SAN FRANCISCO AUG 2023　No. 1

August 22, 2023

SAN FRANCISCO AUGUST 2023 NO.1

８月３日（木）

サン　フランシスコ目指して車で出発は１１時頃。最初の難関はロスアンジェルスから２時間ぐらいのところにある人口湖のレイク　カシタス LAKE CASITAS の急な山の坂道、次は有名なグレーププバイン GRAPEVINE と呼ばれる山の中をうねうね上下し、最後に急降下するフリーウェイで、これがあるためにハンスがハンドルを握ります。高所恐怖症が悪化しているワタクシは高いところの道路を運転するのも恐ろしく、体がワナワナしてきてしまうのです。

「レイク　カシタス」の風景はいつも恐竜が現れそうなやけに静かで不気味な雰囲気があるのですが、レクリエーション施設があるそうでいつか行ってみたいと思っています。

セントラル　カリフォルニアはフラットな道が４時間ぐらい続くのでここはワタクシが運転。途中の休憩所「レスト　エリア」REST AREA と呼ばれます、で持ってきたミートボールを押し込んだサンドウイッチと甘いものを食べたのですがカンカン照りの太陽のもと、屋根のある場所で何とか食べました。

３年前に来た時はコロナ禍でサービスエリアがほとんど閉まっていたので非常に苦労したのを思い出します。

サンフランシスコは橋やら道路が交差していて運転が難しい街で、まず７ドルの有料道路のベイブリッジ BAY BRIDGE を通過しなくてはなりません。この橋が長くていつまで立っても走り続けている感じです。

街に入ると途端に狭い道がごちゃごちゃとひしめく古い設計の大都市に入ります。街の中心にある中華街の真ん中にある「ロイヤル　パシフィック　モーター　イン」ROYAL PACIFIC MOTOR INN というモーテルの５階の部屋に。中国のビジネスは何でも「ロイヤル」「ゴールデン」「インペリアル」「フェニックス」など豪華絢爛な言葉を使うほどに大した規模ではないという常識通りにこのモーテルもかなり古くて昔のアメリカーナをなぞったデザインですが、駐車が無料で安全という点で決めました。ホームレスがはびこり、たった２０分駐車していても窓ガラスを破って中の物を盗まれる場所ですから車で来た場合は出入りが楽で、安全が非常に大事なのです。高級ホテルですと、大きな駐車場に駐めなくてはならず、出入りが不便、おまけに部屋代の３０％ぐらいの駐車料金を取られます。

既にニューヨークから飛んできて隣の部屋にチェックインしたいた娘と合流して、少しおしゃべり、その間にハンスをしばし休ませてから近くのレストランで夕食を取りに出かけました。ホテルのフロントに聞いたベストのレストランの外には長い列が出来ていたのでその近くにある２番手の「グレート　イースターン」GREAT EASTERN （偉大な東部）と言う典型的「大げさな名前」の古めかしいレストランに。壁にかかっている絵や照明などからかつてはまさに「偉大な」レストランだったと伺えます。

オバマ元大統領もここで食べたようで従業員たちとの写真など飾られています。

まず青島ビール、シーフードのホットアンドサワー　スープ、タコと野菜の煮物、青野菜、ご飯、と疲れていたので消化の良いお料理を少なめに注文。

タコがどう見てもイカ　なので、ウェイターに告げると「絶対にこれはタコ」と言い張るのですぐに断念。美味しかったし、どうでも良いので。

夜の中華街は大混雑、観光客がわんさか歩いています。「ヴェスヴィオ」VESVIO （ナポリの火山の名前）というバーの看板が面白かったので、その下でパチリ。ここの路地には色々なバーがあるようで不思議な雰囲気があり、ハンスは又来ようと張り切っていました。

ドライブ疲れでしたが木賃宿で隣の部屋の音がよく聞こえてあまり良く眠れませんでした。

最初の夕食は「グレート　イースタン　レストラン」で。右のお皿がタコ・イカ？のお料理。

娘はハンスに見せるためにドイツレストランのシャツを着ています。

食べ物が届いたところ。

提灯で賑わう中華街

真剣に食べて飲んでます。

ちょっと雰囲気のある路地。「ヴェスヴィオ」というバーの看板の下で

緑色の制服のウェイター達

ビールにありつけてご機嫌のハンス

サンフランシスコの門、「ベイブリッジ」有料道路です。

バー「ヴェスヴィオ」

モテルの５階、寒そうな背景にベイ　ブリッジが見えます。

いつもお祭りをしているような中華街

ワタクシはダウンコート、ハンスは厚いジャケットにマフラーの寒さです。