LIBEREC DAY #2 FESTIVAL OPENING
LIBEREC DAY #2 FESTIVAL OPENING
5月2日(火)続き。
7時。映画祭のオープニング セレモニーは市庁舎の後ろにある歴史的建物のF.X.サルデイ劇場 F.X. SALDI THEATRE でここに向かう人々の流れについてたどり着きました。
偉い人々のスピーチの後にアコーディオンのデユオが舞台に登場。何と朝食の時に見かけた美人で、真っ赤なドレスに赤い髪を方に垂らしてとても綺麗でセクシーです。ソロの歌も披露してどうやら、チェコの人気パーフォーマーのようでした。お相手の男性は司会を手掛けて、アコーディオンがちょっとストリート音楽っぽいのですが、ボヘミアン地区のジプシー音楽に焦点を合わせているのでしょう。
まだ娘が中学生の頃、近所で「アコーディオン 教えます」の張り紙を見てピアノをしていたので面白いかもと(日本にいる)母に話したら「とんでもない! アコーディオンなど習わせないで」と即座に否定されたのを思い出します。あの音色と言い、曲の響きなどで大道芸人に近いイメージが強いからでしょう。
それでも美人の歌手は優雅にセンチメンタルなローカルの歌を歌って会場の拍手を浴びてました。
日本から何人かアニメーターが出席していますがその中の重鎮、山村浩二氏がプロレス選手のような通訳と舞台に出て来てヴィヴァルデイーの有名な曲、「四季」に合わせた4人のアニメーターの実験的な作品を紹介します。後でこのプロレス選手と話したのですが日本でマーシャルアートを学んで日本語もマスターしたとか。凄い体格が印象的な通訳者でした。
「四季」のアニメはほとんどがアメーバみたいなイメージが音楽とともに動いて最初のうちは珍しくて見とれてましたがそのうちに飽きてきたら、3部作目ぐらいにアニメの動物やら人間が出てきて少し面白くなりました。
レセプションはシャトーの横にある、やはり歴史的な建物、この地の勢力者で大金持ちだった豪邸で開かれましたがほとんどが庭園周りのスペースが使われていて、何しろ寒くて、せっかく着ていった少し豪華なブラウスを見せる機会など全くありません。ずっとダウンコートを着っぱなし。
ドリンクを配るカウンターが建物の中にあってやっぱりお年寄りが限られたテーブルに座っていました。もちろんワタクシたちも空いたテーブルにドシンと腰を下ろして、もう外には行きません。
ハンスはずっとスポンサーのビールを飲み、美味しいとお代わりをしていましたが、ワタクシは白ワインを試して、びっくりするほど甘かったのでがっかり。
食べ物のスタンドにはハンバーガーやら、チキン、ポテトなどが並んで、お味はまあ、まあ、奥の方にほとんど海苔巻きのお寿司が見えて、素早く取りましたが、予想したとおり、お米が乾いて固く、上に乗ったネタもよく分からない不思議なもので、残念ながらあまり美味しくありませんでした。チェコの田舎でもお寿司がサーブされるというスシ人気に苦笑してしまいます。
このあたりの古い豪邸の庭の階段には手すりがない上に暗いのでハンスはかなり苦労。前もって階段の状況をチェックし、ハンスの動きを見守リ、手を貸す世話にもだいぶ慣れてきました。
寒いのとまだ旅の疲れがあったので早目に会場を後にしてホテルに戻ってゆっくりと休みました。
庭園のテーブルで。ダウンコートを着っぱなし。 |
美人の歌手と相棒のアコーデイオン演奏。 |
山村浩二氏 と通訳 |
ローカルの名前が発音できないビール |
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