FINDING NEVERLAND ON BROADWAY

FINDING  NEVERLAND  ON  BROADWAY


ニユーヨーク滞在2日目の夜はブロードウェイのミュージカル「ファインデイング ネバーランド」の舞台を観に行きました。ジョニー デップが2004年に主演した「ネバーランド」の舞台版です。
「ピーター パン」の作者、J。M。バリーが公園であった少年と親しくなるうちに自分の中の少年を発見して、再びロンドンの戯曲家としてカムバックすると言うストーリー。
ラント フォンターン(Lunt-Fontanne)と言う劇場です。

舞台でバリーを演じるのは人気テレビシリーズ「グリー」の歌って踊る高校教師役のマシュウ モリソンで、大きな舞台で主役を手がけるのは初めてですからあまり期待しませんでした。バリーがスコットランド出身だと言うので大層な努力をしてスコットランドのアクセントで台詞を言い、歌うのですがこれが大した効果を見せず、却って努力が見えすぎて観ている方の重荷になって居ました。

最初のシーズンではやはりテレビの人気者,ケルシー グラマーがプロデューサーとフック船長を兼ねたそうですがわたくしが観た時期はオーストラリアの有名な舞台俳優アンソニー ワーロウが演じて、その重量感と響き渡る声と明瞭な発音が圧倒的でした。
少年ピーターの未亡人の母親役は英国人のローラ ミシェル ケリーでウエスト エンドで「メリー ポピンズ」を演じて注目されたとか。ルックスと声は良いのですがメークも体も健康優良女性でとても肺病に病んでいるとは思えませんでした。

もうひとりの重量級は未亡人の母親、ミセス デュモーリア(わたくしが大好きな英国女流作家、ダフネと同じ名前!)を演じたキャロリー カーメロと言うアメリカ人のベテラン女優で、彼女も語尾まで言葉をはっきりと発音して、しっかりと歌い、めりはりの利いたセリフがさすがでした。

何と言ってもバリーの愛犬役が本物の犬で舞台に出て来ると観客全員がほーっとため息をつくのが聞こえるほど、むくむくで可愛いのです。

舞台がはねた後、まだ大道具が散らかっているステージの上でインタヴュー。
マシュウはスコットランドのアクセントの猛練習、特に歌まで訛って歌うのが苦労だと言ってました。かなり疲労困憊の様子。
ローラは一瞬下着姿で出て来たのかと思いましたが、どうもそう言うデザインのドレスのようでした。
ダイナミックなアンソニーも顔を出したのですが写真を撮るチャンスが無くて残念。
ここに載せた海賊場面の写真はケルシー グラマーがフック船長を演じている古いバージョンのものであります。
スタードッグのむく犬は代役も含めて2匹!


むくむくにしっかり触ってきました。

舞台がはねた後のインタヴュー風景,わたしが必死にマシュウを撮ってます。

マシュウ モリソン

ローラ ミシェル ケリーとマシュウ モリソン





第1幕フィナーレ、ベリーが逞しくなるダイナミックな海賊たちとのナンバー

小太りのピーターパンだかテインカー ベル。
初めてのブロードウエイの舞台登場!

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