SEAL BEACH MAY 19 2020

SEAL  BEACH  MAY 19  2020

ずっと昔訪れて、ふっと思い出す場所 ってありますでしょう。
かれこれ30年近く前にロングビーチの隣りにある、鄙びたビーチタウン、シール ビーチに知人が住んでいて、時々遊びに行ったものでした。
ロスアンジェルス付近のビーチはほとんどが商業主義に染まって、余りコージー COZY (居心地が良くて、のんびりできる)なスペースがないのですが、シール ビーチは昔の映画に出て来る様な、田舎っぽさが漂っていて、レストランやバーも古めかしい、つまり店改造など絶対にしない、頑固な良さを見せていました。

コロナ危機の閉鎖が少しずつオープンして、ビーチにも行けるようになった5月19日の火曜日(なら空いているだろうと)ドライブがてらシール ビーチに行ってみました。

駐車場はまだ閉鎖、ビーチでは動いていること、ジョッギング、ウオーキングはマスクをしていればオーケー、海水浴をする時はマスクは外して良し、寝そべっておしゃべり、日光浴などは禁止というルールです。

自宅からフリーウェイで約40分、普段と違ってフリーウェイが空いているために早く着きましたが、以前は405号線という空前の混雑フリーウェイを通らねばならず、この2倍の時間はかかるはず。

ビーチに出ると物凄い風! 帽子は飛ぶ、砂が叩きつけてくる、という砂漠のような状態なのでちょっとばかり歩いただけで街の中の散歩をすることに。

長く海に突き出ている桟橋は閉まっていましたがここを渡ると名物、アザラシが見られるのです。
「シール」はアザラシの意味で「アザラシ浜辺」として有名。
公共トイレットはしっかりと開いていました。

さて街はこじんまりとして、小綺麗で、可愛らしいお家がずらーっと並んでいて、スペイン風の市役所、図書館など、いかにも古いカリフォルニアの雰囲気が覗けます。

赤く塗った汽車は小さな博物館ですが、ここもまだ閉館。
浜辺に面した、ハンバーガーショップ、クレープ屋、アイスクリーム屋、ピザ屋、などはすべて店頭での販売でかなり人が集まっていました。

ネットで和食のテイクアウトがあると、その名も「野菜」というお店を探し当てたのですが残念、閉まっていました。

このそばに巨大なシニア ハウジング「レジャー ワールド」LEISURE WORLD があります。
広々とした9ホールのゴルフ場、テニス、プール、クラブハウスなどなどがあって 542エーカーの敷地、現役バリバリのシニアから自活できるシニアまでが入居できるとか。海のすぐ横、自然に囲まれて楽しそうだと思いましたがハンスは全く関心を見せないどころか、話すのも嫌だという態度を見せていました。

フリーウェイの近くには、これ又、どーんと広い海軍武器基地 NAVY WEAPONS MILITARY BASE があって、塀の向こうに軍隊ならではの昔風のバラック BARRACKS( 軍人用の家)が立ち並ぶ緑の住宅地が広がっています。

何となく昔の映画の背景を見ているような、違う次元の世界に立ち入ったような気分になった、コロナ外出となりました。


シール ビーチの長い桟橋 (ネットから)


シニア ハウジング「レジャー ワールド」(ネットから)

アザラシくん(ネットから)

アザラシちゃん(ネットから)



可愛らしい博物館



砂が飛んできて風が凄い浜辺



市役所

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