DUSTIN  HOFFMAN




スクリーンのダステイン ホフマンは時として物静かなインテリの役などして
高邁な雰囲気を漂わせますが オフ スクリーンのホフマンは 何と言うのでしょうか 切りなくおしゃべりをする物識り博士なのです。


役作りはまず知識から とリサーチをとことんし その膨大な資料を共演者などにも押し付けて モーガン フリーマンなどは 脚本だけで充分 と送り返したりしたとか。そう言う訳で 何に対しても巨大な好奇心をぶつけ リサーチに関しては
専門家はだし。


そして会見では とうりいっぺんの質問など無視して 一人で その時の 社会事情とえんえんとおしゃべりするのです。この間は プロバスケットの台湾出身 ハーヴァード大卒のリン選手の事を興奮して話してましたし 映画の事を書くために 遮ろうとするとますます 意地を張ると言う 困ったスターなのです。


とびきり頭が良くて この役を選んだ理由は? 等と聞かれると 退屈でうんざりしてしまうタイプ。よくいますよね。おじさんとか趣味の多いい人とかに。


小柄で頭でっかちですが 実に敏捷な動きをするのは 毎日の様に続けている
テニスのせい。いつも真っ黒に日焼けして テニスコートではかなりの腕前とか。



の8月に75歳になりますが 全く衰えないのは 脳細胞と肉体の鍛錬のたまものでしょう。


初めて会ったのは 「レインマン」(88)でトム クルーズの兄貴役を演じた時。別にアカデミー賞をけなしている訳ではありませんが ハンデイキャップのある人間を演じると賞を取りやすい 例えば ダニエル デイ ルイスの「マイ
レフト フット」(89)とかトム ハンクスの「フォレスト ガンプ」(94)などなどたくさんの例があります。でも「レインマン」はちょっとしたスリルもあって クルーズも控えめで (ホフマンの共演者はおのずとそうなってしまう)
感動の名作です。


話題はその前の年に出た「イシュター」(87)と言う作品が全くヒットしなかたつことの分析 かつ 弁解でした。ハリウッドでも 巨大予算をかけて
見事にこけたワースト10に入る娯楽大作でしたが。


弁護士になっても しっかり成功する事間違いなしの言葉で相手に勝つ 雄弁にして詭弁の達人と言えます。


ま その後多くの映画でホフマンに会ってきましたが 4半世紀 全く変わらず
と言うか ますます 言論勝負に凝ってきたようです。


“ 毎日が再誕生であります。今日の僕は昨日の僕とは違います。日々に発生する
物事によって それを察知するかどうかはともかく 我々は微妙に 又は 極端に
順応し 対応して 変化するのですから ”


ホフマン博士の自論であります。









1992  HERO  「靴をなくした天使」Geena Davis, Andy Garcia, と。




2006 「新しい人生のはじめ方」















1991 HOOK  with Julia  Robers






Comments

Popular posts from this blog

IGGY POP

DEVON AOKI

ADAM LAMBERT