらしばらくして、疲労困憊したハンスが帰ってきました。
ハンスが引き止められたのはこれで3度目ぐらいで全く理不尽な理由で足止めする移民局に憤慨するものの、解決策はないのです。全て、係員の気分次第でストップを掛けたりされて、下手に文句など言うと強制送還されかねないのでじっとこらえて我慢のバカバカしい時間を耐えなければなりません。
来年は今まで怠慢なだけでプロセスしなかったグローバル エントリーを必ず取ろうと誓いあったのでした。
12月14日の泉岳寺 |
まだ人気のない早朝の泉岳寺 |
高輪ゲートウェイ 駅(ネットから) |
ホテルのかなりアヴァンギャルドなクリスマスツリー |
リムジンバスを待っている時。ホテルのロビー。 |
高輪ゲートウェイ駅 (ネットから) |
泉岳寺 |
外苑の銀杏並木 |
自然食イタリアン レストランで。まちこさんと。 |
赤坂アークヒルズ |
国立新美術館 |
ガラスのアート |
国立新美術館 |
巨大な牡蠣。 |
アイスバイン ドイツ国旗付き |
ドイツのビールを見つけてご機嫌。 |
3個の牡蠣が張り付いている大きさ! |
エビフライ、それにしても巨大な牡蠣! |
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