LUKE EVANS

LUKE   EVANS

ルーク エヴァンズは英国はウエールズ生まれの美貌の俳優です。そして美しい男性の多くがそうであるように、ゲイなのです。彼は人気者になる前にカミングアウトを発表しましたが、それでも着々と役を得て,颯爽と男前の役をこなしています。
遥か昔にゲイであると公表したルパート エヴァレットは二枚目のスターになるにはゲイであることを隠した方が良策と助言しているように、最近はレズビアンの女優や歌手がどんどん出て来るのに反して,男性側はかなり躊躇している様子。ルパートは以前ゲイのジェイムス ボンド役を企画していましたが、現実には駄目でした。まだまだオープンリー ゲイの俳優の道は険しいのです。


2013「ホビット 
1979年4月15日ウエールズのアバーバーゴード(Aberbargoed)と言う田舎に生まれたルークは絶対に都心で暮らすと決意。まずは17歳の時カーデイフに移って,音楽と演劇を学び,それからロンドンへ。奨学金を得て演劇学校を2000年に卒業。
待望のウエストエンドの劇場で「レント」、「ミス サイゴン」などに出演,10年間みっちり舞台の経験を積み,2010年に「タイタンの戦い」でギリシャの神,アポロンを凛々しくも美しく演じて注目されました。
そして「インモータルズ・神々の戦い」(11)ではやはりギリシャ神話のゼウスに扮して肉体美を披露,「三銃士・王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船」(11)では三銃士のひとり,アラミスを勇ましく熱演、と時代劇の快男児がいとも似合うのです。
「タマラ ドルー/恋のさや当て」(10)では田舎の何でも屋をチャーミングに演じて,しっかり主役の女性,タマラのハートを射るのでした。
カミングアウトの後に広報の重役の女性が彼と関係を持ったと公表して,ルークの性的嗜好が話題になりましたが,当人は弁解することも無く,一心に俳優業に集中し、今では誰も彼の性的な部分を気にすることも無くなったようで, やはり優秀な仕事が何事にも優先するという良い例でしょう。

「推理作家ポー」(12)では,ジョン キューザックのエドガー アラン ポーを完全に食った,コミカルでシャープなロンドンの刑事を演じています。スターのジョンは迫力ゼロでそこらをうろうろして,ルークはカリスマ性たっぷりに殺人事件を片付け,そのバランスが何とも愉快なスリラーでした。

最新の「ホビット・竜に奪われた王」(13)では再び美男の弓矢の名人,バード ザ ボウマンの役を力強く演じて,画面を引き締めています。
「ウエールズに帰ると訛りが戻るけれど普段はスタンダードの英語を話すことにしている。「ホビット」ではセリフのヴァラエテイーを見せるためにジャクソン監督は僕にウエールズのアクセントで話せと言ってくれて,何となくとても嬉しかった」
と普段もウエールズ語で話すリース エヴァンスとは異なる郷土愛を見せてました。







2010「タマラ ドルー」

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