SYDNEY # 4 MEETING HANS' COUSIN



 SYDNEY #4  MEETING HANS' COUSIN


６月９日（木）

ハイドパーク HYDE PARK を望む明るくて、気持ちの良いダイニング　ルームで毎朝　朝食を取ります。一般的な、ハム、ソーセージ、スモークサーモン、玉子はシェフがお好みのオムレツ、スクランブル、ポーチドなどにお料理してくれますし、中国風の麺、チャーハン、色々なアジアのお野菜、ヨーグルトに野菜ジュース、シーリアル、フルーツなどなどずらりと広がって、普通のホテルよりかなり　アジアン要素が多くて、これはワタクシにはとても嬉しいこと。

朝食の後、２２階にあるプールを見に行きました。外が寒いので、いくら温水と言っても何となく身震いが出て、ブルブルとしてしまいます。日光浴が出来るテラスに出ると高層ビルが見えて高所恐怖症が出て来たのですぐ中に入りました。

ステートシアター STATE THEATER に行って、劇場前のレッドカーペットで記念撮影。

ここで「ハイド　アンド　シーク」HIDE AND SEEK（２１）（隠れんぼ）と言うイタリーの１０歳ぐらいの少年刑務所を何十回も脱出する問題児の映画を観ました。

以前から楽しみにしていたハンスの従兄、ポール PAUL との再会は、ポールの健康状態が突然悪化して、寒い外のパテイオで、ほんの１５分か２０分ぐらいの悲しいものとなりました。ポールがコロナにかかってしまった可能性もあるのでマスクをして、ハッグなどとんでもないという距離を置いて、息をするのも苦しそうなポールの状態を見守るだけ。ポールもハンスも小さい時ドイツで家族ぐるみの交際をしていただけに、二人の見つめ合う眼差しは哀しみに満ちていてこちらまでもらい泣きしてしまいそうでした。

ポールはタムワース TAMWORTH というシドニーから電車で５時間余りの街に娘さんと住んでいて、かなり前から病気がちだったので今回が最後になるだろうと予想していたのですが、ここまで弱っているとは！

クリスティーン CHRISTINE と言う、非常に健康そうで、元警官、救急車のオペレーターの友人が一緒で、ポールのお世話をしていたのが、せめてもの慰めでした。

無事に帰宅したポールはすぐにコロナ検査を受けて、陰性だったと報告、とは言うものの、内臓と足に重大な疾患があるようで、何とか治ってほしいものです。

気落ちしたハンスを慰めるためにホテルから２０分ぐらいのところにあるアジアンのショッピング　センターに行ってオーストラリア産のウイスキーやらワインを買い、お寿司のテイクアウトを部屋で食べるというお気楽なデイナーとなりました。



健康状態が悪かったポール。



クリステイーン（左）と。





ステート　シアターで。ふたりとも普段着で何とも冴えませんが。

２２回のプールの外　日光浴用テラス。





2021  HIDE AND SEEK


「ハイド　アンド　シーク」を観たステート　シアター　記念撮影２．

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